「アイスティーを淹れる」ことについて改めて考える②

グラスに入ったアイスティ 紅茶

急に暑くなったりするもので、慌てて氷を作りだしています。

気づいたらホットよりアイスティーの割合が増えてくる季節です。

近くアイスティーのレッスンもあるもので、改めて資料を見直したりしているところです。

このシリーズは①がありまして、そちらは以下になります。
▼参照:「アイスティーを淹れる」ことについて改めて考える

①にも書いていますが、アイスティーの淹れ方について疑問を持たずにずっといたため、改めて考えなおしているところです。(とかいいつつ、1年ぶりw)

様々な淹れ方をまずは検討してみようかと思いまして、今回は「teteriaの大西進さん」の淹れ方を参考にしてみます。

今回試してみるアイスティーの淹れ方について

調べている時に見つけたdancyuの記事。
teteriaの大西進さん、よく存じております。(SNS上で)
お会いしたことは生憎ないのですが…

淹れ方を見るととても明快。

「ごくごく飲めるアイスティーの淹れ方」というタイトルもいいです。

やってみましょう。

■材料(1ℓ分)
茶葉 10g
水 500ml
氷 500g
※dancyuの記事ではこうなってましたが、減らして茶葉4g、水200、氷200でいきます。

以下そのまま引用👇

①湯を沸かす
湯はしっかり沸騰させる。たなびく湯気が天井に向かい、湯の表面がボコボコと沸くのが“沸騰”です。

②茶葉の量を決める
茶葉はかりながらこぼす

1L(1000ml)のアイスティーをつくるなら、茶葉の量は0(ゼロ)を二つ取って「10g」。きちんと計るといつでもおいしさのストライクゾーンに収めることができる。

(盛大にこぼすのは筆者ががさつだからです。典型的なO型←最近は差別らしいけど)

③氷を用意する
1000ml(=1000g)のうち半分は紅茶を淹れる湯、半分は氷。500gの氷を計量する。1Lの容器の場合、1Lの線まで氷を入れるとおおよそ500gになる。

④湯を注ぐ
茶葉を入れた容器に、沸騰した湯を500ml(=500g )注ぐ。容器の線を頼りにしてもいいが、 正しい味を知るために、最初は計量するとよい。

⑤蓋をする
紅茶淹れる
すぐに蓋をする。蓋をするのは温度を高く保って茶葉の味を引き出すためで、香りを逃がさないためではない。抽出時間は最低2分、長くて3分まで。小皿を蓋代わりにしてもよい。

⑥混ぜる
蓋を取り、柄の長いスプーンを差し入れ、容器の上部だけを優しく二回し。抽出した紅茶の上下の濃度を均一にするイメージ。

⑦紅茶を注ぐ
紅茶注ぐ
氷の入った容器に、茶漉しで漉しながら紅茶を注ぎ入れる。氷:紅茶= 1:1 の黄金比が、紅茶を一気に冷やしてくれる。

⑧完成
グラスに紅茶注ぐ
スプーンで数回かき混ぜると、全体がすっかり冷たくなって、氷が程よく残る。すぐにごくごく飲めるアイスティーの完成!

やってみて感じたこと

このレシピを見る限りですと、クリームダウンについては触れていません。

また、ここには記載しませんでしたが、少々贅沢だけど市販の氷を使うことをお勧めしています。
綺麗なんですよね。透明度とか。
筆者も講座の時や物撮りの時は市販の氷使用してますが今回は実験なので製氷機の氷を使用してます。

やってみて感じたことですが、

1,簡単、明快
2,氷をお湯と同量にしているため、キンキンに冷やすことができる
3,追加で氷を入れなくてもごくごく飲める
4,もしや茶葉の量が絶妙?
5,すでに急冷してあるので冷蔵庫に入れてもクリームダウンしない

があげられるかと思います。

茶葉の量、湯の量、というのは本当に本や人によってまちまちで、初心者の方は惑われることが多いです。

前の内容でも触れていますが、まずはわかりやすいが一番大事。

作りたい茶液の量のゼロ2つとったのが茶葉の量
作りたい茶液の半分が氷、半分がお湯

これ、すごくいいです。
覚えやすい。

ふと思ったのですが、作り方としては急冷式(オンザロック方式)なんですよね。

もし急冷式(オンザロック方式)で氷が少なかった場合は恐らくクリームダウンするはずです。

氷を最大値にして、一気に、完全に冷やしきることで茶液のゆっくりとした温度変化をなくしてクリームダウンを回避できているのではないかと思います。

合わせて、茶葉と湯と氷のバランスが良いのではないかと。

まとめ

前回の淹れ方と具体的にどこが違うのか。

★前回(熊崎方式)
ティーバッグ2個
熱湯 100cc
冷水 300cc

★今回(大西方式)
茶葉 10g
水 500ml
氷 500g

ここでようやく気付きました。

茶葉と水の割合は一緒だということに。(;^_^A

「湯より多めの量の冷水で割る熊崎方式」と「湯と同じ量の氷で割る大西方式」

どちらが良いのか、というのはどうにも判断できませんが個人的に作りやすさ分かりやすさの面でいうと今回の大西さん方式に軍配があがりました。

何度かやってみて、どちらの方がクリームダウンしにくいかを含めて検討してみたいと思います。

筆者はアイスティの場合、スリランカのキャンディを使用しています。(BOPのもの)
今回も前回も同じキャンディで作っています。

熊崎さん大西さんも紅茶は間違いないのでお勧めしておきます。

なるほど。
先人に学ぶことは大事ですね。( ..)φメモメモ

他にも気になっている作り方がいくつかあるのでそれも含めてまた検証して、レジュメ作らないと…。

今までのアイスティに関する過去記事はこちらからどうぞ。
▼参照記事:元お茶カフェ店主のまかないアイスティ!一番簡単に自宅で簡単に作れる方法!
▼参照記事:自宅で作れる簡単アイスフルーツティ!目指せ!フルーツインティ!
▼参照記事:アレンジティ素材①ージンジャーシロップー
▼参照記事:アレンジティ素材②ードライフルーツ(マンゴー)ー
▼参照記事:アレンジティ素材③ー生ベルガモットで作るフレッシュアールグレイ2ー

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