世界お茶まつり2019!<セミナー編①>「幻の極上セイロンティ~ゴールデンティップス&シルバーティップス~」

前回参加した時は仕事で行っていたため、ブースをちらっと見るだけで終わってしまいました。

今回はセミナーも予約して、参加することができたので、セミナーの内容も少し書いていきたいと思います。



「幻の極上セイロンティ~ゴールデンティップス&シルバーティップス~」でシルバーティップスとゴールデンティップスを堪能する

三階の大ホール北ホワイエ・ロビーで、「スリランカ日本親善クラブ」の方がセミナーを行っていました。



こちらのブースは予約をしていたわけではないのですが、丁度空きがあったためセミナーを受けさせていただきました。

紅茶好きな方は必ず聞いたことがあるはずの「シルバーティップス」と「ゴールデンティップス」。

産毛たっぷりの新芽が入っている紅茶に魅了される方は少なくありません。
新芽たっぷりの画像はこちらに出ていますので参照ください。

紅茶は一芯二葉という、ひとつの新芽に対して二つの葉がついている状態で摘むのが良いとされています。

日本の茶産地でよく見る機械摘みですとどうしても一芯二葉だけではなく、その下の三葉が入ったり、茎等も混入してしまうため、現在でもスリランカやインドは手摘みで摘んでいるところが多いです。
※今は機械摘みのところもかなり増えているようです。
また、大きなハサミのようなものを使用して刈り取っているところもあります。

その中でもさらに、芯芽だけを集めて作っているのが「シルバーティップス」と「ゴールデンティップス」なのです。

一芯二葉を手で摘むだけでもかなりの重労働。
それがあの小さな芽だけとなると、もうそれだけで頭が下がります。

筆者も何度か茶摘みを体験しておりますが、油断するとクモの巣に引っ掛かったり、動物が空けた穴に足をとられたりします。
茶畑って実は結構危険がいっぱいなのです。

遥か昔、スリランカの茶畑を訪れた際に、お茶摘みをされる女性たちの中の数名は裸足だったことを思い出しました。
蛇がいたり、ヒルがいる畑もあると聞きます。
大丈夫だったのでしょうか…今になって非常に気になります。。

その貴重な紅茶をいただく





シルバーティップスから淹れてくださいました。

産毛がキラキラと輝いています…!
見慣れている日本の品種より明らかに芽が大きいです。
<Watawara Tea Ceylon>とパッケージには記載されています。

見てください。
このジュンサイ感!笑

所謂、中国茶の白茶とほぼ同じものでして、芯芽のうまみがしっかりたっぷりです。

こちらと同じものではありませんが、出展者の方が知り合いの農家で作り方を見せてもらった時は、摘採して5日間、ただ室内に置いておくだけだったとのこと。(その後に乾燥機にかけたのか等は不明)

製法は基本的に教えてもらえないので詳細は不明ですが、おおよそ中国茶で言うところの白茶に近いものと考えてよいのではないかと思います。

こちらはゴールデンチップス。
綺麗ですねー。
本当に美しい…。

やっぱりジュンサイ。笑

スリランカの様々なお話を伺いながら、スリランカ産椰子菓子<タラグリ>をいただきティータイム。

目にも心にも麗しい時間でした。

シルバーティップス、ゴールデンティップスを飲んでみたい!

出展者の方のお話によると、ティップス(芽だけ)を摘むスペシャリストがいて、
通常の方が一芯二葉を摘むと18キロで900ルピーだそうですが、スペシャリストがティップスだけを摘むと750gで900ルピーを得ることが出来るそうです。
※茶園によって異なると思われます

ゴールデンティップスはシルバーティップスにさらに工夫を加えて作られているそうで、出展者の方も製法は全く分からないと仰っていました。

他の方にお話を伺ったところ、シルバーティップスに茶汁をかけて着色(着味)をしているのがゴールデンティップスだとか。 
製法は門外不出。
詳しく知りたいものです。

そんなシルバーティップスですが、ネットでも購入できます。
味や香りにはランクもあり、好みもあると思いますので何とも言えませんが試しに飲んでみる価値はありますよね。

気持ちは完全にスリランカへ。
幸せで楽しい時間でした。

また3年後に飲ませていただきたいと思っています!
いえ、スリランカに行って飲みたいです!!!←ただの願望

【注】シルバーティップス、ゴールデンティップスと記載しておりますが、シルバーチップ、シルバーティップ等で記載されていることの方が多いように思います。すべて同じ意味ですが、今回は世界お茶まつりのパンフレットに記載されていた通りの記述とさせていただきました。

3年に一度の茶の祭典!「世界お茶まつり2019」に行ってきました。<概要編>

3年ごとに行われている「世界お茶まつり」。
筆者は前回初めて行きましたが、今年は時間をとってじっくりと行ってきました。

どんなイベントなのか筆者が体験したものを中心に簡単にご紹介します。




【世界お茶まつり2019】
▼期間:2019/11/7(木)-11/10(日)
▼時間:10:00~16:00(7日は11:00から)
▼会場:静岡県コンベンションセンター グランシップ

 

JR東静岡駅南口に向かうとグランシップの看板が見えます。

階段を下りて、数分でトップ画像のグランシップが見えます。

写真の通り、毎回世界お茶まつりの際はグランシップ前の芝生のところで近隣の手作り作家等が出店をしています。
雑貨や布製品、お菓子や陶芸品、また、芝生に布をひいてその上でマッサージを行ってくれる店もあり楽しめます。

グランシップ前の広場では静岡おでんや茶そば、タピオカミルクティなどが購入できるスペースもあります。
外ステージもあり、飲食をしながらアーティストの歌を聴いたりもできたようです。(あまりそこにはいなかったので詳細不明)

ちなみに静岡おでんはこんな感じ。


黒はんぺんと牛すじが入っているのが鉄板なのでしょうか?
どこで食べても一本ずつ串に刺さっており、色が黒めの割りに味はあっさりのおでんです。
削りぶし粉をかけて、からし(味噌)をつけて食べる感じです。
今回は四回食べました。美味しいです。

グランシップに入る前から楽しめるポイント

【ポイント①】グランシップの茶の木

グランシップ向かって右側に入り口があるのですが、先ほどのトップ画像のもっと駅寄りの場所に茶の品種が数種類植えられています。
※垣根も茶の木なのでお見逃しなく!


こんな珍しい品種まで!
ここからすでにお茶好きの血が騒ぎますよね。

【ポイント②】外の展示販売

「日本紙通商」では茶の苗を500円でポットに植えて持って帰ることができます。
筆者が聞いたときは<べにふうき>でしたが、<きらり31>も出ていたとか。
結構多くの方が苗を持って歩いています。
お子様が楽しそうに植え替えをしていたのを何度か見ました。記念になるからいい!

そこを通り過ぎると、グランシップ入り口までテントが並んでいます。

世界農業遺産系の茶草場農法、わさびの伝統栽培、岐阜県長良川の鮎などの展示販売等。

手揉み茶も実演が!
手揉み茶についてはこちらの記事をどうぞ。

中でも常に人が絶えなかったのは「世界農業遺産高千穂郷・椎葉地域」で、試飲もたくさんいただきました。

釜炒り茶の実演も行われていたようです。
こちらは見逃したため、3年前の写真を⇊
(わかる人にはわかる、超有名人)

こちらのブースでスタート早々散財したのは内緒。←多分多くの方がやらかしてる

【ポイント③】世界のお茶を飲める「世界の路上茶屋体験」

様々な世界のお茶を飲めるコーナーが!

時間がなかったので、悩みに悩んでミャンマーへ。

こちらは糯米茶。
オーム、という植物と茶が一緒に入っていて、煮て飲むそうです。
時間が経っていたようで、かなり苦渋かったです。。

揚げパンをつけて飲むのがミャンマーのミルクティ(朝食、イチャクエというそうです)だそうです。
アルミの容器にミルクティが入っていてかわいいです。(注ぐ時に絶対にこぼすけど)

他のコーナーも非常に面白そうでした。
行けなくて無念…。

もうこの段階でかなり財布の体力を消耗。笑

グランシップ内はどんな感じ?

入り口入ってすぐ正面に上下エスカレーター。
左側に総合案内所。
右側にステージ。

そのさらに右奥には中ホールエントランスで、「世界緑茶コンテスト2019入賞茶」が並んでおり、さらに奥から二階では「ティスティング・フェスティバル」が土日に行われていました。

メインとも言えるのが、入り口入って左にある<大ホール:海>の「ワールドO-CHAメッセ

ホールに入ってすぐ、「静岡県農林技術研究所茶業研究センター」が研究結果の展示や品種登録する前のお茶や開発した商品の試飲、アンケートを行っていました。

病害虫の展示なども非常に興味深かったです。(実は今回筆者が一番テンションが上がったところ)

👆こういうやつ。

あとはもう天国です。

お茶の試飲購入もできるし、生産者の話も聞けるし、製茶機械も見ることが出来ます。
日本茶インストラクター協会のブースでは日本茶アワードのお茶を飲むこともできますし、小さい茶席も設けられているところがあります。

もう一回言いますが、天国です。



ゆっくりお茶を飲みたい!

3階に上がると、様々なお茶席を楽しめるコーナーが。
陶器のショップも数件出ていて、涎が出そうでした。(むしろすでに涎が出ていたと思われます)

「体験、工夫茶席」「イギリスの紅茶 最新事情とティスティング」「日本で一番高価な茶を愉しむー八重奏は極上手もみ茶のための究極の淹茶法ー」などなど、数百円から数千円くらいでミニセミナーが受けられます。
もちろん、お話を聞きながらお茶もいただけます。
※無料のコーナーもあります

3階南ホワイエでは、「まるのみしずおか」。
こちらは静岡の生産者が自らの茶の説明をしながら、茶を淹れてくださるというなんとも贅沢なコーナー。(しかも湯呑付きで500円!!!)


筆者は入り口でイベント限定の湯呑を購入して、こちらを使用したため別途茶葉をいただきました。ありがたい!

お久しぶりの生産者、初めましての生産者、数日で多くの方にお会いできてとても楽しむことができました。
購入して飲んだことはあるけれど、生産者の制作秘話や意図などを聞くと余計に興味や愛情がわいてくるから不思議です。

今回筆者はセミナー目当てだったので、それほどフロアは回っていませんが他にも面白そうなブースやコーナーがありました。

4日間まるまる居るというマニアなお茶好きから色々な話を聞いていると、「まだまだ修行が足りぬ」と思いました。←
11月はイベントが多くて、結構お茶好きさん同士会う機会が多いですね。笑

結び





セミナーなどについてはまた別の記事にまとめていきたいと思います。

3年前に比べるとブースが少し減ったような気がしなくもないですね。。
あとは、会場の静岡がやはり多いので、「世界」というからにはもう少し様々な茶葉の購入もできたら嬉しいと個人的に思いました。

台湾茶が多かったような…?

思えばブースの写真は少し撮ったりしていましたが、フロアの写真がないことに後から気づきました。。
これでは伝わりませんね、雰囲気。(;^_^A
Twitterでは「#世界お茶まつり」で検索すると写真や情報がたくさん出てきますので、そちらにお任せします。←

また、今後もイベント続きですので、よろしければこちらの記事も参考にどうぞ。

クロテッドクリームを作ってみた!クリームティセットに欠かせないクロテッドクリームって?

クロテッドクリームというクリームをご存知でしょうか。

紅茶好きな方なら知らない人はいないのではないかというほど有名なものですが、あまりメジャーではないのが悲しいところ。
日本では気軽に手には入らないものかと思います。(販売しているところもごく一部)

最近は英国展があちこちで催されているため、イギリス製のクロテッドクリームを手に入れられる機会が増えていますが、それでもまだ「近所のスーパーに買いに行こう」という感じのものではないです。。

今回数年前から念願だった、クロテッドクリーム作りにチャレンジしてみます。
(紅茶の日が目前だからね!⇒こちらの記事をどうぞ)



クロテッドクリームって何?

まず、クロテッドクリームをご存知ない方に説明を。

Clotted cream (Cornish: dehen molys, sometimes called scalded, clouted, Devonshire or Cornish cream) is a thick cream made by indirectly heating full-cream cow’s milk using steam or a water bath and then leaving it in shallow pans to cool slowly. During this time, the cream content rises to the surface and forms “clots” or “clouts”.[1] It forms an essential part of a cream tea.

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Clotted_cream

簡単に言うと、しぼりたての牛乳を蒸気や湯煎でゆっくりと加熱し、その後冷却して上部に固まったクリームを集めたものです。


出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Clotted_cream

上記写真はクロテッドクリームの完成品ですが、上の方に≪クラスト≫という黄色の層が出来ています。
これが伝統的製法のクロテッドクリームの証拠であると言われています。
この画像を見るだけで涎が出ています、筆者

乳脂肪分ですので、バター等に似た成分構成となっています。
クロテッドクリームは乳脂肪分が60%以上含まれているものです。
バターは乳脂肪分が80%以上。
生クリームは18%から50%くらいまでの幅があります。(あくまでも動物性)

クロテッドクリームは「バターと生クリームの中間」くらいの乳脂肪分を持ったクリームということになります。

ちなみに、クリームティセットというのは、「スコーン+クロテッドクリーム+ジャム+ミルクティ」です。

クロテッドクリームの作り方は?

家庭で作る場合はオーブンを使って作るのが一番簡単なようです。

こちらの動画をどうぞ。

【材料】
・生クリーム4カップ
・20㎝×20㎝くらいのガラス、またはセラミックのグラタン皿

175-180 F(約80℃~95℃)で12時間焼きます。
「塊」を分離する前に一晩冷やします。
ビスケットを焼くために保存液を使用します。
参照:https://foodwishes.blogspot.com/2017/04/the-names-cream-clotted-cream.html

ですが、うちのオーブンが80℃設定ができず、あきらめました。
湯煎で挑戦します。

クロテッドクリームを作ってみよう!

以前、低温殺菌牛乳でクロテッドクリームを作ってみたことがありますが、今回実はしぼりたての牛乳をとあるルート(闇ルートw)で手に入れることが出来たので、本場に出来るだけ近い状態で作ってみたいと思いました。

ちなみに、しぼりたて牛乳は殺菌をしていないため流通させられません。
日本で唯一無殺菌牛乳として販売されているのは、北海道中札内の「想いやり牛乳」のみです。(想いやりファーム
非常に厳しい衛星管理を行って、国が定める菌の量をクリアしています。
そのため価格は高いですが、生乳と同じ感覚でさらり飲めます。

ちなみに、生乳はさらっとしていて、少し甘く、水のように飲めます。




フライパンに水を入れ、生乳の温度が80℃~95℃内でキープ。

一時間経過。

4時間ほど温度調整しながら、温めたものを冷やし、冷蔵庫へ。
12時間ほど冷蔵したものです。

煮沸した瓶に上部のクリームと液体部分を分けます。
ちなみに、下の液体部分は低脂肪牛乳となります。

低脂肪牛乳。
こちらはスープに使ったり、ミルクティに入れても美味しいはず!

【感想】
やはり、4時間ではダメなのでしょうか…。
クラスト部分が少ないです…。
生乳の脂肪分は多いはずですが…。

今度は脂肪分多めの生クリームでオーブンでやってみたいです。

結び

スコーンとクロテッドクリームとミルクティの素晴らしさについて、昔から熱く(暑苦しいほどに)語っておりました。
お客様に。笑

ミルクティの教室を行わせていただく際も名前くらいは必ず登場します。
出来れば、食べてもらいます。

お世話になっている乳業会社の方に「クロテッドクリームは作りませんか?」と何度もお願いしてみましたが、製造工程においても特別な機械が必要になりますし、時間がかかるため大量生産も難しく、日本で作るのはかなり厳しいというお話でした。

 

でも、最近はネットで購入できるんですよ!
良い世の中になりました!!!
おススメはこちら!

ロダスのクロテッドクリームは売っていると絶対に購入してしまいます。
クラストたっぷりの濃厚な味わい。
スコーンでもパンでもとにかく美味しい…!

今回の内容は紅茶に使うミルクとの関係も色々あるため、その辺りもまとめてきちんと記事にしたいところです。
筆者、乳製品大好きなため、ミルクにはかなりうるさいです。愛が止まりません…!

【参考】
紅茶のミルク後入れ派が8割?2003年王立科学協会の発表から15年

テアフラビンたっぷりの「紅茶博士のテアフラビンのど飴」。テアフラビンの力で風邪を防ごう。

この時期になると紅茶関係のお菓子等がたくさん出てきます。
というのも、11/1は日本紅茶協会が定めた「紅茶の日」。

スーパーでテアフラビンが豊富だという紅茶飴を購入してみました。
こちらの商品、昨年から販売されており興味があったのですがようやく買うことが出来ました。



テアフラビンとは?


参考:https://www.yskf.jp/research/theaflavin01.html

 

「テアフラビンのど飴」、という名前だけで何かに効きそうですよね。

テアフラビンというのは紅茶の水色(オレンジや赤)を構成しているポリフェノールの一種です。
緑茶にはカテキンが含まれていますが、カテキンが葉の中にあるポリフェノールオキシダーゼと酸素と結合し、酸化反応してテアフラビンが出来ます。
他にも有名なものですと<テアルビジン>があります。

半発酵と言われる烏龍茶や全発酵と言われる紅茶は酸化酵素の力を利用して作られますので、テアフラビンが多かれ少なかれ含まれています。(製法等によって多い少ないがあります。)

テアフラビンには4種類あり、カテキンと機能性は似ていますが、緑茶のカテキンより15倍~20倍ほどの抗インフルエンザウィルス効果もあると言われています。

抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗メタボリックシンドロームなどなど。
まだまだ判明していない機能性部分も多く、今も研究が進められています。
※<テアルビジン>はテアフラビン以上に正体不明のようです。

テアフラビンのど飴にテアフラビンはどれくらい含まれているの?

こちらの飴はテアフラビンが1袋80gあたり、10.32㎎入っているそうです。
1粒(3.3g)当たりは0.4㎎…

この量が多いのか少ないのかが分かりません…。
調べていたら、2012年に「鳥取県産業技術センター研究報告」の≪高機能紅茶飲料の開発≫という論文にぶつかりました。

こちらの研究を見ると、「紅茶1gを熱湯で5分間抽出し、最終液量を100㎖として高速液体クロマトグラフィーで分析」とのこと。

7種類の紅茶がある中で、この抽出液中のテアフラビン4種の含有量は(ノンカフェインを除くと)7.5㎎~20㎎。

非常にざっくりですが、一袋で紅茶100㎖飲む程度のテアフラビンが摂取できると考えられます。
これなら、大量に紅茶が飲めない方でも飴を舐めることで代用になるということでしょうか。
ちなみに、ティーカップ一杯の量はおよそ140㎖~150㎖です。
※1粒当たり2.3㎎のカフェインと13kcalの熱量も摂取されます
※間違えていたらご指摘ください




舐めてみた

原材料:水飴、グラニュー糖、紅茶/l-メントール

メントールはおなじみのすっとする味(香り?)です。
湿布薬の軽いバージョン。
ちょっとだけスースーします。

榮太樓總本鋪の飴ってどれも好きです。

筆者はこちらの飴、非常に愛用しております。
ちゃんと不自然じゃないお茶の味がするんだよねー。

一時期喉を使う仕事をしていた時、常に≪日本の茶飴≫を持ち歩いていてから癖になり。
乾燥しだすこれからの時期は必須です。

≪紅茶博士のテアフラビンのど飴≫も、きちんと紅茶の味がするのですよ。
紅茶はスリランカのディンブラを使用しているとのこと。

紅茶の飴、というと大体がアールグレイの香料のイメージなのですがきちんと≪紅茶≫の味がします。
※ちなみに筆者はアールグレイも大好きです。

そして、少しだけすっとしたのど飴の感じが加わって、テアフラビンがどうこうより、ただ単純に美味しい…。

こういった機能性表示系のものって、味があまり…(略)ですが、美味しいです。
飴としてもらったら、嬉しいレベルです。

さすが、榮太樓總本鋪!
裏切らないですね。
※回し者ではありません

結び

紅茶味、というとあれこれ食べてみたり飲んでみたりするのですが、それで満足してしまうことが多いです。

ですので、こういうところでレビューを書くのは、かなり気に入ったものだけです。
恐らく、本気の紅茶好きな方にも気に入っていただけるのではないかと思います。
いえ、あくまでも筆者の好みですので、お口に合わなくても文句は受け付けかねます…。(弱気)

紅茶を30分に一回など、一口でも口に含んで飲み込むだけで、喉が潤い、殺菌効果があると言われています。
喉から入りやすい風邪の菌やインフルエンザウィルスの侵入をを予防できる可能性があります。

【関連記事】
今話題の紅茶がインフルエンザに効くという話について

茶うがいは効果ある?効果的なうがい方法は?

喉が弱い筆者は、必ずマイボトルにお茶を淹れ、飴を持ち歩くようにしています。
圧倒的に風邪をひくことが減りました。
(ちなみにインフルエンザは未だにかかったことがありません)

これからの時期のお出かけのおともに是非!

【○○茶の日】ってたくさんありませんか?10/1は日本茶の日!

○○の日、って毎日のように定められていますよね。
29日は肉の日、とか。

ちなみに本日10/1は「日本茶の日」となっています。
一般社団法人 日本記念日協会には毎日たくさんの○○の日が登録されています。

<日本茶の日>は一年に2日ある?!

すでにご紹介しましたが、10/1が<日本茶の日>。
そして、もう一日が10/31です。

なぜそんなに近い時期に<日本茶の日>が二日もあるのでしょう。

まず10/1の日本茶の日は、≪伊藤園≫が定めた日となります。
1587年(天正15年)10月1日に豊臣秀吉が京都北野天満宮にて「北野大茶湯」を行ったことから由来しているそうです。
先日行った、熱海のMOA美術館に秀吉が作った黄金の茶室のレプリカがあり、この北野大茶湯でお披露目されたことを書いています。
※参考記事:黄金の茶室-国宝、重要文化財多数の熱海のMOA美術館を訪ねて‐

武士、平民、身分問わず参加できる大茶会。
たくさんの人に茶を飲んでほしい、楽しんでほしいという思いが込められた素晴らしい日を<日本茶の日>に定めたとのこと。

Twitterでのキャンペーンも行っていますので、参加してみると良いでしょう。
※2019/10/14まで

≪伊藤園≫と言えば、こちらですね。↓

そしてそして!!!
個人的にとてもおススメなのが、“きゅうスライム”が当たるかもしれない、というローソンと伊藤園のコラボイベントです。
※詳細はこちら
すでに第一弾(対象商品はおーいお茶)が始まっており、第二弾の対象商品はこちら↓

欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい…!(心の声)
すみません、取り乱しました…。(でも本気でほしい)

もう一つの<日本茶の日>は?

もう一つの<日本茶の日>は10/31です。
1192年10月31日に宋から帰国した栄西(臨済宗の開祖)が茶の種や製法を持ってきた日とされているそうです。

栄西は「茶は養生の仙薬なり…」という冒頭で始まる<喫茶養生記>を記し、茶を広めた人物として知られています。

栄西は茶は万能の薬だとし、また禅の修行中の眠気覚ましとして活用しました。
そして種を植え、栽培も行っています。

佐賀県背振村にある霊仙寺は、栄西が初めて茶の種を植えた地とされています。

10月31日といえば、ハロウィンですよね。
ここ数年で異常な盛り上がりを見せているハロウィンイベントと日本茶を絡めたイベントも各地でちらほら見掛けます。

10/1と10/31の一か月以内に二日日本茶の日があることに関しては、特に意味はないようです。



10/31を過ぎると、紅茶の日?!他の茶にまつわる日はいつ?

ちなみに、11/1は紅茶の日でして、お茶カフェをやっていた筆者はてんてこ舞いな時期でした。。
日本茶のイベントが終了次第、紅茶のイベントに切り替えるというとんでもないハードな二日間。笑

11/1は日本紅茶協会が定めた日です。

ロシアに漂着した大黒屋光太夫が11/1にロシアの女帝エカテリーナ二世のお茶会に参加した初めての日本人であろうというところから制定されているそうです。
※詳細はこちら

そして、他にもお茶の日はあるのだろうかと一般社団法人 日本記念日協会のHPを改めてみてみると、以下茶にまつわる日がこんなに…!

★十六茶の日  毎月16日
★和紅茶の日 11月10日
★熟成烏龍茶の日 毎月19日
★熟成烏龍茶の日 10月9日
★午後の紅茶の日 5月5日
★こいまろ茶の日 9月1日
★お茶漬けの日 5月17日
★新茶の日 5月2日
★川根茶の日 4月21日
★中国茶の日 7月8日
★マテ茶の日 9月1日
★無糖茶飲料の日 6月10日
※心を注ぐ急須の日 9月4日 とリプトンの日 5月10日も茶と関係あり?

詳細は是非一般社団法人 日本記念日協会をご覧ください。(それぞれのリンクが貼ってあります。)



結び

○○茶の日、にはここ数年Twitterなどでプレゼントがもらえる企画等を各メーカーで積極的に行っていてタイムラインが賑わいます。
※参考記事:2018年メーカープレゼント合戦

日本紅茶協会等でも紅茶のイベント(セミナー等)が行われたりしていて、お茶に興味を持った方は是非この盛り上がりに乗っていただきたいなぁと思います。

当然お茶好きさんは積極的に盛り上がるわけですが。←自分も含めて

今年もこれからお茶のイベントが目白押しですし、こういったネット上のプレゼント等も増えてくるかと思いますので、是非お見逃しなく!
※参考記事:日本でも紅茶が作られている?-和紅茶の歴史やイベントなどについて-

日本でも紅茶が作られている?-和紅茶の歴史やイベントなどについて-

 

むかーしむかし。
筆者が茶カフェを始めた頃から閉店するまで(閉店は数年前)、ある和紅茶を出していました。

閉店する直前まで‐それはたった数年前ですが‐紅茶についてそれほど興味のない方たちは「日本でも紅茶って作っているんですね」と仰いました。

逆に、紅茶に興味があり、和紅茶ブームが到来した十数年前(?)に早速飲んでいた方は「和紅茶は二度と飲みたくない」と仰います。

店を営業している間に当店の和紅茶を初めて飲んだ方たちは「すっきりしていて飲みやすい」「優しい味わいがする」(あくまでも当店で扱っていた和紅茶の印象)と仰り、後者の方たちは頑なに「和紅茶は飲みたくないんです」と言い続けておられた気がします。

地方都市の小さな茶カフェでしたから、東京等に比べると和紅茶を知らない割合はぐっと多かったとは考えられますが。

和紅茶について、少し筆者の思い(抑えめ)を含めてまとめてみたいと思います。



日本で紅茶が作られるようになった歴史

和紅茶、国産紅茶などと言われています。
いずれも【日本国内で作った紅茶】のことを指します。
煎茶なども合わせて、総称して【日本茶】と呼ばれることもありますが、【日本茶】という言葉から想像されるのは、いわゆる煎茶(抹茶)ではないかと思います。

煎茶も和紅茶も、実は明治期に生糸とともに輸出をされていました。
江戸幕府が崩壊して鎖国が終わり、明治政府は列強各国との貿易の中で「茶」が外貨獲得に非常に大切なものだと分かっていました。

1859年横浜が開港したその年に緑茶が180トン輸出されています。
ちなみに、2019年1月~5月に輸出された緑茶は約2400トン日本茶輸出促進協議会HPよりで、横浜開港した10年後にはおよそ6000トンの茶が輸出されていたというからすごいことです。

世界的にも、また輸出の最大相手国であるアメリカも緑茶より紅茶を求める声が大きくなっており、日本は早急に紅茶を増産しなければいけなくなりました。
※イギリスでの爆発的な紅茶ブームが少し遅れてアメリカにやってきたものと思われます。

1874年に明治政府は「紅茶製法書」を編纂し、各府県に配布して紅茶製造を奨励しました。
また、中国から二人の技術者を呼んで、九州四国の<ヤマチャ>を使って中国式の紅茶を作るように指導します。(ヤマチャ⇒山の中で自然に育っている茶木)

同時に、実際の海外の生産や製茶技術を学ぶため、「多田元吉(ただもときち)」を勧業寮に登用し、派遣させることに決めます。
彼は元々江戸の幕臣でしたが、明治維新後に駿河(今の静岡)で茶業(茶生産等)に尽力していました。
※勧業寮とは、内務省に設置された殖産興業を担当する部署のこと

1875年、彼はまず清国(今の中国)へ派遣され、茶の栽培法、紅茶の製法などを学び、製茶機械や茶の種を持って帰ります。

元吉は清国からの帰国後、すぐに今度はインドへ渡ります。
日本人で初めてダージリンやアッサムへ行き、製茶機械を模写し、茶の種を持って帰ってきたのが多田元吉です。




1877年に帰国。
帰国後、内藤新宿試験場や静岡県丸子に持ち帰った原木を植え、紅茶品種の栽培を行い、国産紅茶の普及のために丸子で増産した種や苗を持って、全国各地を回ります。
※内藤新宿試験場は現在の新宿御苑の場所にありました。

そして、最新の紅茶製造をインドで学んだ元吉は、失敗に終わっていた中国式紅茶ではなく、インドの製茶法を改めて高知県で作るよう指導に当たります。
他にも、静岡、三重、滋賀、福岡、熊本、大分、長崎、鹿児島等も周り、紅茶製造の指導を続けます。

1878年には政府が「紅茶製造伝習規則」を発令し、各産地に紅茶伝習所を設置しました。
その甲斐あって、1892年には150トンほどの紅茶が全国で生産されます。

しかし、日清戦争(1894-1895)や日露戦争(1904-1905)の間にインド、スリランカの台頭により、日本の紅茶の輸出は落ちますが、1929年の大恐慌の折にはインド、スリランカ等の茶業者が輸出制限を行ったため、日本の紅茶の需要が急増し40トン程度の年間輸出が数年で6000トンまで急激に伸びました。

第二次世界大戦が始まると、1945年には年間130トンほどに激減しますが、戦後には少しずつ復興し、1955年には8500トンほど生産の内、5000トンほどの紅茶を輸出しています。

しかし、1971年の紅茶輸入化に伴い、インドやスリランカの高品質で低価格の紅茶が急激に増え、日本の紅茶はほとんど壊滅状態となります。

緑茶の国内需要は伸び、栽培面積も広がっていましたが、缶飲料やペットボトル飲料の台頭により次第に伸び悩み、一番茶しか売れない時代となっていきます。
紅茶の製造に一番向いていると言われる二番茶を緑茶から紅茶に切り替える農家が増え、次第に各産地で地場の紅茶を作る方たちが増えていきました。

今では、紅茶用品種で、インドやスリランカや中国にも負けないような日本独自の紅茶があちこちで生まれています。

2019年、これから和紅茶に出会えるイベント

北の茶縁日和(9/6.7 札幌)

ジャパン・ティーフェスティバル2019(10/19.20 東京)

世界お茶まつり2019(11/7-11/10 静岡)
3年に一度の茶の祭典!「世界お茶まつり2019」に行ってきました。<概要編>

第15回地球にやさしい中国茶交流会(11/23.24 東京)

紅茶フェスティバルin尾張旭(11/24 名古屋)

第18回全国地紅茶サミットin愛知(12/8.9 豊橋)←8/29追記

日本茶AWARD2019

上記はかなり大きなイベントになりますが、和紅茶だけではなく、和烏龍茶等も販売されている方もいらっしゃいます。

生産者の声が聞ける、貴重なイベントです。

中にはグランプリを決めるものもあり、多くの方が好む和紅茶の傾向をつかむことが出来ますので、まずは賞を取ったものから飲んでみるのは非常におススメです。

他にもあちこちで和紅茶を作っている生産者が出店しているイベントや飲めるカフェ、雑貨屋などもありますので、気になる方は是非探して見てください。

ネットで購入できる和紅茶



「べにふうき」と検索すると、たくさん和紅茶が出てきます。
今、一番多く使われている和紅茶の品種はべにふうきではないかと思います。(筆者統計)

べにふうきは前述の多田元吉がインドから持ってきた種の中から選抜された品種(べにほまれ)を親に持っています。
日本育ちでインドの血を引いています。

実は日本には紅茶用の品種がいくつかあります。
品種の話はまた別の記事で書きたいと思います。まとまらないから。。

べにふうきはアレルギーに効く「メチル化カテキン」を多く含むということで有名になったこともあります。
ただし、紅茶にすると残念ながらメチル化カテキンの効果はなくなってしまうようです。

抗アレルギー効果を求めるならべにふうき緑茶をどうぞ。
※茶は薬ではありませんのでご了承ください

結び

筆者が紅茶にはまりだした20年ほど前は、和紅茶がそれほど浸透していなかったように思います。(もしかしたら知らなかっただけかも知れませんが…)

そして、非常に残念なことに二番茶が売れないからと、緑茶用品種(主にやぶきた)を緑茶用の機械で紅茶(のようなもの)を作っていた方が圧倒的に多かったと思います。

当時和紅茶和紅茶と言われるようになった時にその「はっきり言って適当に作った二番茶の紅茶」を飲んだ方たちは今でもトラウマを抱えている人が多いです。
それが冒頭の後者の方たちです。(二度と飲みたくないという言う方たち)

青みがかっていて、渋みではないえぐみがあり、飲むと胃が痛くなるようなものがたくさん世に出回っていたのです。

筆者も一時期は警戒しながら飲んでいましたが、ここ数年はコンテストやグランプリが行われるようになったこともあってか、非常にレベルの高い和紅茶も増えています。

人件費等を考え合わせると、正直まだまだレベルの割には価格の高いものが多いですが、和紅茶の未来は明るいと感じられるものが次々に出てきています。

美味しい和紅茶を作っている生産者の方の商品は毎年少しずつでも購入するようにしています。
これからもずっと美味しい和紅茶を作っていっていただきたいから。

筆者のような一般消費者にできる、唯一の応援です。

和紅茶に興味を持っていただいた方はまずはどこかで購入して飲んでみてください。
そして、それが口に合わなかったとしたら、くじけずに他のものも試してみてください。(SNS等で評判を聞いてみると、お茶好きさんは恐ろしいほどコメントしてくれます。笑)

そして、機会があればイベントに行って、生産者の想いを聞いてみてください。

きっと心が震えるほどの素敵な出会いがあるはずです。



小ロットで製茶ができる機械セット~インド紅茶局スタッフが作った小さな製茶機械セット~




少し前の記事となりますが、インド紅茶局の方が簡単に製茶ができる機械を開発したという記事がありました。

インド紅茶局のアシスタントディレクターである男性が2キロのお茶を作れる小さな製茶セットを作ったというもの。

筆者は趣味で時折お茶作り(製茶)をやらせていただきますが、すべての工程を手で行うため、それはそれは高尚な趣味な訳です。

簡単な茶種であっても数時間は最低かかります。(すべての茶種を作ったわけではありませんので、自身の知る限りですが)

そして1日で作れる量も生葉で1キロくらいがせいぜい。
生葉を手に入れるのもなかなか困難なため、完成品も当然少量です。
※あくまでも筆者の話です。

そもそも製茶機械とはどんなもの?

作る茶の種類(緑茶、烏龍茶、紅茶等)により、必要な機械は異なります。
すべてを釜だけで作り上げる中国の緑茶などもありますので、一言でまとめることができません。

今回は紅茶用機械の例を写真とともに簡単にご紹介します。。

▼萎凋(槽)<いちょう>

葉を揉みやすくするために、萎れさせるところです。
自然の風で行う場合もあれば、温風を当てる場合もあります。


インドダージリンの茶園

 

▼揉捻<じゅうねん>

萎れた葉を機械で揉みます。
手で行う場合は、板やざる、布などで揉む場合もあります。


静岡

インドやスリランカの揉捻機の大きさが分かりやすい写真がなかったため、静岡で和紅茶をお作りになっている農家さんの揉捻機の写真を載せておきます。

2枚目の写真をご覧いただくと、人が簡単に入るくらいのサイズ感であることがお分かりいただけるかと思います。

 

▼酸化発酵<さんかはっこう>


インドダージリンの茶園

上記写真では自然酸化発酵を行っていました。
電熱線が下に入っていて、温度を上げて強制的に酸化発酵を促すこともあります。

 

▼乾燥<かんそう>

揉んだ葉を乾燥させます。
大きな機械に葉を投入し、乾燥を行います。

 

▼ふるい分け


インドダージリンの茶園

乾燥した茶葉を大きさに分けてふるい分けやゴミを省いたりします。
人の手でゴミや悪い茶葉を取る茶園もあります。

非常に簡単ですが、このような流れで紅茶は作られます。
※オーソドックス製法



インド紅茶局のアシスタントディレクターが作った製茶機械とは?

こちらです。


写真出典(元記事)⇒こちら

本当にコンパクト…!!!

この機械は、<萎凋槽><ローラー(揉捻機?)><発酵室><加湿器><乾燥機>を装備しているそうです。

残念ながら実物を見なければどれがどのように動くのか、どうやって使用するのかが分かりませんが、実際にこの機械を導入してから3か月以内に【白茶】【緑茶】【烏龍茶】【オーソドックス製法の紅茶】を作ったそうです。


写真出典(元記事)⇒こちら

美しい茶葉の形状…。
これがあの機械でできるのか…。ほしい…。←本音

しかもしかもしかも!!!
こちらをお作りになったアシスタントディレクターによれば、家庭にあるような道具で作れ、1,5000ルピーで出来るとのこと!!!

1,5000ルピーですと、おおよそ2,5000円くらい!!!!!

小さめの揉捻機だけでも数十万円するというのに!!!!!
すべての機材がそろって、2,5000円!!!!!

送料を考えたって、作って送ってほしい…と記事を読みながら何度もつぶやいたのでした。←心の声が漏れ出てる状態

とはいえ、こちらは趣味で作ったわけではなく、小さな茶農家が自家製茶が作れるように開発されたものだそうです。

茶葉のみを大きな茶工場に持ち込んで売っている、小さな茶農家がそれぞれ自分のところで自家製茶を作ったら…。
将来的にはとても面白いお茶が小ロットで登場するかも知れません。

茶好きとしては非常に興味深いので、是非普及していってほしいです。

結び

茶業試験場には試験的に製茶を行う機械が置いてあります。
こちらも2キロくらいずつ作れると話だったかと思います。

先日京都の茶業試験場でも製茶機械を見せていただく機会がありましたので、そちらも追ってアップしたいと思います。

昔は手ですべて行っていた製茶ですので、実際に手作り茶を作ると、茶の成り立ちが見えて、非常に面白いです。

ちなみに、手で製茶する際の道具はこんなものを利用しています。(ごく一部)

こちらは萎凋用、揺青用に使用しています。
梅や野菜を干すのにも使えます。(というか、本来はこちらが正しい使い方)

こちらのザルの上で茶葉を揉むこともあり、酸化発酵を行う時もあります。
なんなら、粉も振るえます。

かなり必要不可欠な道具かも?



こちらは揉捻機の代わりに茶葉を揉む時に使用するもの。

紅茶をしっかりと揉みこみたい時に使用しています。
茶汁がしみ込んで、着色するのも素敵。←マニアックで伝わりにくい(笑)

などなど。

生葉を茶農家さんに販売していただける、家の庭に茶の木がある等、生茶葉が手に入りやすい環境にいる方には是非自分で手作り茶(自製茶、自家製茶)をお試しいただきたいと思います。(農家さんのご迷惑にならないようにしてくださいね~)

簡単に茶を飲めるグッズ②-TEA BREWER―

簡単にお茶が飲めるグッズシリーズです。

今回はたまたま雑貨屋をうろついていた際に見つけた、ポット代わりに紅茶が飲める持ち運び可能な簡易ポット???

…なんと説明したらよいのかよくわからないので、写真多めでご紹介していきたいと思います。




持ち運び可能なポット???

縦15㎝、横12㎝ほどのさほど厚みのない袋です。

裏面にはいろいろと記載があります。
「有機ブラックティー」「ベルガモット」「香料」ですので、紅茶の産地や種類はわかりません。
(HPにも特別記載はありませんでした。)

デザインのコンテストで賞を取っているようで、確かにオシャレですな。

これがポットになると…???

実際に淹れてみよう!

袋の上部がジッパーになっています。
開いてみると、中に不織布が貼られていて、二重構造になっていました。

なるほど。
なんとなくわかってきましたよ。

上部からお湯を注ぎます。(400㎖の線まで)
そして、5-7分ほど待ちます。
「400㎖×2-3回分、1.2ℓ分飲めます」と驚きの記載があったので、最初は1分ほどで抽出。

こうして、注ぎ口の蓋をとって注ぎます。
なるほどー。

HPに記載がありましたが、確かに「ポット」と「ティーバッグ」の間のような存在。

面白い商品を作ったものだと興味深くいただきました。

ただ、ここまで読んだ紅茶好きな方はお分かりかと思いますが、3煎飲めるはずはないので、念のため2煎目のお湯も淹れて、長めに抽出しましたが、まぁそうですよねという味わいになってしまいました。(;^_^A

※フルリーフの紅茶は煎を重ねて飲むことができるものもありますが、こちらの茶葉を見る限りでは3煎は難しいと判断します。
※こちらの会社、ハーブティがメインの会社ですので3煎飲めるという記載があるのだと思われます。
ハーブの方も今度購入してみたいと思います。

 

筆者が購入したアールグレイは以下になります。
渋みも強くなく、優しいアールグレイの香りなので紅茶初心者の方へのプレゼントにはいいと思います。

 

結び

メディカルハーブの販売をメインとされているので、例えば入院している方への差し入れなどにも良いかも知れませんね。
(ハーブも病気との相性等ありますので、きちんと調べてからご利用くださいね。)

筆者も長期入院したことがあるのですが、食べ物や飲み物に制限がなかったので毎日自分でお茶を淹れて飲みたくて仕方なかったです。

薄いほうじ茶は食事時にもらえたし、コンビニまで行けばペットボトルは飲めましたが、日々お茶を淹れ慣れている人にとっては、慣れた茶器で、体調に合わせた茶を飲めないのはとてもつらいことなのですよね。

病院で熱湯が手に入れば、この商品もいいかも知れません。

あとは山へ行くときとか?
ティーポット持っていない人へのプレゼント?

色々な想像をしながら、楽しむことができる商品です。
お茶好きさん同士の「こんなお茶飲んだことある?」っていう見せびらかし(?!)の際にもいいかも知れません。

楽しいティータイムを♪




 

三井農林の「お茶科学研究所」の研究がすごい

お茶が体に良い効果をもたらすという研究は世界的になされています。
その都度新しい研究結果が発表され、茶の健康効果等については日々進歩していると感じます。

茶の≪特定保健用食品(トクホ)≫を謳っているペットボトル飲料も気づくと新しいものがどんどん増えています。
特定保健用食品についてはこちら

茶の健康機能で最近話題になったのは紅茶の「インフルエンザ予防」でしょうか。
その記事はこちら

そして、つい数日前に新しい研究結果が出たというニュースを発見しました。




紅茶の香りが睡眠の質を向上させる効果がある?!

インフルエンザ予防に効果的とかがん抑制効果があるとか、健康効果が高いといわれる紅茶。
その紅茶の香りには癒し効果の他に快適な眠りに有効な効果があることが明らかになったそうです。

三井農林では2018年から鹿児島県西之表市と筑波大学との協力の元、西之表市の高齢者に対する<生活の質(QOL)支援活動>を開始し、その一環として紅茶の香りが高齢者の生活の質を向上させることを目的とした研究も行ってきたそうです。

研究内容としては、西之表市に住む年齢75歳前後の高齢者16名を対象に「紅茶の香り」または「水」のアロマディフューザーを寝る前に使用して拡散し、1か月間継続してもらう中での睡眠の質について調査を行ったものです。

紅茶の香りを嗅いだ場合は、睡眠の質の上昇、認知機能の上昇、うつ気分の改善が見られたとのこと。
※研究の成果は第20回日本健康支援学会年次学術大会等ですでに発表されているとのこと。

 

三井農林の「お茶科学研究所」が熱い

三井農林といえば、知らず知らずに皆様お世話になっているかと思いますが某大手ファミレスなどのドリンクバーに使用されている「WHITE NOBLE TEA」やスーパーで必ず見かける「日東紅茶」が有名です。


筆者にとっては昔から身近に当たり前のようにあった紅茶のイメージが強いです。
(多分多くの方が同じ感想だと思いますが…)

その三井農林で行われているお茶の研究、「お茶科学研究所」が熱いです。

お茶好きな方なら見たことがあるかと思いますが、日本人の感性に合わせた紅茶のキャラクターホイールを作って話題になりました。

参照:三井農林 お茶の科学研究所

こちらが発表されたのは確か2014年だったかと思います。
とても感動したのを今でも覚えています。
また、紅茶のティスティングをする際の参考にもさせていただいている貴重な資料です。

また、緑茶のキャラクターホイールもあるのです!
こちらも勉強になります。

 

参照:三井農林 お茶の科学研究所

筆者はこんなに素晴らしいものを惜しげもなく公表してくださる三井農林ファンになりまして、積極的に紅茶教室などで商品を使わせていただいております。
ありがとうございます。

純国産紅茶のティーバッグなども販売されており、長年様々なニーズに答え続けていらっしゃる茶業界にとっては重鎮の企業です。

お茶の科学研究所のHPをのぞくと、様々な茶の研究成果等も見ることができてとても興味深いです。
ちなみに日東紅茶のHPの紅茶占いが好きです。←
※大事なことを忘れていないか?とのお告げ。今日のおすすめはセイロンティでした。笑




結び

大手茶飲料の企業は様々な上述してきたような研究とともに、消費者の購買欲を刺激するような仕掛けを常に考えてくれていて、茶好きな人間としては常に注目です。

茶好きな方の中にはペットボトル飲料を毛嫌いする方もいらっしゃいますが、筆者はペットボトル飲料のおかげで今の茶ブームがあると言っても決して過言ではないと思っています。

様々な問題は常にあるものです。
目先の利益だけではなく、未来を見据えて茶について考えていくことは、今茶業に関わっている方(筆者レベルの人間も含めて)についての課題ではないでしょうか。

「昔は茶葉がたくさん売れて~」「今は急須を持っていない人ばかりで~」と恨み節ばかり言っている暇はありません。
前向きに、かつ多くの方が楽しめる茶の生産や販売を。

そういった意味で大手企業の参入は茶業にとって発展への大きな力になります。

三井農林の「茶の科学研究所」は今後も見逃せません。

インドの密造酒で死者多数。アッサムの茶園労働者たち




2019/02/21の夜以降、インド北東部にあるアッサム州ゴラカート県(Golaghat)で密造酒を飲んで体調不良を訴えた人々が病院に運び込まれたとのこと。
他にも近隣のジョルハット県(Jorhat)でも同様の症状で死亡した人たちがいるそうです。
23日の夜までに100人近い人たちが死亡。
さらに病院で治療を受けている方たちが200人程度いる模様。

病院に運び込まれた方たちは「深刻な嘔吐、胸部の激痛、呼吸困難」等を訴えているようです。

捜査当局によればアルコール度数を上げるために有毒なメチルアルコールが含まれている密造酒を摂取したためとのこと。
同月の頭にも同様にメチルアルコールが含まれている密造酒を飲んだ人たち、100名程度の死者が出ていました。

多くは貧しい茶園の労働者と見られており、来年のお茶の生産に影響があるのではないかと心配です。

メチルアルコールとは?

酒に使用されるのはエチルアルコール(エチノール)。
燃料等に使われるのはメチルアルコール(メチノール)。

メチルアルコール(メタノール)が体内に入ると、ホルムアルデヒドに分解され、最後に猛毒の「ギ酸」に変化します。

ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質の一つとして、一時期ニュースでも多く名前を聞きました。
気体の場合は呼吸器などの粘膜を刺激し、呼吸困難などを引き起こします。
また、ギ酸は頭痛や吐き気を引き起こします。
ギ酸には視神経を傷つける作用もあるため、少量でも長期間に渡って飲んだ場合は失明することもあるとか。

日本でも戦後の混乱期、エチルアルコールの酒が手に入らず、闇市などで購入したエチルアルコール(メタノール)入りの酒を飲んで死亡したり、失明したりした人が多くいたそうです。




なぜ密造酒?

20世紀代にはインドで酒は悪いものという教育がされていたようですが、現在は外国の情報も簡単に入ってくるようになり、インドのドラマなどでも飲酒シーンがあるとか。
※それより以前は逆に酒を飲むことは問題ではなかったようです。

しかし実際は、2017/4/1付で「高速道路沿い500m圏内での飲酒、酒の提供が禁止」と最高裁判所が決定し、飲酒運転による事故を減らそうとしています。
しかも、告知は前日だったとか。。

レストランでも、酒屋でも販売、広告を出すことも禁止という厳しい決定。
500m圏内の日本食レストランでも大損害を被ったようです。

茶園の労働者たちが実際にはどのように酒を入手して飲んでいたのかは、残念ながら筆者にはわかりません。
“貧しい茶園労働者”というニュースの通り、日常的に酒を手に入れることも難しい金銭状況なのか、禁酒の影響なのか…。

なぜ密造酒が2019年2月に入ってから二度も、しかも数百名の命を奪うことになったのか…。

ちなみに、インドで有名なキングフィッシャーは結構おいしいです。
筆者はほとんど酒を飲みませんが、キングフィッシャーはすっきりしており飲みやすいです。

結び

筆者がこのニュースを取り上げたのは、何より茶園の労働者に多数の死者が出たということです。アッサムでは時折川が氾濫して、多くの死者が出るというようなニュースも出るのですが、これから茶の生産が多くなるこの時期に多数の死者が出て、アッサム茶の高騰などにつながるのではないかと懸念しています。

命は落とさなかったとしても、失明する可能性が多いということもあります。

ダージリンのような産地に比べるとそれほど話題になりませんが(筆者があまり気にしたことがなかった汗)、今後もニュースを追いかけていこうと思います。