お気に入りの茶器について②ー韓国茶器ー





涼しくなり、ますますお茶飲みが進みます。

筆者は何をしていてもお茶を飲んでいるため、部屋のあちこちに湯沸かしやら茶器セットが置いてあります。

お茶を淹れるのが手間な時は水出し茶をグラスやボトルに入れていつでもどこでも飲んでいます。
常に潤していないと枯れてしまいそうになります。(笑)

前回のタイ、ベンジャロン焼に続き、今回は韓国の茶器をご紹介です。

そういえば韓国は何を飲んでいる?

残念ながら、近いのに韓国には行ったことがない筆者。

正直、韓国と言えば「コーン茶」「柚子茶」くらいしか思いつきません。。
焼肉屋のイメージ

その上、韓国の知人もいないためリサーチも出来ず…。

調べて見ると韓国のカフェメニューなどでは普通に珈琲、カフェラテ、オミジャ茶、柚茶、等様々なものが並んでいました。

また、韓国には日本の茶道と似たものがあるそうです。

チマチョゴリを着て、茶を点てる姿が素敵です。
立膝なのでしょうか…。気になります。

韓国でも一部茶を作っているようで、動画を見る限りですと煎茶道に近いですね。
韓国製の釜炒り茶を飲んでいるとのこと。

他にも色々調べてみたのですが、現代の韓国で日常的に飲まれているのはやはり日本で言うところの茶外茶に当たるものが多いようです。
▼参照記事:【追記あり】マテ茶って飲んだことある?どんな味?体に良いって本当?
▼参照記事:ハニーブッシュティとは?ノンカフェイン?ルイボスティより飲みやすい?

オミジャ茶(チョウセンゴミシ)、ユルム茶(ハト麦)、テチュ茶(ナツメ)。ユジャ茶(柚子)などなど。

その中でも筆者はやはり一番好きなのはユジャ茶(柚子茶)ですね。


柚が元々好きだというのもありますが、昔バイトしていた焼き肉屋のメニューでこれを使っていて美味しかったので家でも常備するようになりました。

様々なメーカーのものが食品売り場に置いてありますので飲んだことがない方には是非おススメします。
筆者は寒い時にお湯割りにしたり、紅茶割りにしたり、夏はソーダ割で飲んでいます。

ビタミンCもたっぷり摂取できるので大好物です。
(パンに付けても美味しい!)

韓国の茶器はどんなもの?

ユジャ(柚子)茶もそうですが、他のお茶も粉末になっていて甘味がついて溶かすだけ、とかティーバッグになっているものを煮込んで飲む、等が多いようです。

恐らく一般的にはマグカップのようなものを使用しているのではないかと。

実は少し前に韓国茶器をいただきまして、それから韓国の茶について色々と調べているのですが、結局のところトップ画像にある茶器が具体的にどうやって使うために生まれたのかは調査不足で…。

ただ、伝統的な茶器であるということですので、韓国のお土産屋などでも販売されており、実やナッツなどを浮かべて飲む時にカフェでも使用されているそうです。


中は茶漉しがあるので茶葉やドライフルーツやナッツを入れて、お湯を注ぎ蓋をして蒸らすことが出来ます。

これ、実は「簡単にお茶を飲めるグッズ①ー茶漉し付きマグー」と同じ要領なんですよね。
蓋は蒸らし効果もあるし、茶漉しの液だれを防いでくれます。

韓国茶器の使い方


陶器の茶漉しなので、プラスチックやアルミなどに比べると味の変質もないように感じられるのではないかと思います。
気になる方は非常に気になるそうですので…。





今回は国産紅茶を入れて、湯を注ぎ、3分ほど抽出しました。

こうしていただくことが出来ます。

とても厚手の陶器ですので、熱くないのが良いです。
これからの時期、こちらが手元に一つあればかなり楽にお茶が飲めます。

欠点としては少々重いところでしょうか。
厚手なので、重量がありますね。

熱湯を使うほうじ茶にはピッタリです。
ホッコリ、という言葉通り!

煎を重ねることが出来る烏龍茶等でも案外良い感じに使えるので重宝しています。

気のせいかも知れませんが、なんだか温もりのあるお茶になるんですよね~。

結び

世界中を飛び回っているような方は世界の様々な茶文化に触れられることができてうらやましく思います。

また、茶器からその国の文化を色々考えたり想像したりすることが案外面白く、今までそれほど興味のなかった異国の茶文化についても本を読んだり調べたりしてみたいと思っています。

まずはこの辺りを読んでみましょうか。


中国経由の茶は韓国でも植えられたり作られたりしていたでしょうし、実際のその記録は残っているようです。

ですが、あまり茶が飲まれなかったのには何か理由があるのでしょうね。

仏教から儒教になったから…?

気になることが増えてしまいました。。

これからも色々と自分なりに調べて学んでいきたいと思います。
茶に興味を持つと、他のことも様々気になってきて常に学びです。

一生楽しめるので幸せです。^^



茶畑の二次活用を考える③ー茶の花で遊ぶー





かなり涼しくなってきましたが、まだうちの 茶畑ではセミが鳴いていました。
夏に乗り遅れてしまった悲哀を感じます。

さて、筆者は春、夏、秋と茶の芽を摘んでは釜炒り茶、紅茶、烏龍茶等を作っています。

そして、そろそろ来年に備えて冬支度を始めるところです。

そんな最中も少しずつ茶葉を摘み取ってはお茶を作ったり、今真っ盛りの茶花を摘んで遊んでいます。

茶畑二次活用第3弾です。
▼第1弾:茶畑の二次活用を考える‐茶杓を作ってみる‐
▼第2弾:茶畑の二次活用を考える②‐0円でリースを作ってみた‐

茶花を混ぜて作るバタバタ茶をご存知ですか?

日本には「ブクブク茶」「ボテボテ茶」「バタバタ茶」のように「振り茶」と呼ばれるその土地独特のお茶があります。

番茶を使用したり、黒茶を使用したり、泡立てて漬物などを入れて食べたりするものもあります。

バタバタ茶は富山県の朝日町に伝わる伝統的なお茶です。

今はバタバタ茶のセットが朝日町のふるさと納税の返礼品として入っています。

茶筅が抹茶のものとは少し異なり、二本の細長い形のものが二つ繋げられています。

お茶は普洱茶と似た後発酵茶(黒茶)を茶碗に入れて、茶筅でかき混ぜます。
かき混ぜる時に慌ただしく茶筅を動かす動作から「バタバタ茶」と名付けられたとのこと。

後発酵茶(黒茶)と陰干しした茶花を煮出して、茶碗に入れ、バタバタとかき混ぜて泡立てます。

茶花を入れずに塩を入れたり、場所によって若干の違いはあるようです。

バタバタ茶を作るのは上述のセットを購入したいところですので、またの機会に。

茶花を活用してみたい

茶好きな人間からすると、この時期に咲く茶花はとても愛おしいものなのです。


ほら、かわいい。
なんて可憐なんでしょう。
そして儚げ…。

胸がときめきますよね。←強要

なんとか活用できないかと前々から思っていました。

昨年、特に使うあてもなく茶花を摘んできては乾燥させて、袋に入れて保存をしていました。

時折お茶に浮かべたりして。

かなり前には花を摘んできて押し花を作ったこともあります。

活用方法についてはこれからもっと考えていきたいと思っていますが、今回は保存用茶花の作り方をご紹介します。



茶花を保存する

いろいろと試してみたのですが、筆者はこれで作っています、という方法をご紹介します。

もしもっと色良く保存できる方法などがあれば是非お教えください。

【作り方】

1、摘んだ花をレンジでチンする
2、乾燥する

以上です。

【手順】

1、摘んだ花をクッキングペーパーの上に広げる

2、電子レンジに入れて、様子を見ながら加熱


量にもよると思いますが、こちらは600wで4分ほど加熱しています。
※電子レンジでも違うのでここはご自身で調節してください。
酸化酵素が花にもあるのかわからないのですが、殺青してしまった方が色落ちがないのではないかと思ってこの方法にしています。

3、乾燥


レンジから出したものを焙煎機で乾燥させています。

焙煎機は通常持っていないかと思いますので、ご家庭でやるのであればそのままレンジで乾燥させるか、フードドライヤーでも可能だと思います。


ドライフルーツも作れるので、もしかしたらこういったフードドライヤーで乾燥させるだけで出来るのかも知れません…。(筆者持ってない…)

4、完成!


自分のところで作った紅茶に浮かべる茶花。

ばえるー(もう古い?)

1年保存していたものも、特別悪くはなっていませんでしたので大量に作っても良いのかも知れません。

結び

専業茶農家はこの時期も忙しく、なかなかこんな遊びは出来ないのではないかと…。

筆者のように兼業で、お茶での利益がない(悲しい…)からこその遊びです。

ちなみに、茶花だけを抽出して飲んでみましたが特別美味しくはないです。。
一応試してはみた…

長い歴史で茶花の活用があまりなされていない(ように見える)のは、効能も味もあまり…というところだったのかも知れないと思わずにはいられません。

とはいえ、茶を愛する人間にとってはたまらないものですので、今後も活用法を考えていきたいと思います。

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お気に入りの茶器について①ータイ ベンジャロン焼ー





少し涼しくなって、温かいお茶を飲みたくなる日が増えました。

とはいえ、日中はまだ圧倒的にマイボトルに入れた水出し等が多いです。

朝夜のお茶は自然と温かいものを飲むようになり、体が寒い冬に備えだしたような気がしています。

最近購入した茶器をご紹介しようかと思います。

タイ ベンジャロン焼とは


トップ画像は先日目に留まって、すかさず購入した代物です。

タイのアユタヤ時代(17世紀前後)に貴族たちの中で流行ったものだそうです。
中国からシルクロードを渡ってきた技法がタイで独自に発展してきた絵付けです。

同じ時期、日本では有田焼や九谷焼などの色鮮やかな色絵が盛んに作られていた時代でタイ王朝にも輸入されて人気を博していたとか。

「ベンジャロン」は古代サンスクリット語の「ベンジャ」と「ロング」に由来しており、「五彩(多くの彩色)」という意味。

3,5,8色、またはそれ以上の彩色を施すことだそうです。
タイ伝統のモチーフが使用されたり、金彩が施されたものが多いよう。

タイの茶は?

タイの茶については以前オレンジ色の紅茶の記事を書きました。
▼タイの紅茶店が東京にオープン。(2018/8/19)タイの紅茶(チャーイェン)ってどんなもの?

紅茶は練乳を入れた甘いチャ―ノムイェンが多いようです。
また、緑茶も多く飲まれているとか。

筆者は、タイでは甘いお茶ばかり飲まれていると聞いています。
日本茶のペットボトルすら甘い、と旅行をした人みんな口を揃えて言っていました。

それも数年前の話ですが、今はどうなっているのでしょうか…。
タイには以前の記事の中でも行きたいと書いていますが、今も行けていません。(2018年から…)

タイではOISHIという会社から出されているペットボトルがメジャーだそうです。

緑茶飲料が2004年から販売され、今も様々な緑茶飲料が登場しているようです。(青森りんご緑茶とか)

こちらのCMを見ると、何か日本茶が間違えて伝わっているような気がしなくもないですが(汗)、興味深いです。

すべての緑茶や紅茶が甘いとは限らないようですが(無糖のペットボトルも販売されているとか)、タイの茶は甘いイメージです。



ベンジャロン焼のティーポットには何が合うのか

色々と見ていると、やはりこのベンジャロン焼のティーポットでは上記で紹介した練乳入りのあまーいミルクティを淹れたいと思っています。

こうしてその土地のものを手に入れると、どうやってその地域でお茶を飲んでいるのか、どんなお茶が好まれるのかと調べたりして楽しいものです。

あまり海外に行かない(行けない)筆者は茶器を眺めながら、その地域の風景を想像するのがとても好きです。

例えば急須の場合、常滑焼と万古焼や信楽焼等には作っている土から文化的なものまで多くの違いがあり、そこで生きる人たちの茶文化を表しています。

茶も同様ですよね。

その土地のその水に合うそのお茶を、そこで作られた焼き物でいただく。

なんて贅沢なのでしょう。

茶にはそういう楽しみ方もあるように思います。

また、多文化を知ることで人間としての視野も広がっていくように思います。

という訳で、チャ―ノムイェンを入れようと思います。

結び

こちらのベンジャロン焼は折角ならコロナ禍が落ち着いた頃にお茶会でも開きたいと思い、眠らせたままになっています。

いきなりベンジャロン焼などについて書いてしまいましたが、筆者実はお恥ずかしいことに茶器については詳しくなく…。

紅茶から入った割りには高級なティーポットやティーカップはほとんど持っていません。
むしろマグカップでゴクゴクという方が多いです。

むしろ日本の急須の方が最近興味あり、色々と購入しては淹れ方などを楽しんでいます。

急須についても、他の国の茶器についても少しずつ勉強していきたいと思います。



輸出をされていた日本茶ー商標である蘭字についてー






日本茶は明治から昭和期に盛んに輸出されていたことをご存知ですか。

お茶を勉強されている方や詳しい方には周知の事実かも知れません。
ですが、案外知らないというのが現状です。

でも、思い返せば歴史の授業で、必ずみんな学んでるのですよね。

「生糸」と「日本茶」

江戸幕府が終わって明治の時代に入る頃、輸出用茶箱に貼られていた蘭字というラベルが非常にオシャレで興味深いものだと最近知りました。

蘭字についてまとめてみたいと思います。

蘭字ってそもそも何?


▼写真:フェルケール博物館「蘭字ー日本の輸出茶ラベルー」展図録

どこかで見たことがある方もいるかと思います。

蘭字というのは、出だしで少し書きましたが輸出用茶箱に貼られたラベルです。

長い江戸時代が終わり、明治期に入る頃茶の輸出が行われるようになりました。

当時、中国南部の葦科の植物で編んだ「アンペラ」(ゴザのようなもの)で茶箱を包んでいましたが、そのアンペラに貼られていたものです。


▼写真:フェルケール博物館「蘭字ー日本の輸出茶ラベルー」展図録

こちらは静岡県清水市にあるフェルケール博物館で実際に見ることができます。

色あせてはいますが、綺麗に貼り付けたものだと感心してしまいます。

最近は、日本茶にこのような蘭字を模したパッケージのものも販売されるようになりました。


現代で販売されていても全く遜色ないオシャレさですよね。

海外の方がどういった反応をされるのかは分かりませんが、プレゼントして、お茶の説明と蘭字の説明が簡単に出来たらカッコいいなぁと妄想してしまいます。

江戸時代末期から横浜の外国商館扱いの輸出品には、商館ラベル(商標)がつけられており、茶用の蘭字だけではなく、生糸や缶詰なども似た雰囲気のラベルが付けられていたそうです。



蘭字が生まれる経緯は?

江戸時代末期、アメリカによって日米和親条約(1854年)が締結され、下田と函館を開港し鎖国は終焉を迎えます。

その後さらに日米修好通商条約(1858年)が結ばれ、イギリス、フランス、ロシア、オランダとも同様の(日本にとっては不平等な)条約を締結して「横浜」「神戸」「長崎」「函館」「新潟」が開港されます。

それにより、大量に輸出されることになったのが「生糸」と「日本茶」。

主に横浜から輸出されるようになった日本茶を入れた茶箱に付けられていたのが蘭字の元になった「茶箱絵(ちゃばこえ)」というものでした。

「茶箱絵」は浮世絵の絵師や摺師たちによって描かれた木版の多色刷りで、二代目歌川広重はこの茶箱絵を手掛けて「茶箱広重」とも呼ばれたそうです。

写真を見比べていただくと分かるかと思いますが、「茶箱絵」は確かに浮世絵の雰囲気です。

横浜で外国商館を経て再製(荒茶を乾燥させ、時には着色等を行った)され、輸出されていた日本茶は静岡の清水港(1906年~)からの直輸出に移行していくとともに茶名や輸出会社名等が書かれた蘭字に切り替わっていったようです。
▼参照:日本茶輸出の歴史に学ぶ~清水港茶輸出開始から100年~

蘭字に興味を持った!

筆者も割と最近蘭字について興味を持ったばかりで勉強途中のため、現在蘭字についての展示が静岡で見られるということで行ってきたのが、

フェルケール博物館
ふじのくに茶の都ミュージアム

です。

ふじのくに茶の都ミュージアムでは企画展「浮世絵・蘭字にみるお茶の世界」(10/5まで)が行われており、綺麗な着物を召された女性たちの傍らに急須や湯呑がある美しい浮世絵を見ることが出来ます。

茶の歴史に興味がある方なら非常に楽しめると思います。

フェルケール博物館に関してはここまでで色々と書いているので、機会があれば是非行ってみていただきたいと思います。

幕末明治の蘭字から、敗戦後の蘭字への変遷なども見ることができて蘭字の歴史を知るには最適な場所だと思います。

1階の常設展では横浜から外国商館を経て輸出されていたお茶をなんとか産地から直接輸出したいと清水港移設に奔走した人たちの思いも感じ取れました。

結び





蘭字について興味を持つことが出来たのは、茶の先輩たちが貴重な資料等をお教えくださったお陰です。

しかもありがたいことにオンラインで勉強させていただくことが出来ました。

図録を読んで、オンラインでお話を聞き、実際に博物館で見ると当時の情景が頭に浮かび胸が熱くなります。

さらに疑問が湧いてきて、しばらく自身の蘭字ブームは収まりそうにありません。(笑)



こちらの本も購入する気満々でいます。

知りませんでしたがデザイン関係の仕事をされている方からは以前から注目されているようです。

筆者は残念ながらセンスがないことで有名な上、お茶にしか興味はないものの浮世絵、茶箱絵、蘭字を追っていくとただのパッケージだけではなく当時の茶の形状や味等も見えてきて興味は尽きません。

横浜の再製工場の様子はどうだったのか。
着色されていた日本茶はどんな味だったのか。
船便で数か月もかかって運ばれた茶の味はどうなっていたのか。

などなど。

蘭字から派生して、茶の輸出の歴史をもっと学びたくなり、今は違う本を開いています。

お茶を知りたいと思うと、茶の作り方、畑のこと、化学、歴史…と様々なことを勉強したくなります。

学生の頃にお茶に出会っていたら今はもっと素晴らしい人生を歩んでいられたでしょうか。。(ぼやき)

とはいえ、一生お茶のことを勉強していこうと決めていますので学びたい時が花ですね。
頑張ります。

蘭字についてはまた他の分野で歴史等をまとめていきたいと思っています。(いつか…きっと…)

筆者お勧めの本②ー茶柱倶楽部ー


まだ暑い日が続いておりまして省エネモードですが、少しずつ本を読むようにしています。
(積読と忘れてしまったことが多すぎて…)

本を読むと新たな学びや刺激があるものです。

それと同様に先日オンラインでお茶を学ぶことが出来ることを書きましたが、こちらも刺激になります。

暑いとどうしてもだらだらと過ごしがちですよね。
そういう時はせめてYouTubeで茶関係の動画を見たり、勉強系の動画を流してます。

まぁ、所詮兼業サラリーマンですがね。。(自爆)

そんな暑い日にぼんやり茶のことを学んだり、茶を飲みたくなるような漫画をご紹介します。
今更って言わないでください。。不朽の名作です!

茶の漫画?

茶関係の漫画はいくつかあります。

筆者が学生だった頃には「紅茶王子」が流行りました。

紅茶の入ったティーカップに満月を映すと、そこから紅茶の王子が現れて…という内容です。

イケメンの紅茶王子がいっぱい出てきて、”THE 少女漫画!”という内容ではありますがつい紅茶を飲みたくなるハートフルな内容です。

これを読んだ多くの方が一回はティーカップを持って満月を見に行ったことがあるはずです。(笑)

筆者の友人はこれを読んでからすっかり紅茶にハマり、紅茶が好きすぎて年に一度はイギリスやスリランカを旅行をしています。

茶柱倶楽部とは?


週刊漫画TIMES」(芳文社)にて2010年5月~2015年11月まで連載。
単行本は全8巻で、筆者は青木幸子。

筆者である青木さんにお会いしたことがあります。
お茶の知識がとても豊富で、お茶愛が伝わってくる方でした。

「紅茶王子」は紅茶がテーマですが、茶柱倶楽部は「日本茶」が題材となっています。

主人公である鈴は静岡のお茶屋の娘。
あるときケガをした年配女性を助けてとても美味しいお茶をもらいます。
その年配女性を探しながら、宝くじで当たったトラックを移動茶店にして全国を回っていく物語。

様々な人に出会い、様々なお茶が鈴の手で淹れられ、様々な縁が生まれます。

果たして鈴は年配女性に出会えるのでしょうか。
そして、美味しいお茶の正体を知ることができるのでしょうか。

1話完結が多く、毎回美味しそうな日本茶に魅了され、涙がほろりと出るような心温まる内容ばかりです。

日本茶に興味がある方もない方も是非読んで見ていただきたい漫画です。

筆者おススメポイント


鈴がよく素敵なセリフを言ってくれるのです。

上の言葉は旅に出る前父親に「移動喫茶がどう「茶」のためになる?」という問いに対して、

「お茶の実力が知ってもらえる。

成分だけ抽出したようなものじゃない
きちんと丁寧に煎れた
本物の「お茶」の味…

たいして興味のない人にこそ飲んでほしいの。
専門店とか講習会に来るような人は自分からどんどん飲むでしょう?

だからこっちから行く!」

そう、お茶はお茶を飲んだことがない人にこそ飲んでもらいたいのです。

他にも、筆者のツボに入った言葉。

「≪好みの味≫じゃなくて≪体にいい≫だけを追求するのなら、≪錠剤(サプリメント)にして飲めばいい≫になっちゃいます。

お茶の最大有効成分は、煎れ手と飲み手が向き合う時間だと思います。

これは本当にそうなんです。

以前の記事でも何度も書いていますが、お茶は美味しいから飲むのであって、健康のために飲むものではありません。

もちろん、茶は元来薬でしたから体に良い成分もたくさん含まれていることは研究でも明らかになっています。

ですが、鈴の言う通り「茶の最大有効成分は人が向き合う時間」なのです。

筆者は一人で茶を飲んで内省するのも良いと思っています。

人と人でも良し。
自分と向き合うでも良し。

茶は体よりむしろ心に効くものかも知れませんね。
▼参照記事:茶を飲むのは体に良いから?茶=薬?特定保健用食品?機能性表示食品?(追記あり)
▼参照記事:「緑茶に含まれるカテキン類が新型コロナウイルスに効果的 」という文言はアウト!消費者庁の注意喚起。

結び

新型コロナウイルスで家にいることが多くなっているかと思います。

そんな時、お茶を飲みながらこうしてお茶の漫画や本を読むというのもなかなかオツなものですよ。

お茶をつまみにお茶を飲む、みたいな。←

筆者の茶友達の中には夢は「鈴のように移動茶店をやる」と言いながら日々茶の指導を行っている人や、全国を回って茶の仕入れをしているバイヤー等がいます。

こんな産地があったんだ。
このお茶飲んでみたいな。
こういう風にお茶を煎れてみよう。

などなど、読む度に日本茶が好きになる漫画です。

是非是非読んで見てくださいね。