【○○茶の日】ってたくさんありませんか?10/1は日本茶の日!

○○の日、って毎日のように定められていますよね。
29日は肉の日、とか。

ちなみに本日10/1は「日本茶の日」となっています。
一般社団法人 日本記念日協会には毎日たくさんの○○の日が登録されています。

<日本茶の日>は一年に2日ある?!

すでにご紹介しましたが、10/1が<日本茶の日>。
そして、もう一日が10/31です。

なぜそんなに近い時期に<日本茶の日>が二日もあるのでしょう。

まず10/1の日本茶の日は、≪伊藤園≫が定めた日となります。
1587年(天正15年)10月1日に豊臣秀吉が京都北野天満宮にて「北野大茶湯」を行ったことから由来しているそうです。
先日行った、熱海のMOA美術館に秀吉が作った黄金の茶室のレプリカがあり、この北野大茶湯でお披露目されたことを書いています。
※参考記事:黄金の茶室-国宝、重要文化財多数の熱海のMOA美術館を訪ねて‐

武士、平民、身分問わず参加できる大茶会。
たくさんの人に茶を飲んでほしい、楽しんでほしいという思いが込められた素晴らしい日を<日本茶の日>に定めたとのこと。

Twitterでのキャンペーンも行っていますので、参加してみると良いでしょう。
※2019/10/14まで

≪伊藤園≫と言えば、こちらですね。↓

そしてそして!!!
個人的にとてもおススメなのが、“きゅうスライム”が当たるかもしれない、というローソンと伊藤園のコラボイベントです。
※詳細はこちら
すでに第一弾(対象商品はおーいお茶)が始まっており、第二弾の対象商品はこちら↓

欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい…!(心の声)
すみません、取り乱しました…。(でも本気でほしい)

もう一つの<日本茶の日>は?

もう一つの<日本茶の日>は10/31です。
1192年10月31日に宋から帰国した栄西(臨済宗の開祖)が茶の種や製法を持ってきた日とされているそうです。

栄西は「茶は養生の仙薬なり…」という冒頭で始まる<喫茶養生記>を記し、茶を広めた人物として知られています。

栄西は茶は万能の薬だとし、また禅の修行中の眠気覚ましとして活用しました。
そして種を植え、栽培も行っています。

佐賀県背振村にある霊仙寺は、栄西が初めて茶の種を植えた地とされています。

10月31日といえば、ハロウィンですよね。
ここ数年で異常な盛り上がりを見せているハロウィンイベントと日本茶を絡めたイベントも各地でちらほら見掛けます。

10/1と10/31の一か月以内に二日日本茶の日があることに関しては、特に意味はないようです。



10/31を過ぎると、紅茶の日?!他の茶にまつわる日はいつ?

ちなみに、11/1は紅茶の日でして、お茶カフェをやっていた筆者はてんてこ舞いな時期でした。。
日本茶のイベントが終了次第、紅茶のイベントに切り替えるというとんでもないハードな二日間。笑

11/1は日本紅茶協会が定めた日です。

ロシアに漂着した大黒屋光太夫が11/1にロシアの女帝エカテリーナ二世のお茶会に参加した初めての日本人であろうというところから制定されているそうです。
※詳細はこちら

そして、他にもお茶の日はあるのだろうかと一般社団法人 日本記念日協会のHPを改めてみてみると、以下茶にまつわる日がこんなに…!

★十六茶の日  毎月16日
★和紅茶の日 11月10日
★熟成烏龍茶の日 毎月19日
★熟成烏龍茶の日 10月9日
★午後の紅茶の日 5月5日
★こいまろ茶の日 9月1日
★お茶漬けの日 5月17日
★新茶の日 5月2日
★川根茶の日 4月21日
★中国茶の日 7月8日
★マテ茶の日 9月1日
★無糖茶飲料の日 6月10日
※心を注ぐ急須の日 9月4日 とリプトンの日 5月10日も茶と関係あり?

詳細は是非一般社団法人 日本記念日協会をご覧ください。(それぞれのリンクが貼ってあります。)



結び

○○茶の日、にはここ数年Twitterなどでプレゼントがもらえる企画等を各メーカーで積極的に行っていてタイムラインが賑わいます。
※参考記事:2018年メーカープレゼント合戦

日本紅茶協会等でも紅茶のイベント(セミナー等)が行われたりしていて、お茶に興味を持った方は是非この盛り上がりに乗っていただきたいなぁと思います。

当然お茶好きさんは積極的に盛り上がるわけですが。←自分も含めて

今年もこれからお茶のイベントが目白押しですし、こういったネット上のプレゼント等も増えてくるかと思いますので、是非お見逃しなく!
※参考記事:日本でも紅茶が作られている?-和紅茶の歴史やイベントなどについて-

黄金の茶室‐国宝、重要文化財多数の熱海のMOA美術館を訪ねて‐

先日、MOA美術館に行ってきました。
熱海温泉に行く途中での立ち寄りです。
調べてみると、国宝品、重要文化財のようなものも多数所蔵しているとのことでしたので、興味津々で行って参りました。

MOA美術館とは

【場所】
熱海市桃山町26-2
【HP】
http://www.moaart.or.jp/

地図はこちら↓↓





熱海駅からは近いですが、自家用車ですと割とテクニックを要する山道(くねくね)ですので、自信ない方はバスをご利用いただいた方が安全かと。

タクシーやバスで10分かからない程度です。
(HPにはタクシー5分、バス7分とあります)

山の上に建っており、風光明媚な場所にあります。
フロアに入ると、熱海の美しい海が一望できます。

美術品よりなにより、まずここで皆さん写真タイム。
伊豆半島や初島も見えます。
「映えます」ね。

MOA美術館は昭和57年に開館。
絵画、書、工芸を中心に国宝が3点、重要文化財66点(合計で3500点)を所蔵する熱海を代表する美術館です。

尾形光琳の「紅白梅図屏風」は2月の梅の時期に期間限定で公開されるそうで、ファンが多いとか。

2017年にリニューアルされ、7万坪にもおよぶ敷地内の庭園には四季折々の花が咲くため美術品と風景と双方から心を潤すことが出来る素晴らしい美術館と言えます。



茶好きな方におススメポイント①

まずは、当然「黄金の茶室」です。

とりあえず、目がチカチカするほどに煌びやかな茶室です。
なんとなく伝え聞いている秀吉のイメージにはピッタリ。(勝手なイメージ)

圧巻のキラキラ具合…!!!
何度も書いていますが筆者は茶道を習ったことがありませんが、この茶室でお茶を飲みたいとは思わな…(略

「黄金の茶室」は1586年の正月に豊臣秀吉が正親町天皇に茶を献ずるために、京都御所内に組み立て式の黄金の茶室を持ち込んだという史実に基づき再現されたものとのこと。(MOA美術館HPより)

1587年の北野天満宮で行われた「北野大茶湯」でも披露されたと伝わっています。

詫び寂びを重んじた利休の好みでは決してないように思われますが、時の権力者である秀吉の力を誇示するには十分なものですし、作成には利休が関わっていたものと考えられているようです。(資料は現存せず)

行ったことはありませんが、大阪城天守閣にも再現された黄金の茶室があるそうですので、今度はそちらにも行ってみたいと思います。

茶好きな方におススメポイント②

もう一つは野々村仁清作の「色絵藤花文茶壺」です。
こちらは国宝。

17世紀作、となっていますが色鮮やかで美しい茶壺です。

「茶壺」であるからには、「口切の茶事」のために新茶を詰められたのでしょうか。
宇治でこの壺に茶は詰められたのでしょうか。

色々と妄想は尽きません。
非常に美しいままの姿ですので、使用はされていないのかも。全く知識がなく分かりません…。

※展示物は時期によって異なっているかと思いますので、筆者が行った9月半ばでのおススメです。

国宝と重要文化財って?

国宝と重要文化財の違いが正直分かりませんでしたので、調べました。

国が定めた「文化財」の中には「有形文化財」、「無形文化財」、「民俗文化財」等がカテゴライズされており、「有形文化財」(建築物や美術品等)のカテゴリーの中で<重要なもの>を【重要文化財】。
その中でも特に<歴史的や芸術的に価値が高く貴重なもの>を【国宝】と称しているそうです。

■関連記事:ユネスコ無形文化遺産に日本茶を!

インド、アッサムティの地理的表示(GI)保護制度

関連記事でもいくつか書いていますが、どこの国でも自国の文化を守ろうという取り組みをしています。

例えば、京都、宇治は「文化的景観」に当たります。
「平成21年2月、美しい自然と歴史的な市街地、そして宇治茶の伝統を継承する「宇治の文化的景観」がわが国民の生活や生業の理解のために特に重要な景観地として、都市では初めての「重要文化的景観」に選定されました。」(宇治市HPより抜粋)

この辺りはもう少し勉強してまとめてみたいところです。



結び

来館した時に展示されていた「奇想の又兵衛-山中常盤物語絵巻-」も非常に美しく、心奪われました。

茶好きな人間としては茶にまつわるものを探して歩いてしまう癖がありまして、絵画等に関心がなくともこちらの美術館は十二分に楽しめます。

美術に疎くても、こういった美しく、価値のあるものを見ると薄汚れた心の澱がすーっと流れていくってもんです。

こちらのMOA美術館の素晴らしいと思えたところがもう一つあります。
ほとんどの展示物を写真に撮れるということです。(フラッシュはダメ)

今まで数は少ないですが行った美術館で、写真を撮ってはいけないと言われたことはあっても、「どうぞ撮ってください」と言われたことはないです。(実際言われました)

大切な日本の文化を多くの人に見てもらって、知ってもらいたい、という思いも溢れている素敵な美術館です。
是非足をお運びください。