柔らかい生葉を料理に使う?筆者おススメレシピもご紹介

生葉 茶のいろいろ


2020年も1月半ばとなりました。
もう春が近いですね!←早い

少しポカポカした日があると、「あー、いつ茶畑に行けるかなー」「早く茶畑に行きたいなー」となるのはお茶好きあるあるではないでしょうか。
まぁ、実際は一番茶まであと4か月くらいあるんですけれども。笑

今朝お茶の記事で目に留まったものがあったので、ご紹介しておきます。
ケンコーマヨネーズ、 飲むだけにとどまらない「お茶料理」のレシピ(8品)を公開!

ここ数年、茶を使ったお菓子、ドリンクなどなどが世間を席巻していますね。
飲むだけではなく、「茶を食べる」ということがますます注目されてきたように思います。
▼参照記事:日本茶ノ生餡?緑茶彩米?緑茶を食べるとどんな効果があるの?

「茶を食べる」ことについてまとめてみました。
ありきたりなのですが、筆者おススメのレシピもご紹介しようと思います。

「お茶料理」?

生葉のごちそう
こちらの写真は筆者が以前参加させていただいた生葉を使って料理をするという会のものを拝借しました。

「茶を食べる」、というのは昔からあったことだと思われます。 
昔、というのは本当に遥か昔から。
恐らく飲むのと同じくらいの時期から。

茶の原産地に近いと言われている中国やミャンマーの山岳民族たちの中には茶を食べるという習慣もあります。

実際ミャンマーでは<茶の漬物>である「ラペソー」というものが今もあるそうです。


筆者はかなり前にこの本を読んで、茶を食べるということを知りました。

エッセイ風ですので気軽に読めます。
機会がありましたら是非。

また、タイには「ミエン」というものも。
そして、日本は「茶粥」が。

「茶を食べる」レシピ本も実は多く出版されているのです。


緑茶、烏龍茶、紅茶と使用しているので料理に合わせて茶葉を選択できます。

どれも美味しそうで涎が出ます…!

以前ご紹介した茶梅のレシピも細かく出ています。
▼参照記事:茶梅を漬けてます。本格的な茶梅ってどんな感じ?煮茶梅は簡単?
▼参照記事:茶梅その後‐3か月経ちました‐
※実は3か月後の記事を書いた後にカビをはやしてしまいまして。。泣く泣く破棄しました…。
昨年はその時期ものすごくバタバタしていてそう言えば作っていません…。

また、以前ご紹介した紅茶シロップや紅茶ジャムなども掲載されていますよ!
▼参照記事:紅茶シロップ(ティーシロップ)の簡単作り方をご紹介。紅茶シロップのフルーツ漬けやティーソーダにもオススメ!

筆者得意(?)の茶葉を使った料理をご紹介!

名付けて【チャノベーゼ】!
チャノベーゼ

ジェノベーゼのバジルを茶の生葉に代えるだけです。

全く同じ作り方なので非常に簡単です。

そしてこちら、実は結構あちこちで売ってました…。


勝手に「素晴らしいものを開発した」と思っていたのですが、筆者レベルが思っていることはすでに皆さんやってますよね、そうですよね…。

【レシピ】

・エクストラバージンオリーブオイル 130g
・生葉 50g
・松の実(なければクルミ) 50g
・粉チーズ 25g
・にんにく 5g(できればチューブではなく生)
・塩 5g
・ブラックペッパー(粒) 3g

【作り方】
①松の実(クルミ)を乾煎りしておく。
※筆者は150℃のオーブンで10分乾煎りします。
②生葉を洗って、ペーパーでしっかり水を取っておく。
③生葉以外のものをすべてミキサー(フードプロセッサー)に入れて、かき混ぜる。
④混ざったら生葉を加えてさらに攪拌。
⑤完成

茹でたパスタにそのまま絡めて。
グリルチキンにそのままかけて。

ジェノベーゼと同じように使えます。
味も葉っぱのえぐみや苦みはそれほど感じないと思います。

筆者は他にも「緑茶の白和え」とか「エビの緑茶炒め」とか、「紅茶で煮込んだチャーシュー」とかを良く作ります。
色々と作った結果、柔らかい煎茶の一番茶の出がらしが活用しやすいです。
スリランカとかインドの紅茶は食べない方が…。あくまで個人の経験に基づく感想です。

ちなみにこんなものも発売されています。


業務用に使用することの方が多いと思いますが、ペースト状になっていれば色々と使えますね。

ポタージュとか?
スムージーとか?
ケーキ?

色々と考えるのも面白そうです。

ちなみに筆者はチャノベーゼを一気に作って50gずつくらいに小分けして冷凍しておいています。
使う時は自然解凍で。(若干変色しますが…)

結び

先日「茶畑の二次活用を考える‐茶杓を作ってみる‐」という記事を書きました。
こちらは茶葉の活用というよりは茶畑の副産物の活用ですが…

「耕作放棄地」の茶を摘むことが許されていて、茶葉を活用できるのであればお茶好きな方たちが集まってお茶摘み、製茶体験等が出来ると思います。

そこで生葉を摘んでくることが出来たなら、お茶を作ったついでにこうして生葉を食べてみるというのも面白いのではないでしょうか。

また、お茶摘みや製茶体験を行っているところでは、よく「茶葉を食べる」という体験もさせていただけます。(新芽のてんぷらは最高!)

恐らく今年も一番茶の時期(農家さんのド繁忙を避けた時期)などにあちこちでこういった体験を行うと思います。

気になる方はチェックしてみてください。

念のため!!!
生葉はカフェインやカテキンがそのまま摂取されます。
そのため、あとで胃がやられたり、気持ち悪くなったりする方もいます。

その方の日頃のカフェインの摂取量にもよりますが、食べる場合は直接すべて体に入りますので注意をしておくに越したことはないかと思います。

新芽を食べる機会がありましたら、「食べる」ということも是非試してみてくださいね。

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