ついに、というかまさか、の映画化です。
出版されたのは10年ほど前です。
当時筆者は茶道のお茶会に数回行ったことがある程度でした。主人公の「私」といとこのミチコの気持ちが痛いほどよく分かり、笑い転げて、時々泣いて、本の中で彼らとともに成長したような気がします。
こちらの映画化を知って、改めて読んだところ、若かった頃よりもっと茶道の奥深さを知ることができ、そこに含まれている「生きていく」ことの意味を噛みしめました。
主人公たちが初めて茶道に通い始めた頃、作法の意味がいちいちわからず、
「なぜこうするの?」
と問う主人公に先生は、
「なんでって聞かないで。茶道ってこういうものなの。」
と言います。
少しずつ作法を覚え、覚えては新しい作法が登場して混乱しながら、プライベートでも辛いこと苦しいことを乗り越えながらも細々茶道を続け、20年という年月を経てようやく主人公が「自分なりの茶道」を見つけた姿には思わず感動の涙が流れます。
これはぜひ読んでいただきたいのです。
ネタばれするのは嫌なので、ご自身でお手に取ってください。
筆者は今でも愛読書の一冊です。
辛い時、苦しい時、時々開いてみる本です。
そして映画も見に行ってください。
2018年10月13日公開です!
しばらく映画に行っていない筆者ですら必ず行きます。
本日(7/11)、公式HPに試写会のお知らせがアップされており、いてもたってもいられずに申し込みをしようと思ったら、なんと京都でした。(゚д゚)!
そうですよね…。
抹茶の本場ですものね…。
筆者の家からは少々遠いので、泣く泣く諦めました…。
試写会の申し込みは7月20日まで!!!
観に行ける方はぜひぜひ!!私の分まで…。涙
茶道を知らない人、抹茶のことを知らない筆者のような人にこそ観ていただきたいです。
茶道をやっておられる方はきっとまた違う目線で見ることができるのでしょうから、お話を聞いてみたいところです。
映画の詳細は分かりませんが、本は本当に本当に素晴らしいです。
心がほっこりして、じんわりとした感動が流れます。
ぜひ「日日是好日」を。
映画「日日是好日」の公式HPはこちら
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HPのトップで映像が流れるのですが、黒木華さんも、多部未華子さんもかわいくて、樹木希林さんが良い味を出しているんですよ!!!