紅茶鑑定に必携!おススメ道具、テイスティングカップの使い方

テイスティングカップミルク入り 道具

なんでそんなに押してくるの?

と思われるかも知れませんが、筆者はテイスティングカップをこよなく愛しています。

なんでしょうね。

もしかしたら紅茶にはまって初めて行ったスリランカの茶園で見たあのテイスティングカップが並んでいる風景がずっと頭にあるのかもしれません。

「かっこいい!!!!」

っていう。←バカ

まぁ、それは置いておいて、紅茶にはまった方(はまる予定の方)にはもれなくテイスティングカップの購入をお勧めしています。
ということで、今日は写真多めでテイスティングカップの使い方をご紹介したいと思います。

テイスティングカップについて(紅茶の場合)


できれば最低3個は購入していただきたいと思います。

前回、「茶の鑑定(テイスティング)をする際の道具について」 でご紹介していますが紅茶用、台湾中国茶用と少し形が違っています。

今回は紅茶用ということで改めてご紹介。


使いやすいですし、製品としても安心なのでこちらを勝手にお勧めしております。

最低3個、というのは飲み比べをする際に最低3種類の同時に味わうと明らかに個性の違いが分かって面白いからです。

例えば、スリランカのヌワラエリアとウバとディンブラと比べてみるとか。
アールグレイを会社ごとに飲み比べするとか。

筆者的には5個以上がお勧めです。
いえ、強要ではありませんよ!ただ、あると本当に勉強になるのでお勧めなのです!!!

飲み比べることで自分の頭の中で違いがクリアになり、記憶にも残ります。

筆者は自身で作ったお茶も常にテイスティングカップで飲み比べをしています。

〇月〇日に作った紅茶と△月△日に作った紅茶を飲み比べて、具体的に葉の状態や発酵の程度等を思い起こしてみると最終的に出来上がった紅茶の違いがはっきりとし、改善点も明確になります。

当然、紅茶を購入した時は必ずテイスティングを行います。
ちなみに、テイスティングカップがない時はポットでやっていました。
筆者は店をやっていたので同じ形のポットが大量にありますが、普通の家庭では難しいと思うのですよ…。
なので、テイスティングカップを揃えると場所も取りませんし、便利です。

故にお勧め!!!!←しつこい

テイスティングのやり方

茶葉軽量
①茶葉を量る

一応、紅茶の場合は3gが基本です。(0.02gオーバーしているのは勘弁してください…)
もっとライトに淹れることも可能ですが、鑑定の際は濃く淹れることによりあえて欠点も強く抽出します。

はかりについては以下の記事を参照ください。
▼参照記事:茶道具について①-お勧めの道具「はかり」-

茶葉入れる
②テイスティングカップに葉を入れる

お湯注ぐ
③熱湯をカップの線の部分まで注ぐ⇒3分待つ

丁度線の部分までで150㏄となります。

抽出中
④抽出する

3分はあくまでも鑑定の際に味と香りを強く抽出するためです。
つまり、通常飲む味よりかなり渋みや苦みが強く出るということです。

抽出後
⑤水色と茶殻を確認

一番手前(左)に少々茶殻が多く入ってしまいましたが(汗)、水色(紅茶液)を見て、茶殻も確認します。

色や香りは鑑定に重要なファクターです。

味見
⑥味をみる

スプーンやレンゲなどで少量すくって味をみます。
ただし、3gを3分抽出していますので非常に味が濃いです。
何度も言ってますが。

あくまでも紅茶の特徴をみるものですので、飲むのではなく、口に空気とともに液を含み、吐き出すのが本当のやり方のようです。

結び

以前の記事でも書いたのですが、テイスティングカップは鑑定用のため、プロの方が使う道具です。

ですが、例えばカップ一杯分の紅茶を淹れたい場合などはポット代わりにもなります。

大人数で紅茶の飲み比べをするときも非常に楽しいです。
実際にテイスティングカップでの飲み比べ茶会なども開催されているようですよ。
面白そうですよね…!!!

筆者は紅茶教室で必ず使用していますが、何かと便利です。
(ポットより場所を取らないし、割れにくいし)

紅茶の学びをもう少しだけ深めたい方、ぜひぜひ使ってみてくださいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました