昔からやりたいと思っていたのですが、ついに今年本格的な茶梅に挑戦しています。(2018年)
毎年梅の時期には煮茶梅を作ります。
台湾の本物の茶梅を作ってみたいと思いつつ、月日が流れ、今年ようやく漬け込んでいます。
様々な作り方があるようですが、今回試した方法をご紹介します。
茶梅とは?
茶で漬け込んだ梅です。
そのままですね。
台湾で食べた茶梅はセミドライフルーツのようにねっとりして甘く、烏龍茶の香りがほのかにする後味がさっぱりしたものでした。
それをつまみにお茶屋さんで美味しいお茶を飲ませていただいていたのですが、これは至福。
とても楽しい思い出です。
今回筆者がつくっている茶梅の作り方をご紹介します。
※とはいえ、まだ完成していないので正解はわかりません。汗
【材料】
■5L ほど容量がある広口ガラス瓶
■梅 1㎏
■塩 250g
■氷砂糖 1㎏
■茶葉 20g
【作り方】
①つまようじでヘタを取り、水で綺麗に洗う
②塩をまぶして、梅色が少し黄色くなり、柔らかくなるまで放置
③塩を洗い流し、水気を取り、水分を飛ばすようにしばらく置く
④広口瓶に梅と氷砂糖を交互に入れていく
⑤ラップをして、氷砂糖が溶け、梅が浸るくらいまで置く
⑥一週間ほど経つと梅が完全にシロップに浸かるので、茶葉を瓶に投入
⑦梅がシロップから完全に出ないように、時折攪拌する
上記写真は茶葉投入前(1週間目くらい)
現在(2018年7月26日)茶葉を投入してから1か月経ちました。
味見をすると、食べられますが…。
まだ酸味とえぐみが強いです…。
3か月以上は待たないと美味しくないみたいです。
1年以上など常温で置いておくのが通常だとのこと。
ちなみに、台湾に住んでいた方から聞いた作り方です。
烏龍茶が20g同種のものがなかったので、今回は紅茶にしました。
とっておきのダージリンを使いました。楽しみ楽しみ。
販売されている茶梅もあります。
茨城県の常陸太田産の青梅で作られています。
台湾古来の茶梅の作り方で作っている国産の茶梅ですので、美味しいこと間違いなしです。
さらに高級感漂う桐箱に入っていますので、贈答品にもオススメです。
今回作るのに失敗したら、諦めて購入を考えています。汗
煮茶梅とは?
梅のコンポートです。
こちらは鍋で煮るだけなので、半日くらいで作れます。
【材料】
■梅 1㎏
■氷砂糖 1㎏
■水 梅が浸るくらい
■茶葉 20g
【作り方】
①つまようじでヘタを取り、水で綺麗に洗う
②梅と氷砂糖を交互に鍋に入れる
③浸るほど水を加える
④火にかける
⑤一度沸騰したところで、火を最弱にして、茶葉を投入
⑥アクを取りながら、1時間ほど煮込む
へたを取るのが結構楽しいです。
とても簡単です。
※書き忘れていますが、煮る前に梅全体につまようじで穴をあけておくと破裂が防げます。
弱火で煮込んでいる時に結構吹きこぼれるので大きめの鍋で作ることをお勧めします。
また、アクも少し取ってあげた方が良いかと思います。
(筆者は無理せず少しだけ取ります。)
煮茶梅はもちろんそのまま食べられますし、シロップは炭酸で割って「梅ティーソーダ」が作れます。
ヨーグルトにかけてもいいですし、ホットケーキにかけてもいいです。
ちなみに筆者はダージリンやネパールのフルリーフの紅茶や東方美人で作ることが多いです。
煮茶梅に関して言えば、緑茶でも試しましたが、個人的にはあまりオススメしません。。
なんというか、自分の食べた茶梅と全く違うものが出来上がるので少々困惑しました。。。(是非やってみてください)
また、筆者がよく作る紅茶ですと少々渋みがつくように思います。
高級な東方美人を使用した煮茶梅は絶品でした。
という訳で、確実に茶のクオリティに左右されます。
飲んだ時に美味しいと感じる茶葉を使うのが一番良いかも知れません。
結び
梅干しはもう作らなくなりましたが、茶梅はこれからも毎年作っていこうと思っています。
特に夏の時期には疲れが取れますし、最高です。
煮茶梅は簡単なので毎年作って冷蔵庫に保存しています。
無糖炭酸で割る茶梅ソーダは本当にオススメです。
茶梅はまた美味しくなったらご報告できたらいいなと思います。
【その後】
▼参照記事:茶梅その後‐3か月経ちました‐
▼参照記事:茶梅リベンジ2020年ー桂花烏龍茶で漬ける茶梅ー
▼参照記事:【完成】茶梅リベンジ2020年ー桂花烏龍茶で漬ける茶梅ー
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