アレンジティ素材③ー生ベルガモットで作るフレッシュアールグレイー







先日、国内で作られている生ベルガモットをいただきました。

ベルガモットと言えば紅茶好きで知らない方はいないと思われます。

ベルガモットについてはアールグレイの記事のところで書いておりますのでよろしければご覧ください。
▼参照記事:紅茶の選び方①-アールグレイなどのフレーバードティについて-

生ベルガモットは最近流通していますが購入したことがなかったので色々なバージョンのアールグレイを楽しんでみました。

1、ホットティで楽しむアールグレイ

■パターン1

【材料】

キームン 4g
熱湯 300㏄
生ベルガモットピール 2枚

【所感】

ピールの白い部分はできるだけ省いてピール部分だけにしました。

温めたティポットに入れただけで立ち上る香りの強さ!!
湯を注いだだけで感じるアールグレイ感!!!

オレンジやレモンでも同じようにピールを入れて飲みますが、ここまで強烈な香りは感じません。

とにかく、香り強いです!

家にあったキームンが割とクオリティの高いもの(中の上くらい←)だったので、むしろ冷めた時は紅茶よりもベルガモットのえぐみが残るくらいでした。

たったのピール2枚で!!!

ピールを取った状態の果肉をカップに浮かべて飲んだところ、かなり渋みとえぐみが強く残ったため、ピールのみをお勧めします。

■パターン2






【材料】

キームン 4g
熱湯 300㏄
乾燥ベルガモットピール 2枚

【所感】

こちらは自然乾燥(3日ほど)させたピールをポットに入れて飲みました。

上記のピールをそのまま入れた場合は香りの立ちがやはり良くなく、以下の写真のように手でちぎって加えたところ、フレッシュに近い香りを得ることが出来ました。

乾燥させたのにこれだけ香りが立つとは…!

世界中に紅茶ファンを作っただけの存在だと感じます。

2、ティーソーダで楽しむアールグレイ

【材料】

キームン 4g
無糖炭酸 400㏄
生ベルガモットピール 2枚

【所感】

こちらは無糖炭酸に茶葉とピールを一緒に入れて一晩冷蔵庫抽出。





ティーソーダの作り方は以下の記事を参考にしてください。
▼参照記事:ティーソーダって?作り方とティーソーダ作りにオススメグッズ。
▼参照記事:自宅で簡単ティーソーダの作り方!炭酸抽出方法をご紹介!

入れるときにピールを少し潰して入れました。

炭酸(水)抽出の場合は香りが立たないのではないかと思いましたが、筆者はいくつか試した中では実はこれが一番おススメかも知れません。

暑い夏にウェルカムティとして出てきたら最高です!!!
少し甘味を加えてみても良いと思います。

少々紅茶の味が薄く感じられたため、より茶葉の細かいディンブラでも試してみたところ紅茶の味とベルガモットの香りのバランスが良くなったように思います。
※茶葉はお好みです。

結び

今回はホットティとティーソーダで試してみました。
他にも違うアレンジの仕込み中です。

とにかく、香りの強さに圧倒されました。

他のどの柑橘系フルーツにもない、強烈な香りが長く続きます。

グレイ伯爵が魅了された訳がよく分かります。
ロンドンが硬水だったとしてもこれなら良い香りが続くことでしょう。

ただ単純にベルガモットで遊んでいますが、昔尊敬するパティシエに「素材を知り尽くすことが美味しいものを作ることに繋がる」と言われたことを思い出します。

多くの先人が同じことを言っていますが、店をやっている時にもこの言葉を常に思い出していました。

茶は料理と同様、素材自体の味や香り、その素材がどのように作られているのかを知ることが美味しいお茶を抽出することに繋がります。

茶そのものだけではなく、水や抽出する道具(茶器)を知ることも必要であるかと思います。

こうして「生ベルガモット」を知ることができたので、改めてアールグレイの歴史や着香についても学び直したいと思っているところです。

出来ればベルガモットを育ててみたい…と思ったら普通に売ってました。


柑橘系はどれくらいで実がなるのでしょうか…。

茶も5年ほどかかるし、間に合うかなぁ…。

茶については学んでも学んでも足りない…と日々思っています。

茶を知れば知るほど果てしない沼にはまっていくのでした…。
とはいえ、それもまた愉しみ。

どのみち来年も茶漬けですので、残り僅かな2020年もたっぷり茶に浸かりたいと思います。

【続】ケニアの茶産業について‐茶法改定とTea Board of Kenya (TBK)とTea Research Foundation (TRF)の再設立‐







(アイキャッチ画像はスリランカの茶畑です。ご了承ください。)

いつものごとくお茶のニュースを見ていたところ、ケニアの茶の記事がありました。

以前ケニアの茶産業についてちらりと書いた記事があるのですが随分と情勢が変わっていたようで、改めて筆者自身の備忘録を兼ねて調べてみたことをまとめたいと思います。
▼参照記事:ケニアの茶産業

ケニアという産地については上記の記事に簡単にまとめてありますのでご覧ください。

記事の概要

先日みつけた記事を読んでいると「ティーボード再設立」とありまして、「再設立???」となりました。
▼元記事:Kenya Reestablishes Tea Board

以前ケニア茶の生産などについて記事を書こうと調べていた時にティーボードのHPを見ており、ティーボードが無くなっているということに気づいていなかったのです。。
▼参照記事:ケニアの茶産業について

ティーボードの再設立に関して、記事は以下のように書いています。

■ケニア政府は茶業の抜本的な改革を目指して茶法(珈琲法も)を12/1に承認

■合わせてTea Board of Kenya (TBK)とTea Research Foundation (TRF)が再設立される

■茶法(珈琲法も)は茶を販売した直後に農家に支払いをしなければならないという法律(DSS)

■茶のブローカー、バイヤー、モンバサのオークションは購入後14日以内に売上の送金をしなければならず、茶工場は売上の50%を茶農家に支払うというもの

おまけにTea Board of Kenya (TBK)とTea Research Foundation (TRF)は2014年に解散になっているという…。
勉強不足でした…。

現在、Tea Development Agency (KTDA)は民間でありながら大きな力を持っており、それに対抗する措置としてEast African Tea Trade Association(EATTA)の協力なバックアップで茶法を改定したように記事からは読み取れます。

Tea Development Agency (KTDA)は小規模茶農家が所有する民間持ち株会社で、およそ70万人の小規模茶農家と70ほどの製茶工場を経営しておりケニア茶の60%を担っています。

East African Tea Trade Association(EATTA)は茶の生産者、仲買人、バイヤー、梱包業者を結集する団体で、「モンバサオークション」はこの協会の後援で開催されます。

国内で生産を担う団体vs茶商というような構図でしょうか…。

茶法改定、Tea Board of Kenya (TBK)とTea Research Foundation (TRF)の再設立から何が見える?





記事の中には、「The nation’s 700,000 tea farmers generally support reforms to right perceived wrongs they say are perpetuated by KTDA.」とあり、Tea Development Agency (KTDA)に対する不信感が茶法改定を生み出したように書かれています。

Tea Development Agency (KTDA)がどういったことを行っているのか調べてみると、こういった資料がありました。

特に紅茶では、ケニア茶開発機関(Kenya TeaDevelopment Authority – KTDA)が直接 NPK 肥料を安く輸入し、農家に提供、代金を収穫後の生産物から回収するシステムがあり、肥料の使用量が多くなっている(例えば 2014/2015 年は KTDA が 7 万トンをロシア等から直輸入)。
コーヒーや園芸作物では、農家が自由に販売先を選択することから、そういったシステムはないが、換金作物であるため、肥料使用のインセンティブがある。
しかし小規模に穀物栽培を行う農家の場合は、作付け時期に手元資金が不足し、肥料使用を削減し、結果として収穫が減少するという悪循環がしばしばみられる。

アフリカにおける二国間事業展開支援事業-ケニア-

Tea Development Agency (KTDA)は安い肥料を輸入し、それを農家に提供、代金は生産物を収穫後に回収しているとあります。

KTDAは民間企業ですから価格の安い肥料を小規模茶農家にたくさん渡し、肥料代と称して収穫した茶を搾取してしまうという構図は安易に想像できます。
もしかして肥料過多になる可能性もあるのでは…?

小規模茶農家としては権力のある企業に逆らって茶が売れなくなるのは非常に困る訳ですから、従わざるを得ません。
(これらはあくまであり得る、という話でありもう少し調べる必要がありますが…)

また、最初の記事の中では茶農家が消費者に対して直接販売することが許されないとあります。

このままの状態を続けてしまえば、小規模茶農家は資金繰りができずに苦しいばかりで暴動などが起こらないとも限りません。

そのため、茶法を改定し小規模茶農家にも見える販売ルートや生活の保障を確立していくためにTea Board of Kenya (TBK)とTea Research Foundation (TRF)の再設立が行われるものと考えられます。

結び


法の改定とTea Board of Kenya (TBK)とTea Research Foundation (TRF)の再設立によって何が起こるのか、というのは筆者にはまだわかりませんが、今後例えばスリランカやインドのティーボードで行っているような地理的表示保護制度を推進していったり、付加価値商品の開発が行われていったりするのではないかと思います。
▼参照記事:インド、アッサムティの地理的表示(GI)保護制度

肥料を安く購入し、農民にそれを売りつけ、代金と称して作物を奪い取る。

ということは世界各国どこでも行われているものだと悲しい気持ちになります。

もちろんそれは日本の茶業界でも。
筆者も耳にしたことのある話です。

しかしながら、茶業の難しさも同時に痛感します。

筆者自身が生葉を売りに行っている小規模茶農家な訳でして、茶価が下がれば売上も落ちます。
おまけに土地も借りています。
▼参照記事:兼業茶農家とは?実際兼業茶農家ってどういう感じで茶と関わっているの?

製茶工場に生葉を持っていくだけで、その後どうお茶が作られてどんな人が口にするのかもわからないのです。

市場に左右されず、最初から最後まで茶を作って販売したい!と思ったならば、小規模でも製茶工場を作らなければいけません。
それには当然多くの資金が伴います。

美味しい(目を引くような)お茶を作らなければ売れない。
顧客をつけるのに大変な苦労が必要。

小規模茶農家の悲哀はここにあります。

日本でも茶業の新規就農はいまだ非常に厳しい状況です。
⇒何代も続く茶農家だけが生き残る…。

では、どうしたらいいのでしょうか?

答えが分かれば、茶業がこんなにも衰退するはずはなかったでしょう。

世界中の茶産地で生産者が離れていっていると聞きます。
どこも抜本的な改革が必要なことは誰が見ても明らかです。

ケニアの話からずいぶんと離れてしまいましたが、筆者のような一個人に出来るのは「茶の素晴らしさ」を一人でも多くの人に伝え、茶を飲んで、知って、購入してもらうこと。

悲しいかな、それしか出来ません。

最初は安いものでも良いでしょう。
そこから、生産者の見えるような茶を購入してもらえるようになれば…と思います。

生産者の見える化には、こういったものが活用されるようになれば良いのでしょうね。
▼参照記事:茶の情報をネットで確認できる時代に?インド紅茶局のトレーサビリティ(茶情報追跡)に関する試み

今後もケニアの茶産業を追っていきたいと思います。



アメリカで茶を育てている?USLTGや各地の生産者たちの活動について






アメリカでの茶に関する気になる記事を見つけて色々と調べていました。

アメリカで茶が流行しているのはこのブログでも何度か紹介しています。
▼参照記事:Cuzen Matchaが大注目!自宅で手軽に抹茶が飲める時代到来!抹茶の革新
▼参照記事:簡単にお茶を飲めるグッズ②-【追記あり】Teplo “The Smart Bottle”と”IoT teapot teplo”-
▼参照記事:NYで大人気「Macha Bar」!缶商品「Hustle」はどんな味?

よく耳(目?)にするのは抹茶ですが、茶を育てているところもあると聞いたことがあるものの検索したことはほとんどありませんでした。

少し見ていきたいと思います。

【注】何度も書いていますが筆者は英語がからきしできませんので、間違いがありましたらどうぞご指摘ください。

USLTGとは?

アメリカにはUSLTGUS League of Tea Growers)米国茶生産者連盟という団体があります。

庭師の方、茶生産を行っている方、茶の研究者の方などが集まって様々な研究や茶の普及を行っています。

茶は植えてから育って生産できるまで非常に長い時間がかかります。

それを補うために、各地の生産者同士を繋げてより良い栽培のアイデアやアメリカに適した品種の創出、各地のテロワールを感じられる製茶について共有をしていくための組織だそうです。

HPには生産者が写真を持ち寄り、茶の栽培中に発生した虫害や病気について話合うイベントも設けられています。

この組織から関連して調べていくと実に多くの方がアメリカの茶産業に関わっているのだと気づかされます。

The Great Mississippi Tea Companyとは?

USLTGを調べていくとThe Great Mississippi Tea Companyにぶつかりました。

こちらのオーナーJason McDonaldは2015 Tea of​​ the United StatesAwardsで4つもの賞を取り、他にも様々なコンテストで受賞、茶の販売から茶畑のツアーなどを行っています。

1時間程度の入場と案内がセットになった10ドルのツアーから、2日間かけて製茶を行うプラチナツアーまでいくつかのツアーが紹介されていました。

プラチナツアーは295ドル…今の価格で約30500円。(2020/12/17付)
食事がついていて、摘採から乾燥まで行い、緑茶、紅茶、烏龍茶を製造するようです。
体力的になかなかハード…。でも参加してみたい…!!!

アメリカは以前から輸入に頼ってきていますのでこうして茶が育っているところを見て、生の茶葉と触れ合う機会というのは非常に貴重だと思われます。(一部生産を行っていたところもあるそうですが…)

The Great Mississippi Tea CompanyのFBを見ていると、台湾から種を輸入して、挿し木をしている様子なども出てきます。

オーナーのJason McDonaldはUSLTGの顧問?か何かをされているようで、オレゴン州での茶生産を促進するセミナーなども行っていたようです。(2020年1月)

オレゴン州では1988年から茶の生産を行っていたようで、ブルーベリーが有名なため同じ弱酸性土壌を好む茶もオレゴン州には適しているのではないかということでした。なるほど。



結び

USLTGから派生してアメリカ各地の生産者のブログやFBなどを見ていると筆者と同じようなことを書いていました。

「いつもは蒸し製の緑茶を作っているけど、今回は炒ってみた。
香り高く美味しいお茶が出来た。」

というような。

筆者は以前北国に暮らしており、雪深く茶が育たたない地でした。

そのため、茶生産地に足を運ぶだけでも感動の嵐でしたし、自分で苗を購入して室内で育てていた時も毎日観察しては楽しんでいました。

同じように今まで茶に触れあったことがなかったアメリカの方たちの喜びが手に取るように伝わってきます。
言語の壁を越えて友達になれそう…。

少し前にご紹介した「グッドバイ」という本でも描かれていますが、明治期にアメリカに輸出されていたのは緑茶です。
▼参照記事:筆者おススメの本⑤ーグッドバイー

空前の「茶ブーム」により、アメリカは母国であるイギリスから茶が原因で独立することになります。(ボストンティーパーティ事件より)

合理主義のアメリカですから、茶の生産にも革命を起こしてくれるかも知れません。

茶がアメリカで、そして世界中でブームになることを切に願います。



【実験②】京番茶を作ってみる







気づくと1週間過ぎ去っているという師走の恐ろしさを痛感中です。
(訳:更新せずに1週間過ぎとった…)

茶畑はすっかり深緑色になり、次の春に備えてじっとしている様子が見えます。

さて、丁度1週間前に仕込んだ京番茶もどきをようやく完成させました。
▼前回:【実験】京番茶を作ってみる

1週間どうしてた?


基本的にはずっとこの状態です。

雨が降りそうな日は中に入れたりしながら1週間ずっと干しっぱなし。

パリパリになっています。

ところどころ湿っているように感じるところもあるのですが、参考YouTube(クリックするとYouTubeが開きますのでご注意を)が1週間と仰っていたので今回はこちら通りに進めました。

京番茶最終工程

油っけのないフライパンでひたすら炒ります。

後から気づいたのですが、おそらく京番茶のいぶしたような香りは葉が一部焦げているものからついたのだろうと思います。

参考動画では鉄の鍋でガス火で炒っていたので時折煙が立っています。

筆者のガスコンロはあまり加熱をすると自動的に止まる仕組みのため焦がすところまでいけずに終わりました。。無念。

全体的に炒ることができた感じになった時点で終了。(5分程度?)

一部焦げた部分があり、まだ青っぽい葉の部分もあります。



いざ、試飲

早速飲んでみることにしました。

宝瓶に葉っぱをモリモリに入れます。
ぐいぐいと押したので葉がぽきぽきと折れてしまいましたがお構いなし。

熱湯を注いで1分。

ほうじ茶のような茶色になり、香りはどことなく京番茶の雰囲気が。

期待して一口。

「あー、番茶だなぁ」

という味わいです。(語彙力…)

正直、乾燥が甘かった時の自家製釜炒り茶のような青っぽさが残っており、少々えぐみを感じました。

もう少し積極的に焦がした方が良いのかと思いますので、改めてもう一度火入れを行ってみたいと思います。

茎の方も飲んでみましたが、茎の方が甘香ばしく美味しいと感じました。
炒っている時、実はフライパンを変更したのですがずっとホットケーキの香りがしていたんですよねぇ。なぜか…。

【2020/12/17 追記】
その後、焙煎機の一番高い温度で焙煎しました。
するとさっぱりとした味わいになり、えぐみも消えました。

やかんに入れて煮立てて飲みましたが癖のない日常使いに丁度良いものになりました。
これからちょいちょい作っていきたいと思っています。

結び

一週間、特に何をする訳ではありませんが作るのに時間がかかるということを除いては非常に簡単でお茶の元祖風の印象です。

今回摘んだ枝は刈り落としをせずに放置している畑から芽が付いた状態のままのものを取ってきたのですが、品種によったり枝を取る時期によっても味わいが異なってくるのでしょうか。

色々と気になるところです。

販売しているものは機械で作られているものがほとんどだと思いますが、何はともあれ、販売している京番茶をもう一度購入してみようと思います。(正解を見失いました…笑)

【実験】京番茶を作ってみる







冬になってくるとほっこりするものが飲みたくなってきます。

ほうじ茶もそうですし、ミルクティ、中国や台湾茶の焙煎が強いもの、そういったものばかり飲むことが増えています。
▼参照記事:ほうじ茶って何?自宅で簡単ほうじ茶の作り方をご紹介!
▼参照記事:寒い時期にはとっておきのチャイを。チャイの作り方のご紹介

とはいえ、筆者の家は冬でも水出しを3ℓくらい常に常備していますので、冷たいお茶も飲んでいますが。(あまりに寒い時はマグカップに水出し茶を入れてチンします。)

畑に行くともう新芽は来春までお休みですので、そろそろ番茶でも作ろうかなと。

今回は京番茶を見様見真似で作ってみることにしました。

京番茶とは?



番茶は様々あるのですが、京番茶というと焦げたような、いぶしたような独特な香りがあります。

筆者が始めて飲んだ京番茶は一保堂茶舗さんのものでした。
一保堂茶舗 いり番茶

HPには、

いり番茶の最大の魅力は、スモーキーな香ばしさと、さっぱりとした味わい。ありがたいことに、その独特の香りのファンになられるお客様がここ最近急増しております。ただ、逆に、「タバコくさい」「煙くさい」など、苦手とおっしゃる お客様も少なくありません。もし、初めてご利用になるようでしたら、お試しに少量をお買い求めいただくことをおすすめいたします。


とあります。

筆者は京都出身の方に「時々京都を思い出して飲むんです」とおすそ分けいただいて飲んだのですが、その時は結構衝撃が強かったです。(笑)
京都の方には懐かしい味わいなのでしょうか。

京番茶の製法は?

今回手で作るため、こちらの動画を参考にさせていただきました。

1、枝を切って、花など不要なものを取る。

2、鍋に入れて蒸す

動画の通り45分にしました。

途中で何度か蓋を開けてはひっくり返します。

最初の10分ほどは青臭い香りが充満していましたが、30分過ぎたくらいからは甘い香りに変わりました。



3、ざるにあけて枝と葉を分ける

4、分けた枝と葉を干す


本日はここまで。

結び

番茶はカフェインやカテキンも少ないので昔から薄めて赤ちゃんや病人に飲ませていたものだそうです。

茶の利益としては現在1番茶2番茶(3番茶、秋冬番があるところも)で終了しますが、その後こうして寒い冬に好まれるよう香ばしく、飲みやすいお茶を作るというのは非常に理にかなっていると感じます。

ここ数年ほうじ茶ブームが来ているのもなんとなく納得です。

品種茶、シングルオリジン、グラスで冷茶を…というようなお洒落でカッコいい日本茶の対極にあるようなほうじ茶や番茶ですが、これこそ本来の日本人にとっての「日本茶」のような気もします。

京番茶を飲んだことがない方は是非一度お試しください。

鍋で煮出して大量に作るにはティーバッグのものもおススメです。


京番茶、というか番茶全般、かなり価格が安いので日常的に飲むには本当に最適です。

さてさて、筆者は冬の間の畑の遊びを色々と考えつつ、年中「茶で遊ぶ」をかなえていきたいところです。

本日仕込んだ京番茶がどうなるのか、また続きを書いていきたいと思います。

ん?最近日本茶に偏っているような…。(;^_^A