「宇治茶の普及とおもてなしの心の醸成に関する条例」、「府『宇治茶』新条例」(仮称)とは?




「日本茶」が海外でも注目を浴びるようになり、日本茶をもっとアピールしていこうという気運が高まっていることを日々感じます。

毎日のように茶産地でのイベント、茶文化の普及のための取り組み等のニュースを目にします。

筆者の記事、以下もご参照ください。

▼静岡独自の茶の条例についての記事
静岡茶条例

▼日本茶がユネスコ無形文化遺産登録?
ユネスコ

▼茶にまつわる場所でのイベント
⇒松江市の松平不昧没後200年記念祭(2018年12月末まで)

京都府宇治市では「宇治茶の普及とおもてなしの心の醸成に関する条例」というオリジナルの茶条例が制定されています。(2014年10月)

さらに、府内だけではなく全国に向けて宇治茶を発信するための「府『宇治茶』新条例」(仮称)が新しく制定されることとなりました。

京都府、宇治市の茶への取り組みについてまとめてみたいと思います。

「宇治茶の普及とおもてなしの心の醸成に関する条例」とは?

宇治茶の発祥の地であることに誇りを持ち、宇治茶の消費拡大による「宇治茶の普及」、客に宇治茶を振る舞うことを通した「おもてなしの心の醸成」により先人たちが築きあげてきた宇治茶の伝統、産業を守り、国内外に情報発信。
また、宇治市がより発展していくこと、合わせてその取り組みを行っていく旨を表明しています。(宇治市HPより)

まずは宇治市に住む人々が自分の住んでいるところの茶文化に興味を持ってくれるように仕掛けた条例と言えるでしょう。

実際に宇治市のHPを見ると、茶の産地ツアー、茶イベントの紹介、茶の飲み方等々がまとめられており、一番HPを見るであろう宇治市の方たちに視覚的にも訴えかけているように感じます。
茶好きな筆者はHPを見て宇治市に住みたくなっております。笑

「府『宇治茶』新条例」(仮称)とは?

宇治市民を巻き込んで茶を盛り上げていこうという「宇治茶の普及とおもてなしの心の醸成に関する条例」の次は、宇治茶を全国で普及させて府内の茶産業発展につなげていくための条例が制定されることになりました。

2018年12月20日から中間案が発表となり、2019年1月21日までに条例の愛称やパブリックコメントを募集し、2019年4月の施行を目指すとのこと。

実際の振興案などはこれからですが、条例案としては「茶は喉だけではなく心を潤す」という理念のもと、
・「府民の役割」として日常的に宇治茶に親しむこと
・「府の責務」として宇治茶の普及と促進、茶産業の振興に取り組むこと
を掲げています。

 

結び

「茶は喉だけではなく心を潤す」という言葉。
本当にそうなんですよ。

・疲れてほっと一息つきたいとき
・誰かと楽しい時間を過ごすとき

そんな絵を想像する時、日本茶や紅茶(もちろん珈琲や中国茶だって)がテーブルにありませんか?
湯のみやマグカップを手にしている姿が頭に浮かびませんか?

喉が渇いているだけなら、何を飲んでもいいのです。
むしろ水の方がよいでしょう。

ですが、「茶」は空間や時間がともに存在します。
幸せな空気が漂っているイメージです。(筆者だけ?!違うよね?!)

日本国中の茶産地が力を合わせて、茶産業を盛り上げようとすればまだまだ盛り上がっていくはずです。
世界に誇れる「日本茶文化」を守りたい、守ろう。

筆者の個人の活動では限りがありますが、急須を持ったことのない若い方たちやこれからを担う子供たちにもせめてその思いを伝えていきたいと思います。

 

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