秋も深まってきました。
北海道では雪虫が大量発生しているという映像を見て震えあがったところです。
あれ、チャリ乗ってると鼻に入ってくるもんで結構嫌なんですよね。。←北海道在住経験あり
筆者の地域はまだ温かいものの、それでも朝晩は結構冷え込んでいます。
茶畑の二次活用を考えるシリーズ、途中で切れてましたがふと思い立って書いてみることにしました。
ちなみに筆者の茶畑には(今のところ?)お見掛けしておりません。
セイタカアワダチソウについて
見たことがないという方はいらっしゃらないのではないかと思います。
秋の風物詩的な植物ですね。
ですが、こやつ、大悪党でして。
外来生物法により要注意外来生物に指定されているほか、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれている。
▼引用:Wikipedia
大悪党に認定されている原因としては、根っこから他の植物の成長を抑制する化学物質を出し、在来の植物(ススキなど)を駆逐してしまうからだそうです。(アレロパシー)
筆者のところの茶畑では見かけないと思っていたのは、筆者の畑が無肥料であることと、セイタカアワダチソウは酸性土壌が苦手な傾向があるからのようです。
耕作放棄地ではよく見かけますね。
茶は酸性の土を好むので、相容れないのだと思われます。
あと、肥料食い(肥料の多い土を好む)のようです、セイタカアワダチソウ。
セイタカアワダチソウが秋の花粉症の原因に間違えられていたそうですが、セイタカアワダチソウではなく同時期に咲くブタクサの仕業だとか。
筆者もこの時期ブタクサでやられます…。
茶園にはあまり関係ないですが、他の植物を枯らしてしまうため忌み嫌われています。
セイタカアワダチソウは何かに使える?
茶園ではあまり見かけない植物ではあるものの、茶畑にするための耕作放棄地には育っている可能性はある訳で、畑を荒らす要注意外来生物です。
そこらかしこでにょきにょき育っています。
「これ、お茶にできるのか?」
という素朴な疑問が湧きました。
調べてみると、色々な方がすでにやっておられます。
おまけに、販売もたくさんされていました。
最近野草茶流行ってますしね。
デカフェやノンカフェイン飲料も流行ってますしね。
そして、いくらでも取れますもんね。うん。
なんというか、非常に納得した次第です。
あとは、お風呂に入れるという人も多くいらっしゃいました。
アトピーに効くそうですね。
実際身近な方も入浴剤にしていて、お肌がすべすべになったと言ってました。
そして気になる言葉が書かれていました。
「セイタカアワダチソウはその名の通り泡立つ」
ほほう。( ̄ー ̄)ニヤリ
筆者、冬でもシャワー派のため、お風呂に入れるは今回できませんが、飲んでみたり、泡立ててみたりしてみようと思います。
やってみよう、飲んでみよう!Let’s try!Let’s drink!
ひとまず乾燥させてみました。
陰干しで1週間程度。
パリパリになったので少しちぎって、そのままティーポットへ投入し、湯を注ぎ3分ほど。
味は…、よくある野草茶でした。
苦み、青みも少しあるかな…?
焙煎したらもう少し飲みやすくなるかも知れません。
まぁ、飲めなくはありません。
好みはしませんが…。
そちらを泡立ててみようかと思います。
色が見やすいように白いどんぶりに移し替えて、茶筅でシャカシャカ。
確かに、泡立つ…。
が。
1分後には泡は消えてしまいました…。
泡立て方が悪いのか?茶液が薄いのか?
と思っていたら、どうも開花前の花芽に多くの酵素が含まれているそうで、熱湯で淹れたのもダメだったのかも。
若干花芽も開いていたような…。
入浴剤にするやり方は動画があったので貼っておきます。
結び
近くの植物に詳しい方(森林インストラクターなどもやっておられる方)に聞いたところ、セイタカアワダチソウという名前は「背が高く、花の綿毛が酒の醸造の時の泡立ちと似ているから」ということに由来すると仰っていました。
ですが、調べていくとサポニンが入っているので泡立つとも書かれています。
泡立て方もあるのかも知れませんが、まぁいいや。←
畑を荒らす植物をもてはやすのはあまり好きではないですが、自然にあるものをありがたくいただいて使うという考え方はSDGs的にも良いことですし、今後も向学のため気になったことはやってみたいと思っています。
そうそう、野草茶については他にも書きたいことがあるのでした。
また気が向いたら書きます。
時々海外の方から熱烈なメッセージをいただきます。
「私が欲しかったことが書かれていて嬉しい!!(英語)」
「最近更新されていないけど元気にしてる?(英語)」
「止めないでね。(英語)」
などなど。
筆者英語苦手民なのでお返事書けていませんが、元気ですし、嬉しいです。
この場を借りて御礼申し上げます。
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