茶畑の二次活用を考える②‐0円でリースを作ってみた‐

前回「茶畑の二次活用を考える‐茶杓を作ってみる‐」を書いた時に「リースでもつくってみんとす」と言っていたのにアップしていないことに気づきました。。
このパターン多すぎ…

まだまだ畑初心者なので、行く度に不思議が多く、分からないことだらけです。

夏の間には非常に多かった虫たちが、少しずつ減っていき、冬には穏やかな風景になります。
ほとんど刈らない畑、手入れが出来ていない畑もあります。
筆者も相方も兼業のため手が回りません。。

そのため(そのおかげ?)本来畑にあるべきではないものたちがたくさんあります。
それを活用していきたいと考えている昨今です。

今回は適当にリースを作ってみました。



何を使ってリースを作ったの?


こちら、ほぼ放棄茶園と化している畑です。

手前側は一応(あまりに一応で酷い有様ですが)茶であることはお分かりいただけるかと思います。
上から少しずつ蔓を取っているところです。

その奥の茶色で覆われているところ。
こちら、すべて蔓なのです。(;^_^A

「天然覆い」とか言ってますが、本気でシャレにならないレベルの蔓…。

夏の間に1週間畑に行かないだけで(何度も言いますが兼業のため(言い訳))、覆いが出来ております。ははは。

蔓を取り払う

昨年(2019年)はどうにもならなかったため、そのまま覆いをかけたまま諦めましたが、蔓が枯れ始めた頃に取り払いに行きました。

根っこから全部抜ける場合もあるのですが、上部の蔓だけしか取れないところがあるため、また今年もこの戦いになりますね。。

マスクをしていても、蔓の粉塵のようなものが入ってしまい、鼻の中は真っ黒になり、目もゴロゴロ。
なかなか大変です。
自分たちで大変にしてしまっているのですがね…。
こちらの畑、無農薬でやっているためこうなってます。

蔓を取り払っている時に、蔓に程よい湿り気があり、ぐるぐるっと巻いてみるといい感じ。

太目で巻きやすい蔓を少しだけ選抜して、持って帰ってきました。



蔓を巻いてみる

もうただひたすらにぐるぐる巻いているだけ。
ですが、蔓が良い感じに柔らかく巻きやすい。
雑なのはご愛敬。性格がこうなんです。←

まずはざっくりな感じのリース土台作りをYouTubeで見て、土台を作ってみました。
出来上がりのレベルが違いすぎる…。
なんでこんなオシャレになるのか…。
センスください、<大きないちもつ>ばりにセンスが欲しいです。←

適当仕上げ

そのままだと土台だけで寂しかったため、家にあった100均の飾りをひとまずくっつけました。

ほらみて、このセンスのなさ。⤵⤵
あ、でもね、今回は0円でリースを作るっていう企画だからさ。ね。。

リースをお仕事で作っているすべての方に謝罪したいと思います…。申し訳ございません…。

結び





リース作り、以前から興味があったのですが必要なのは素材とセンスだということが良く分かりました。。

ですが、今年ももし蔓がどうにもならなくなったら(どうにもならなくならないようにしたいところ)リースを作ろうと思います。
その際は松ぼっくりとか、赤い実(名前分からず)とか色々畑の脇から探して作ります。

オシャレ、かつ0円!
主婦か…w

今回やたらゆるふわですが、真面目に書いている時もありますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。←

紅茶の選び方③~食べ物との関係(ペアリング)~

紅茶の選び方の3回目です。
▼参照記事:紅茶の選び方①-アールグレイなどのフレーバードティについて-
▼参照記事: 紅茶の選び方②~シングルオリジン?orブレンド?~

紅茶というと<withスイーツ>のイメージが強いのではないでしょうか。

恐らくアフタヌーンティセットなどの影響が強いように思います。

個人的ですが、台湾の高山烏龍茶や中国の鳳凰単欉など香りに特徴があるものは特にお茶だけで満足する部分が多いです。
食べても、ナッツとかドライフルーツとか。

そもそも、紅茶に合うスイーツを頭に浮かべた時、こってり濃厚系(?)が多いですよね。

紅茶とスイーツの甘い関係についてまとめていきたいと思います。



ペアリングってなに?


お は る んさんによる写真ACからの写真

ペアリングってそもそもなんでしょうね。

ペアリング=Pairing
「食べ物」と「飲み物」を合わせること。
調べてみると、「動物をつがいにさせること」とか色々出てきますが。。

というくらいの認識で良いのではないでしょうか。
他にも<マリアージュ>という言葉も同様に使われていますね。
細かく言えば違うのかも知れませんが、今回はそこまで調べません。

赤ワインは肉で白ワインは魚、というようなペアリングは多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。

紅茶にも同様にペアリング(マリアージュ)があります。
例えば、

■ダージリンファーストフラッシュ×大福
■アッサムCTCのミルクティ×ショートケーキ
■キャンディとフルーツゼリー

などなど。

食べ物を美味しくする、紅茶を楽しむ、一つの手段としてペアリングを行います。

ペアリングはどうやって行えばいい?


特にルールなどはありません。
って書くと、もう終わっちゃうのですが、本当にこれは真実。

筆者の経験から言えるのは「常に想像する」ということくらいでしょうか。

今でも常に行っているのですが、どのお茶を飲んでいる時も「何の食べ物に合うだろう」と考えることにしています。

逆も然り。

食べ物やスイーツを食べた時に、「どのお茶が合うだろう」と考えています。

そして、お茶を淹れられる環境であればすぐに淹れます。

実際に合わせてみると、「合う!!!」という時もあれば「いいと思ったけど合わないなぁ」とか様々あります。

あとは人の感想を聞きます。

お茶好きな方で一緒に食事をする機会があれば、「あなたならどのお茶を合わせますか?」と尋ねることにしています。

お茶会など多くの人が集まるところならもっといいですね。
意見が多く聞けます。

恐らくお茶好きな方は息をするように(?!)ペアリングを行っていると思います。



もう少し分かりやすくペアリングを行うには?

上記の内容だと、やはり経験に基づくものになるかと思います。
多くのお茶と多くのスイーツを食べている人の方が圧倒的に有利です。

紅茶初心者の方がまずペアリングをするにはどうしたらよいでしょうか。

1、本を開いてみましょう



紅茶の本には必ずと言っていいほどペアリングについて書かれています。
こちらは写真付きで数ページに渡ってペアリングについてまとめられています。
ウバにはチョコレートケーキ、シナモンロールなどなど。なるほど。

紅茶の本を数冊買って、全部のペアリングをしてみたらかなり勉強になりますね。

2、紅茶専門店に足を運びましょう

紅茶のプロが合わせるスイーツとのペアリングを実際に試すのが、もしかしたら一番早いかも知れません。

丁寧に一覧表にしている店などもありますので、実際にすべてのメニューを制覇しなくても勉強になるかと思います。

全国にあるのは「アフタヌーンティ・ティールーム」でしょうか。

挙げればきりがないので、まずはお近くの紅茶専門店を検索してみましょう。

結び





筆者の経験から言えば、やはり経験値をためるのが一番早いです。
ただ、それはなかなか時間とお金がかかるというのが現状…。

食事の時もお茶を淹れるのですが、料理に合わせるのもとても楽しいです。

先日チョコレートについていろいろと書きましたが、チョコレートのカカオ分に合わせて紅茶を変えるのもこれまた面白い。
▼参照記事: 茶とチョコレートの素敵な関係!バレンタインデーには茶とチョコを!

お菓子とお茶のレビューを書いている人も多いですしね。
Twitterを検索すれば多くの方がペアリングについて書いてくれています。

興味があれば色々と調べてみてください。
そして、ご自身で少しでも試してみてください。

常に想像しながら食べたり飲んだりする時間は心に潤いをもたらしますし、副産物で痩せるかも?笑

楽しみながら少しずつ経験を増やしていきましょう。(^^)/

茶道具について②‐お勧めの道具「温度計」‐

ずいぶん前に茶道具のはかりがお勧めであるという記事を書きました。
▼参照記事:茶道具について①-お勧めの道具「はかり」-

最近、お茶会にちょこちょこと参加させていただいている関係で、お茶初心者の方とお会いする機会も増えました。

もはやお茶と出会って20年ほど経つため、その頃一体何を思って、何を考えてお茶を淹れるという行為をしていたのかとぼんやり考えていました。

当時SNSもほとんどまだなかった頃でしたので、紅茶専門店に足を運び、「これがこの紅茶の味なのか」と頭に叩き込み、その紅茶を買って帰っては淹れる日々。(筆者は紅茶がスタートでした)
今は便利だなぁ。YouTubeでも淹れ方とか見られるし。

そんな日々を思い出しながら、「徐々に買い揃えていった道具ってなんだったろうか」と。

はかりの重要性について①で書きまして、次は温度計です。



湯の温度を測ることは重要?


どのお茶でも淹れるにあたり非常に大切なことがいくつかあります。
その中でも以下三点は必ず押さえておいた方が良いポイントです。

1、湯の量
2、茶葉の量
3、温度

少し細かく見てみましょう。

1、湯の量

茶葉の量に対するお湯の量はとても大事です。
お湯の量が多すぎたら味が薄くなりますし、少なかったら濃くなります。
特にこれに注意すべきなのは「紅茶」ではないかと思います。
多くの紅茶はティーポットで1回で抽出します。
5g300㏄で5分抽出、というように。

そのため、湯が少なく、味が濃い場合は湯を足せばよいのですが、薄かった時は調整が出来ません。
5分から10分まで抽出時間を延ばすことで対応できる場合もありますが、薄すぎる場合はもう…。涙
追い茶葉をすることもありますが、それなら潔く淹れ直した方が良いかと。。

ちなみに、台湾茶、中国茶は淹れ慣れると二煎、三煎と味を重ねたりできるので楽です。
一煎目が薄かったら、二煎目は長めに抽出する等の調整が可能です。


蓋碗(がいわん)という磁器の器で淹れているところを見たことがある方も多いと思います。
※茶壺というものもあります。

一煎目を捨ててから淹れる場合もありますし、茶葉の形状などによって淹れ方を変える必要はあるのですが蓋碗の使い方としては分かりやすいかと思います。
作法も色々あります。

2、茶葉の量

こちらは1とほぼ同じ内容になってしまいますが、「湯の量」に対する「茶葉の量」が非常に大切です。
そのため、茶道具について①ではかりの重要性について書いています。

はかりで茶葉の量、お湯の量を量ることにより、美味しく抽出できる確率がぐんと上がります。

正直、茶の初心者の方は最初これだけでも十分なくらいです。

3、湯の温度

湯の温度はこれまた非常に大事です。
今回のポイントはこちら!

1で「湯の量」が一番大事なのは紅茶、と書きましたが、「湯の温度」が大事なのが「緑茶」、続いて「台湾茶、中国茶」になるかと思います。

紅茶の場合は基本的に「沸騰した湯」を使用します。

対して緑茶ー特に柔らかい新芽を使った緑茶ーは湯温を下げることが必要になります。
例えば玉露だったら60℃~70℃、上質な一番茶は70℃~80℃程度など
茶葉によって異なります。←これ!!!ここ重要!!!

「茶葉によって(湯の温度が)異なります」というのが茶の難しいところであり、何より非常に面白いところです。
緑茶の淹れ方については簡単にこちらでご紹介しているので、是非参照してください。

というわけで、安定してお茶を淹れたいなら湯の温度を測りましょう。





よくお茶淹れのプロの方が「(お湯を入れた器に触りながら)これくらいが70℃です」とか言います。
確かにプロの方ですから、今までの経験からおおよその温度は分かるのでしょう。

ですが、

「そんなのわかるかーい!(# ゚Д゚)」

と思ったことが筆者にはたくさんありました。

実際、容器も違えば触った時の温度も違います。
筆者も一応店をやっていましたので、やかんの表面状態でおおよその温度は分かりますがやかんの質、ガスなのかIHなのかによってもかなり違いがありました。
(あと気圧とか。結構マニアックにやってるんですよ、実は。)

だからこそ、湯温を計りましょう!

温度計って買ったことありますか?
案外、温度計を持っていない方って多いと思います。


小学校で使った以来でしたが、20年前の筆者はまずこちらを購入しました。
紅茶のためのお湯の温度を測りたかったので、200℃まで測れるものにしました。
それでもネットで300円程度とは驚きです。
当時、どこで買ったのかももはや覚えていませんが、ホームセンターを探し回った記憶が…。

現在も持っていますが、今はほとんど使わなくなりました。
というのも温度を測るまで結構長い時間がかかるのと、割れた時に怖いということからデジタルに変えました。


今はこちらが主かも知れません。
温度を計測する時間は棒状温度計より早く、正確です。
ただ、ヤカンに立てておけないというデメリットがあります。(手でずっと持っている必要があります)

筆者はこれを長年使っていて慣れており、壊れないのでまだしばらく使う予定ですが、他のものも調べていましたらいいものを見つけました。


防水ですし、キャップで持ち手を延長することが出来るというところがかなり良いです。

急須内の湯の温度を測る程度ですと全く問題ないのですが、ヤカンや湯沸かしの温度を測りたい場合はヤカンの上空が非常に熱いので、持ち手を延長できるのはありがたいのです。
筆者はいつもトングで持ってました。そんで時々落としたりしてました。笑

もし今のデジタル温度計が壊れたら、こちらを購入しようと思います。

また、さらにお勧めなものがあります。
ケーキやパンを作る人にはお馴染みかと思いますが、こちらを一つ持っていると良いかと思います。


こういった放射温度計はあると非常に便利です。
熱くもないので、デジタル温度計よりも楽かと思います。
放射温度計の場合は製茶の時にも使用できるので重宝しています。

筆者はこちらの三つを用途に合わせて使っている感じでしょうか。
外でお茶を淹れる場合はデジタル温度計と短い棒状温度計を持っていきます。

結び

慣れてしまうと、本当に温度計はあまり使いません。
家で温度計で毎回お湯の温度を測っていたのはお茶の世界に入って最初の1年くらいだったかと思います。

ただ、外で初見の茶を淹れなければいけない時、イベント等で湯の温度が分かりづらい時(ポットで湯が配布されることもあるため)には温度計は必ず持って行っています。

自身の安心のためでもあります。
茶のレッスンや教室でも必ず持っていきますね。

お茶と長く付き合っていくと、自分の体調や相手の好みによってお茶を淹れられるようになるものです。

ですが、最初から上手に淹れるとか美味しく淹れるとかは考えなくてよいと思います。

どの分野でもそうですが、まずは「真似る」。
とにかく、本通り、袋の後ろにある通り、専門店のスタッフが言う通り、何度か淹れてみることから始めましょう。

いずれ肩の力を入れずに、ゆったりと自然にお茶を淹れられるようになります。(嫌でもw)

「習うより慣れろ」

ですね。

最初は基本的にじっくりとお茶と向き合ってみることをしておくと、その後の成長はとても早くなると思います。(量を計る、温度を測るというように軸を固めておく感じでしょうか)

そして、経験値が上がれば上がるほどお茶が楽しくなっていきますよ。(^^)/



紅茶の選び方②~シングルオリジン?orブレンド?~

紅茶の選び方①を書いてからずいぶん経っていることにはっと気づいて、②を書くことにしました。
記事を書いていて以前の記事にリンクを貼り付ける時に「今度書きます」のコメント多すぎて驚愕しております。。

紅茶の選び方①でご紹介したのはアールグレイなどに代表される<フレーバードティ>でした。
▼参照記事:紅茶の選び方①-アールグレイなどのフレーバードティについて-

今回は香り付けされていない紅茶の選び方をご紹介したいと思います。



そもそも「紅茶」って?

製法やら細かいことは今後書いていきたいと思っていますが、ISO(国際標準化機構)による紅茶の定義の冒頭は、

「3   Terms and definitions
For the purposes of this document, the following terms and definitions apply.
3.1
black tea
tea derived solely and exclusively, and produced by acceptable processes, notably withering, leaf maceration, aeration and drying, from the tender shoots of varieties of the species Camellia sinensis (L.) O. Kuntze, known to be suitable for making tea for consumption as a beverage」

となっています。
▼参照記事:南九州市知覧の茶商が初めてのFSSC22000取得。日本茶はますます海外へ。

ISOで定めた紅茶の定義が世界の標準となります。
このISOに基づいた中国国内の茶の定義については合同会社ティーメディアコーポレーションがセミナー等を行っており、非常に明確です。
日本での紅茶の定義について調べたのですが、JASでもヒットせず、日本紅茶協会でもヒットせず、筆者には分かりかねます…。誰か教えてください…。

筆者が認識している限り、紅茶は[萎凋⇒揉捻⇒(酸化)発酵⇒乾燥]という工程で作られたものが「紅茶」とされていますが、その「紅茶」の中でも様々な種類があります。

そのため、「好きな紅茶はなんですか?」と聞かれたときに非常に様々な回答が返ってきますし、ペットボトルの紅茶飲料も含めてしまうと非常に種類が多く複雑です。

そこで香りで認識しやすいフレーバードティの「アールグレイ」が「好きな紅茶はなんですか?」の回答の一番に挙げられるのだろうと思います。
おおよそ次は「ダージリン」「アッサム」と続き、他には「○○メーカーの<△△>」という回答が多いです。



まずは「紅茶」について整理する


筆者が紅茶のセミナーや教室でまずお伝えすることがあります。

①紅茶は農作物のため、全く同じ(ロットの)紅茶はない

②味を一定に保つためにブレンドを行う
③紅茶に香り付け(着香)をしているのがフレーバードティだ

①紅茶は農作物であるということを念頭に置きましょう

紅茶、中国茶台湾茶、緑茶がすべてチャノキ(学名:カメリアシネンシス)というツバキ科の常緑樹から作られているということはご存知の方が多いと思います。

例えばトマトを買った場合のことを考えてみてください。

「今年のトマトは甘いね」
「去年は価格がすごく高かったけど、今年は安いね」

というようなことが起こりますよね。
天候によって左右されるのが農作物です。
そして、収量により価格が左右されます。

農作物である紅茶も同じです。
どうしても天候の影響を受けて、収量が変化してしまいます。
また、天候は如実に味に影響を及ぼします。

例えば今年のとある茶園の紅茶の味があまり良くなかったという場合、輸入をされる方(バイヤー)は他の茶園の紅茶を当たるかもしれません。

それでもいつも注文しているところの紅茶を手に入れたければ、仕入れ価格が上がってもその中でクオリティの高いロットを仕入れるかも知れません。

そうなると、毎年同じ価格で販売するというのはどう考えても難しいですよね?
そもそも、毎年同じものなんて存在しませんよね?

こちらがシングルオリジンと言われる紅茶になります。
ロットそれぞれが唯一無二のものであり、生産茶園、製造日などがはっきりしているものであるからです。

②でも、いつも同じ味の紅茶もあるよね?

そう、あるんです。
通年通して同じ味の紅茶。

大手のメーカーの例えばリプトンの「イエローラベル」。
他にもフォートナムメイソンの「イングリッシュブレックファースト」やフォションの「モーニング」というような昔からずっとある有名な紅茶もそうです。

それはなぜか。

各メーカーには「ティーブレンダー」という職業の方がいらっしゃいます。

リプトンの「イエローラベル」の味をいつも同じ味、いつも同じ価格で提供するために「ティーブレンダー」はブレンドを行います。

でも先ほど書きましたが、茶は農作物です。
いくら技術がある農園で毎年全く同じ製法でも100%同じものはできません。
そして、天候にどうしても左右されます。

そこで「ティーブレンダー」の登場。

世界中から集めたサンプルをテイスティングし、その中から(例えば)「イエローラベル」を作り出すためのブレンドを行います。

筆者にはティーブレンダーの知り合いもいなければ、やったことも見たこともありませんので、正確なところはお伝え出来かねますが、価格なども絡んでくるでしょうから相当に大変な作業だと想像できます。

世界中の人たちがいつ飲んでも同じ紅茶を作り出すティーブレンダーはまるでマジシャンのようです。
そのために、毎日同じ生活をし、同じものを食べ、自分の味覚がぶれないように大変なご苦労をされているという話を聞いたことがあります。すごいですよね…!

③さらに、「シングルオリジンの紅茶に着香しているもの」と「ティーブレンダーがブレンドした紅茶に香り付けしているもの」がある

シングルオリジンの紅茶に香りをつけている紅茶もあります。


非常に分かりやすいので、あえて国産のアールグレイを引用させていただきました。
屋久島の屋久島大崎農場(有機JAS認定農場)で6月に作られた屋久島在来紅茶にベルガモットの香りをつけたものとなっています。
これは「シングルオリジン」の「フレーバードティ」ということになります。ワカリヤスイ。


そしてこちらは「ティーブレンダーがブレンドした紅茶」にベルガモットの香りをつけた紅茶です。
「トワイニング」というメーカーで、専門のティーブレンダーさんが年間通して同じ「トワイニングのアールグレイ」を作っているものになります。
とはいえ、詳細はわかりませんのでもしかしたらシングルオリジンで着香しているかも知れません。おそらくないとは思いますが…。

さて、その中であなたが興味を持ったのはどういう紅茶?

■唯一無二のシングルオリジン紅茶?

■いつも同じ味で安心するブレンドティ?

■それともフレーバードティ?

この三択くらいまでまとめておけば、ご自身が飲みたい紅茶がどの方向のものなのかがなんとなく想像できるのではないでしょうか?

とはいえ、これだけでは味の想像も何もかもわからないと思います…。
この後細分化して紅茶の産地などをまとめていきたいと思っています。
きっと、多分、気力があれば…。

頭になんとなくの分類を整理した上で、あとは気になった紅茶をただひたすらに飲んでいくのが良いのではないかと思います。

今Twitterなどでよく見かける、「持ち寄り茶会」というようなものは、お茶好きな先輩たちがお茶をたくさん飲ませてくださることが多いです。

筆者もお茶に興味を持ち始めた頃、持ち寄り茶会でとにかくたくさんの種類のお茶を飲んで、「これが美味しい」「これは渋い」とおしゃべりしていました。
そしてその時の楽しさは忘れられません。

是非足を運んでみてください。
お茶好きな人たちと知らないお茶にたくさん出会えるはずです。
様々な場所で行われていますので、行きやすい場所で行われているお茶会を探してみてくださいね。

とにかく、飲む!
気になったものはひとまず購入して飲む!
お茶会に参加する!
イベントに参加する!
▼参照記事:日本でも紅茶が作られている?-和紅茶の歴史やイベントなどについて-
▼参照記事: お茶のイベント【2018年8月25日26日北の茶縁日和~ぶらり喫茶小道~】
▼参照記事:3年に一度の茶の祭典!「世界お茶まつり2019」に行ってきました。<概要編>

それがお茶を知る一番の早道です!(^^)/



茶とも関係のあるチョコレートのBean to Bar、サステナビリティについて

安心してください、お茶のブログですよ。
バレンタインデーが直前のため、少しだけチョコレートに浮気中です。(とはいえ、一緒にお茶も飲んでます)

お茶に関連するものについても書きたいのです。
お茶が好きすぎて、少しでも関わっているものはすべて知っておきたいんです。
対象が人間だったら、おそらくストーカー…

チョコレートについての記事、よろしければ以下も参照にしてください。
▼参照記事:茶とチョコレートの素敵な関係!バレンタインデーには茶とチョコを!
▼参照記事:人々を魅了するチョコレートの歴史や製法について

今回はチョコレートのBean to Bar、サステナビリティ等についてまとめてみたいと思います。



先日行ったチョコレートの催事の際の出来事

先日ふらりと立ち寄ったバレンタインデーに伴うチョコレートの催事。
様々なチョコレートをあれやこれやと試食させていただき、いくつか購入しました。

その中で非常に興味深いと思ったのが明治チョコレートの展示でした。
GINZA Sweets Collection 2020
残念ながら2/6(木)まででした…。

▼VR(バーチャルリアリティ)で体験できるカカオ農園ツアー!

時間がなく、残念ながら体験できなかったのですが非常に興味深い試みだと思いました。(毎年やっていたらすみません、存じ上げませんでした)

▼チョコレートの製造工程が見られる!

こちらで筆者は興奮しました。



ブースの女性が「ここまでは現地で行う工程になります。」と説明くださいました。

「ここからは輸入した国でそれぞれ行われる工程です。」

カカオマスが出来たところで、カカオ100%のチョコレートを舐めさせてもらいました。

「おう、にがいー」( ;∀;)
という感想です。←超貧困

「苦いですよね。これがカカオ100%なんです。
ここにミルクや砂糖、ココアバターを足して作っているのがこちらになります。」

はい、よく購入しております。
御用達です。

今の工程を見た後に改めて試食。
カカオが70%と同じですが、カカオ豆の産地やブレンドが違うため風味が全く違います。

オレンジの方は本当に説明通り、柑橘系のフルーツを思わせるフルーティさと仄かな酸味。
青の方はコクがあって、重みのある風味。


これは食べ比べる価値があります。
チョコレートに詳しくなくても、明らかに味わいに違いがあって面白い。

そして、何より美味しいんですよ…。溜息。

前に個人的に食べ比べを行ったことがあったのですが、その時も明らかな違いに驚き、そして今まで以上にチョコレートというものに興味が湧いたのを覚えています。

そして、100円の板チョコだと一枚ペロリと食べてしまうのですが、こちらはひとかけらを口に入れてゆっくり溶かすだけで満たされるのです!
カカオ分が多いからなのでしょうか、よくわかりませんがとにかく満たされます。

これこそ、バレンタインデーに差し上げてもいいのではないかと思われるくらいにはクオリティが高く、そして価格が安い!ありがたい!!!
特に理系男子に受けそうな気がします。食べ比べ実験とか好きでしょ?笑

他のお店のチョコレートもどれもこれも美味しくて、諭吉が飛んでいきました。
毎年のことです、ええ、まぁ。

チョコレート万歳!!!←



Bean to Barという考え方

Bean to Barとは、「カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うこと(行っている専門店)」だそうで、2000年代後半からアメリカで主流になりました。

先ほどご紹介した明治はまさに「Bean to Bar」となります。
大手企業もそうですが、個人店も数年前から話題になっていました。

お菓子作りをしている方から数年前に教えていただいたのが、

瀬戸内のUSHIO CHOCOLATL(ウシオショコラトル)

札幌のSaturdays Chocolate(サタデイズ チョコレート)

でした。

ですが当時あまり知識がなく、少しざらざらとした触感のある板チョコを食べて、フームと唸って終わってしまった気がします…。もったいない…。

また、かなり前ですが新千歳空港3Fにあるロイズチョコレートワールドは無料でチョコレート工場などを見ることが出来て友人と興奮した覚えがあります。
時間つぶしにも丁度良く、おまけにロイズのチョコを爆買いするっていうね…。

今改めて調べてみると日本国中にBean to Barがたくさんありました。

▼例1)Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル-ビーントゥバーチョコレート)

▼例2)ダンデライオン・チョコレート

ダンデライオン・チョコレートは本も出しています。
こちらは近く購入して読みます。

チョコレートを実際自分たちで作ったり、チョコレート工場を見学出来たりするようで、筆者も今度確実に行きます!←宣言

前回のブログに書いた通りカカオ豆を取り寄せてチョコレートを作ってみようと思っていたのですが、こういうワークショップに参加するのが間違いないので良いですね。ジブンデヤッタラゼッタイシッパイスルジシンガアル…。

サステナビリティ(CSR)なカカオ豆


もちもちもちもちさんによる写真ACからの写真

現在のカカオも珈琲も砂糖も茶も、環境的、社会的、経済的な面から考えて、今後永遠に継続可能なものでしょうか。

先日の記事でも少し触れて細かくは記載しておりませんが、カカオも砂糖も珈琲も茶も、環境のことも考えず、人権を無視した奴隷制度により王侯貴族たちの欲を満たすためだけの利権争いの中で成長を遂げていったものと言えます。

プランテーションの拡大により絶滅した植物や動物。
土地を奪われて滅びた先住民族。
人として扱われずに亡くなっていった奴隷と呼ばれた多くの人たち。
焼き畑、大量な農薬散布。

ようやく(21世紀後半くらいから?)サステナビリティ(持続可能な)という言葉が叫ばれるようになり、農園の存在や現状を明らかにした上で販売していく方法が主流になりつつあるように感じます。

筆者はあいにくお茶の分野しかまだまだ勉強できておりませんが(お茶の分野ですら怪しい…)、珈琲は特に早くそういった販売方法に着手し、今後は顧客が商品を購入すると摘んだ日や作った日、ロットナンバーなどが分かるようにシステム化していくと言われています。
▼参照記事:茶の情報をネットで確認できる時代に?インド紅茶局のトレーサビリティ(茶情報追跡)に関する試み

茶の世界でも間違いなくその方向に向かっています。

シングルオリジンティと言われて久しくなりましたが、「とある茶園」の「いつ摘採されて、製茶された」、「ロットNOがいくつ」の紅茶というような販売方法が現在主流です。

それとは別に「ブレンド」や「合組」という販売方法もあるのですがその辺りはまた改めてまとめたいと思っています。
▼参照記事: 紅茶の選び方①-フレーバードティについて-

サステナブル(持続可能)でトレーサブル(追跡が可能)な産地のものを選ぶということが消費者にも求められています。

安ければよい、食べられれば飲めれば良い、ではなく自身で安心安全なものを選ぶという目を養うことが必要になってきています。

ありがたいことに世界中の情報が間違いなく入ってくる世の中になりました。

しかし未だに科学的根拠に基づかない、まるで絵空事のような健康法等が出回っていることもあります。

少し前なら「白砂糖は漂白しているから白くて体に悪い」とか、今なら話題の新型コロナウィルスに「○○茶が効果的」というようなものです。

もしかしたら、きちんと消費者に品質や産地などを明確にしないで販売する方法が主流だったために起こった弊害なのかも知れません。
販売側にも問題があったのかも知れませんね。

でも、今はもう違います。
そして今後はより「正しく作られたもの」が「正しいルートで流通」され「適正価格」で販売されるようになります。

正しいものを見極める力、自身も磨いていこうと思います。
自分で調べる、学ぶ。大事。



結び

たまに真面目なことを書く(?)のですが、筆者自身も日々勉強中で備忘録的にこれらの記事を書いています。
書いたことすら忘れて同じ内容の記事を発見した時に衝撃ったら…←あほ

よって、間違いがあれば訂正しますのでおかしいところは根拠とともにお教えいただければ幸いです。

茶のブログなもので、大好物のチョコレートから必死に茶に繋いだ感が否めませんが、いや、間違いなく農作物という部分での共通点があります。

珈琲や砂糖の歴史や現状についてもまとめていきたい、いくつもり、いつか…。