お茶を好きな方は常に茶を持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。
筆者もその一人です。
いつでもどんな時でもマイボトルが欠かせません。
夜寝るときもベッドサイドには必ずマイボトルを置いています。
夜中に目が覚めた時に水分がないと困るんです。
そんなマイボトラー(?!)にお勧めなのが給茶スポット(お茶Bar)なのですが、そちらの記事は是非以下をご覧くださいませ。
▼参照記事:熱中症予防に「給茶」や「お茶Bar」!お茶屋さんで色々なお茶を楽しもう!
頭から脱線しましたが、今回は最先端のお茶淹れ道具についてご紹介したいと思います。
Teplo: The Smart Bottle for Tea Lovers
▼動画元はこちら
なんて素敵な響きでしょう。
”お茶を愛する人のためのスマートボトル”。
2016年にクラウドファンディングで話題となったボトルです。
このボトルは竹とガラスでできており、温度計、ヒーター、Bluetooth通信モジュール、2つのバッテリーを備えています。
なんと、iPhoneアプリと連携し、どのお茶を淹れるのか、どの温度で淹れるのか、抽出時間等を適切に選択して、最高の状態でお茶が飲めるという夢のようなボトルなのです。
筆者もものすごく欲しかったのですが、ぐっと堪えました。
家にマイボトルが山のようにあるのですよ。
これ以上増やしてどうする…という…。
最先端のお茶の飲み方と言っても過言はないでしょう。
「これを考えたのはきっと合理主義のアメリカ人かな」と一種偏見を持って製作者を見ると、日本人とインド人でした。
茶の生産地である2つの国の方たちがアメリカで出会って、お茶のマシンを開発するというのもなんだか興味深いところです。
そのTeploがさらに新しい商品を製作中というニュースを発見しました。
こちらです。
IoT teapot teploとは?
動画元はこちら
こちらもスマートボトルと同様、iPhoneと連動しており、抽出温度などを選択することができるのですが、さらにすごいのは心拍数や体温を計るセンサーがついているところです。
画像元はこちら
こちらのセンサーに指を当てると心拍数や体温を測定し、茶葉と飲む人に最適な状態でお茶を淹れてくれるという優れもの。
例えば、心拍数が高くストレスが多いと判断すると、低温で甘味が多く出るように抽出を調整してくれるとか。
さらに!
iPhoneと連動しているので、毎回お茶の淹れ方を評価することができ、淹れれば淹れるだけ好みを学習してくれるそうです。
さらにさらに!!
音声アシスタント(SiriやAlexa)にも対応!!
つまり、水と茶葉だけ入れておけば「お茶いれといてー」とスマホに伝えるだけで美味しいお茶を淹れてくれるようになるんですよ。!!!
まさに夢のようなマシンです。
ドラえもんの世界です。←我ながら昭和な例え…
ただいまクラウドファンディング中。
2020年4月には発送されるそうなので、まだ購入を考える時間がありますね。
筆者も前向きに検討したいと思っています!
androidアプリ開発も切に希望…。
結び
あと年30、40年経ったら、「わしが若いころには急須っていう道具があってな。それで茶を淹れたんじゃ」的なことを言うのかも知れないなぁとぼんやり考えてしまいました。
「茶は、相手と対話をしながら相手の体調や心理を汲み取って淹れるもの」
といった【もてなしの心】に通じる概念も無くなってしまうのでしょうか。
ペットボトルの茶飲料利用が増加し、急須やティーポットで茶葉から茶を淹れなくなったという話をよく耳にしますから、≪茶を淹れる≫≪茶でもてなす≫という大切な文化を守っていきたいと当然思っています。
同時に、時代は常に進化していますので、新しいものを受け入れて楽しんでいきたいという気持ちも同時に存在します。
古いものと新しいものが共存しあって、茶に関わる多くの方に幸せが訪れるのを願うばかりです。
【2020/8/27追記】
こちらはついに日本でも購入できるようになったようです。
プレスリリースがでており、とても分かりやすく説明がされていたので是非どうぞ。
▼参考記事:LOAD&ROAD、茶葉の魅力を最大限に引き出す独自の抽出テクノロジーと世界初の「パーソナライズ抽出機能」を実現したスマートティーポット「teplo ティーポット」発売
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