紅茶仕立てのティーカクテル?静岡割り?茶とアルコールの素敵な関係。

ティーカクテル2 茶のニュース

サッポロビール(株)から「サッポロ ウメカク 紅茶仕立ての梅酒カクテル ダージリン」が2018年より限定販売になることが発表されました。

国産梅果汁とダージリンの紅茶エキスを使用した無炭酸の梅酒カクテルとなります。

茶を使用したカクテル、ビール、などのアルコール飲料って実は意外とたくさんあるんです。
商品と合わせてご紹介していきたいと思います。

歴史のある「静岡割り」

酒を緑茶で割る飲み方を《緑茶割り》と言って、居酒屋でも多く置いていますよね。
カテキンの効果で酔いも回りにくいとか。

かなり前からこの《緑茶割り》が居酒屋の定番メニューとしてあった静岡で、《静岡割り》と命名して、全国に普及させる活動が始まったのが2006年。

当時の静岡市観光協会で「静岡割り普及推進委員会」というものまで発足していたとか。

茶の種類は拘らず、お酒の種類も特に決まった定義はないようですが、緑茶、もしくは抹茶を焼酎で割るようなものが多いように思います。

今ではすっかり居酒屋での定番メニューですよね。

抹茶ビール

抹茶ビールもここ数年流行っていますね。

こちらも抹茶の効果で酔いが少ない、脂肪燃焼効果などによりヘルシーさが特に若い女子たちに受けています。

緑色が綺麗なのでInstagramにあげている方も非常に多いです。

抹茶の産地である京都のお店では非常に多く、全国的にも居酒屋のメニューとしても登録されているところが増えてきました。

抹茶ビアガーデンも毎年、東京お茶の水でオープンして大人気です。
※【追記】2019年もすでに終了しています。

紅茶カクテル、リキュール


上記のサントリーチューハイは「オレンジティーサワー」もあります。

2018年10月16日より限定発売の「サッポロ ウメカク 紅茶仕立ての梅酒カクテル ダージリン」のように、限定で紅茶のカクテルが販売されていることが多いですね。

若い女性が仕事帰りに軽く飲める、紅茶のアレンジカクテルやサワーなどがかわいいパッケージ缶で販売されています。

同様に烏龍茶やジャスミンティのカクテルなども見かけます。

茶のリキュールはお菓子作りにも使えます。

筆者の店にも常時置いてありました。
有名なものは以下のようなものでしょうか。


他にも「ジョシー」、「ドーバー」などのメーカーからも紅茶リキュールが販売されています。

アールグレイ風味、ダージリン風味、レモンティ風味など様々ありますので、お探しの方は調べてみてください。

メーカーによってアルコール度数や香りもかなり違いますので好みが分かれるところかと思います。

風味の違いがありますので、少量で販売されていればまずはそちらを購入して確かめてみることをお勧めします。

筆者的には「ティフィンのティーリキュール」が好みです。(ダージリン風味)

紅茶専門店ルピシアで、《お茶BAR》というサイトを作っています。
ルピシアのお茶を使用したカクテルの作り方を様々紹介しています。

また、日本紅茶協会のHPで様々な紅茶のアレンジを紹介されていますが、その中にも紅茶カクテルの作り方が数種類出ています。

上記でご紹介した紅茶リキュールを購入すれば、炭酸割り、ジュース割りなどで気軽に「ティーカクテル」を楽しめます。

また、普通に紅茶を淹れて、焼酎やワインなどで割るという方法もあります。

筆者は《紅茶梅酒》が好きでした。

疲れた時に、紅茶梅酒に炭酸を入れて、ほっと一息。
至福の時間ですね。

お茶屋の店主は仕事中もプライベートも茶を飲みます。笑

また、抹茶リキュールにミルクを入れると、抹茶ラテ(アルコール入り)になりますよ。


お茶のが苦手、甘いカクテルじゃないと飲めない、という方にはこういった飲み方もお勧めします。

結び

実際のティーカクテルの作り方などはまたいずれ写真付きでご紹介したいと思います。

ティーカクテルは最近はお茶の店でも提供しているところが増えています。

茶をお湯で抽出して飲む、というだけではなくアルコールとしても楽しめると、より多くの客層を店に取り込むことができます。

また、ティーカクテルから茶に興味を持つ人も増えるかも知れません。

以前の記事でご紹介しましたが、《茶葉をまるごと摂取する》ということと同様に茶を様々なスタイルで楽しめるようになってきたように思います。

茶の楽しみ方は無限大。
様々な楽しみ方を探してみてくださいね。

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