お茶を飲んだり、淹れたりする道具には様々な種類があります。
紅茶ならティーポット、緑茶なら急須、中国茶には茶壺(チャフー)などなど。
もちろんそれに限る訳でもありませんし、筆者は急須で中国茶を淹れることもありますし、ティーポットでほうじ茶を淹れたりもします。
筆者が最近ヘビーローテーションしているお茶用ボトル「ハリオ カークボトル」についてご紹介したいと思います。
カークボトルの型違い、ハリオ フィルターインボトル
お茶好きな方なら一本は必ず?持っているのではないかと思われるほどメジャーになった「フィルターインボトル」。
ここ数年、このフィルターインボトルを使用して筆者の冷蔵庫には様々なお茶の水出しが年中入っています。
水出しだけではなく熱湯も注げますので、急須などで抽出したお茶を淹れ、冷ましてから冷蔵庫へ。
お茶屋さんのイベント等では当然のように使用されています。
ガラスなので匂いもつかないところがまたオススメ。
茶渋などがついたときは薄くした漂白剤を入れて少し置いておけばOK。(よーく濯いでください!)
どの茶種でも使えるという素晴らしいボトルなのです。
おまけにオシャレ。
まるでワインボトルですよね。
フレンチやイタリアン、懐石料理の店等でも食前酒が飲めない方用に水出し茶を提供するところも増えているそうです。
そんな時にこちらが出てくるだけでもおしゃれーとなりますね。
フィルターインボトル進化形のカークボトルの素材について
カークボトルは本体の透明部分がフィルターインボトルと違い、PCT樹脂でできています。
PCT樹脂とは、ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートの略で透明性と耐熱性に優れており、軽くて割れにくいそうです。
ただし、
耐熱温度:100℃
耐冷温度:0℃
と記載がありますので、冷凍庫には入れられません。(冷凍庫には普通入れませんが…)
また、注ぎ口、キャップ、フィルターは耐熱温度は120℃のポリプロピレンで作られています。
フィルターインボトルの蓋部分↓
カークボトルの蓋部分↓
フィルターインボトルよりカークボトルの方が複雑な構造にはなっていますが、分解して洗えるので衛生的には全く問題なしです。
こちらも茶渋が付いた場合は漂白剤を薄くして漬け置けば、すぐに綺麗になります。(もちろん、よーく濯いでください!)
カークボトルのメリット&デメリット
カークボトルの最大の利点は「横置きできること」です。
フィルターインボトルは縦置きすると漏れてしまいますので、どうしても冷蔵庫のポケット部分に立てておかなければなりません。
冷蔵庫がそれほど大きくない筆者の家では、ポケットに立てている牛乳やら醤油やらをどけなければならず、正直面倒くさいです。汗
カークボトルは横置きできるので、重ねても置くことができて便利。
四角という形に安定感があり、冷蔵庫内の場所を無駄にしません。
そして割れにくいのが最高にありがたいです。
筆者、お店をやっている頃からフィルターインボトルを利用させていただいておりましたが、何本割ったかわかりません。。
蓋部分ばかりが山のように残っております…。
【追記】デメリットがありました…。
右にある白い丸の部分(茶こしを嵌めるゴム)に香りが吸着しやすいです。。
フレーバードティを水出ししたところ、香りが残ってしまいました。
その後漂白剤で漬けても取れず、重曹で煮てみましたが取れず…。
諦めて買い替えようと思ったところ、販売していないのです…。
是非パーツの買い替えが出来るようにお願いします、ハリオさん!!!
結び
ハリオさんは全体的にお茶のことをとても分かっている方が商品開発をされているのでは?と思われる素晴らしい商品ばかりです。
お茶好きさんでハリオさんの商品を使ったことがない方は逆に探すのが難しいように思います。
筆者は紅茶を淹れ始めた頃、ハリオのジャンピングティーポットを使用していました。
これもまた、非常に使いやすい、注ぎやすいティーポットです。
ガラスなので割れやすいのと、散熱しやすいというところはありますが、茶葉が泳ぐ姿が綺麗に見えますので紅茶がうまく入ったのかよく分かります。
初心者の方に是非使ってほしいティーポットです。
カークボトルはフィルターインボトルより付き合いはまだ短いですが、筆者にはすでに必須のお茶アイテムとなっています。
お茶のイベントや教室などにも持っていきやすいですし、非常に重宝しています。
暑くなってくる時期には必携です。
是非使ってみてくださいませ。
▼参照記事:簡単にお茶を飲めるグッズ③ーHARIO/ハリオ フィルターインボトル・ポータブル
【注意】筆者はハリオとは何も関係ない、ただのお茶好きです。(笑)
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