ユネスコ無形文化遺産に日本茶を!大切な日本の文化を守ろう。




平成25年12月に、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

「和食」とともに、日本を代表する飲みものである「日本茶」に世界中から注目が集まっています。

 

 

ユネスコって色々聞くけど、何のこと?

ユネスコはUnited Nations Educational, Scientific and Cultural Organizationの頭文字をとって、UNESCO。

日本名ですと、国際連合教育科学文化機関となります。

本部はフランスのパリにあり、識字率の向上や義務教育の普及等の活動とともに我々がよく耳にする、「ユネスコ無形文化遺産」「ユネスコ世界文化遺産」の登録や保護活動があります。

参考:UNESCOのHP

 

ちなみに、農林水産省のHPによれば、無形文化遺産世界遺産の違いを以下のように記載してあります。

「「無形文化遺産」とは、芸能や伝統工芸技術などの形のない文化であって、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっているもののことです。
(中略)
似たような制度に、「世界遺産」がありますが、無形文化遺産が形のない文化を対象としているのに対して、世界遺産は建築物や自然などの有形のものを対象としている点が異なっています。」

 

ユネスコとお茶

ユネスコの文化遺産に「日本茶」や「茶産地」を登録しようとする動きがあちこちで見られます。

例えば、京都府のHPでは宇治茶の文化的景観を世界文化遺産に登録するという目標を掲げ、そのための活動を紹介したり、ユネスコへの提案書のPDF等の詳細も見ることができます。

他にも茶産地では様々な動きがあり、市レベルでの日本茶に関する条例が発令されたりもしています。

先日は松江市の市長が「茶の湯文化の条例」を前向きに検討するという発言をしています。詳細はこちらの記事を

福岡県うきは市は2014年に「お開きは、うきはの茶で乾杯条例」。
静岡市は2008年に「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」などを定めています。

 

 

ユネスコに「日本茶」が登録されたらどうなる?

 

ユネスコに登録されたところに観光客が増え、経済効果があることは周知の事実。

富士山が世界遺産に登録されたのが2013年6月。
その直後の9月に、静岡側と山梨側合わせて100億近い経済効果があったというデータがあります。

日本茶が文化遺産に登録されれば、日本茶の輸出が増え、あまり興味のなかった日本人も茶について関心を持ってくれるであろうと予測できます。

「和食」がユネスコに登録された後から、海外の日本茶のニュースをよく見かけるようになりました。
主にアメリカですが。

アメリカでは日本茶の健康効果を盛んに謳っています。

実際、日本茶輸出促進協議会によると、2017年度の輸出金額は143億円、前年対比124%、数量は4641トン、前年比113%と増加傾向にあります。

抹茶は特に大人気。
Macha Barの記事はこちら

とはいえ、耳にするのは「日本茶が売れない」「後継者がいなくて廃業した」「放棄茶園が増えている」というような切ない話ばかり…。

また、日本茶の場合、農薬の関係でヨーロッパへの輸出が難しいというような話もちらほら。

大人の事情も垣間見えますが、純粋に日本茶が大好きな筆者としては、日本茶や美しい茶産地がユネスコの文化遺産に登録され、日本茶が世界に羽ばたいていくのを楽しみにしています。

そしてマクロレベルで日本茶の購入をし、お茶屋さんや農家さんを応援をしていくつもりです。

大切な日本の文化をみんなで守っていけるように、せめて日本茶に興味を持っていただける人が増えるよう望みます。

 

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