Hongyacha(HYC)-中国の山奥で見つかったノンカフェインの茶樹ー

茶のニュース




先日お茶のニュースをいつものごとく見ていたところ、中国の科学者が中国の山奥から「カフェインを含まない」野生の茶を発見したというニュースを見つけました。

ご存知の通り、「チャ」学名「Camellia sinensis(カメリア・シネンシス)」にはカフェインが含まれています。

緑茶、紅茶、烏龍茶等チャノキを使って作られた「茶」にはすべてカフェインが含まれています。
そのためデカフェ茶やカフェインレス茶は<茶葉に自然に含まれているカフェインを人工的に抜いている>ことになります。

カフェインを抜くためにはいくつかの方法がありますが、そちらについては過去の記事を参照ください。

茶と茶の辺縁種って何?


山茶花の花

<チャは学名カメリア・シネンシスというツバキ科の常緑樹>であるということはこれを読んでいる多くの方は一度は聞いている話かと思います。

改めて簡単に説明しますと、植物は「界」-「門」-「綱」-「目」-「科」-「属」-「節」-「種」となっています。

チャの場合でいうと、「植物界被子植物真正双子葉ツバキ目ツバキ科ツバキ属(チャ節)チャノキ種」が植物界の正式名称となります。
長いね…。

ツバキ属はチャ、ツバキ、サザンカなど約90種もの種類があります。

チャはツバキ属の中の【チャ節】として位置づけられているのですが、【チャ節】の中には、
Camellia sinensis var. sinensis←中国種
Camellia sinensis var. assamica←アッサム種
Camellia taliensis
Camellia irrawadiensis
があります。

上記4種類にはカフェイン、テアニン、カテキン類が含まれています。(含有量は異なりますが)

また、ツバキ属サザンカ節である<サザンカ>には0.01%以下ですがカフェインが含まれているそうです。
ツバキ科のつるつるとした葉っぱを見るとそわそわする茶マニアの筆者。
でも、昔チャドクガにやられて酷い目に合ったことがあります。全身湿疹…



カフェインが含まれていない茶?


カカオの実

今回、中国農業科学アカデミー(the Chinese Academy of Agricultural Sciences)のChen Liang博士が率いる研究者チームが中国福建省の山中からHongyacha(HYC)を発見したと「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に発表しました。

実はそれ以前にも実は中国にはカフェインが生成されない茶の一種がありました。

通称ココア茶(毛叶茶、学名:Camellia ptilophylla)です。

ココア茶(毛叶茶、学名:Camellia ptilophyllaは広東省チワン族自治区、広東省、湖南省、海南省、中国本土のほかの地域にも分布しています。

およそ標高500m以下で生育しているそうです。

カフェインを含まず、テオブロミンを多く含ん