ここ数年海外で勢いのある抹茶ブーム。
Instaglamなどの普及により、いわゆる《SNS映えのする抹茶ドリンク》が日本でも人気ですよね。
特に大人気なのが、アメリカ。
ニューヨークで最初の抹茶カフェ《Macha Bar》をご存じの方も多いはず。
期間限定で逆輸入したイベントが今年、昨年と原宿で行われていました。
Macha Barについて
2014年ニューヨークブルックリンで初の抹茶専門店がオープン。
若い兄弟が抹茶に魅了され、抹茶をエナジードリンク代わりに広めたいと思ったところからスタートしています。
彼ら自身が珈琲やエナジードリンクを摂取しすぎて、体調を崩しがちになりました。
ある時抹茶を飲んだ時に体がだるくないのにエナジードリンクのように元気になる効果があると感じ、さらに美味しくヘルシーであることから天然のエナジードリンクとして販売したいと考えるようになりました。
日本の産地へ行き、抹茶の製法なども学び、2014年に一号店をオープン。
日本のテレビでも「抹茶ブラザーズ」として紹介されたりと、話題になりました。
彼らのカフェではオーガニック素材にこだわっています。
原料の抹茶は日本の農家から直接輸入しているというこだわり。
HPによれば鹿児島の農家のようです。
抹茶ラテはアーモンドミルクやソイミルク(豆乳)、牛乳などが選べるようになっています。
他にも抹茶とフルーツを融合させたり、スパイスを混ぜた抹茶ドリンクもあるそうです。
日本人にはない発想のオシャレな抹茶アレンジドリンクがいっぱい。
スターバックスの抹茶バージョンというイメージです。
原材料をオーガニックにこだわったことにより、珈琲やエナジードリンクで胃を荒らしたニューヨーカーたちに《体に優しくて健康に良いドリンク》と大人気だそう。
現在ブルックリンは閉店しており、チェルシー店のみの営業となっているようです。
ニューヨークに行った際には行ってみてください。
そして情報ください!笑
【追記】2021/4
現在は店舗はなく、ネットショップのみのようです。
Macha Barイチオシの「Hustle」とは?
HPを見ると、抹茶を主体としたエナジードリンクだそうです。斬新。
成分としては抹茶、さとうきび、レモンエキス、ライムエキス、緑茶エキス、乳酸、クロロフィリン(緑色の天然色素)、水となっています。(こちらもHPより)
内容物から想像すると…。
うーん、想像つかない…。
フルーティな抹茶…。
抹茶の濃さにもよりますね、これは。
抹茶と緑茶を混ぜている上にレモンとライムが入っているので、もはや抹茶ではないような…。笑
恐らく日本人の感覚からいくと「???」という味なのではないかと思います。
海外では緑茶に砂糖を入れているペットボトルが多いのと同じ感じかと。
台湾へ行ったときにスーパーで買った緑茶が甘くて驚いたことがあります。
タイやベトナムでも同様だそうですね。
日本人は想像しない飲み方で抹茶や日本の緑茶が広がっていっているのでしょう。
とりあえず、Hustleのようなドリンクを飲みたいのが茶マニア(筆者)です。
どなたか購入した際は教えてください!
結び
Macha Barが原宿に期間限定で店をオープンさせる記事は当時見ていました。
今回改めてMacha BarのHPを見た時に、缶商品の「Hustle」はアメリカ中のスーパーなどで販売されていることを知り、驚きました。
アメリカでは抹茶がすでにかなり受け入れられているのだと感じました。
Macha Barがヒットしてから、ニューヨークでは抹茶カフェが急増したそうです。
日本でも逆輸入的に抹茶カフェがどんどん増殖していますよね。
海外からの観光客向けに茶産地で特に増加しています。
前に本物の抹茶(仮)の記事を書きましたが、こうしたドリンクに使用されている抹茶は《日本古来の伝統的に作られている抹茶》ではないと思いますが、気軽にたくさんの方に日本の茶に興味を持ってもらえるというのは個人的には嬉しいことです。
しかも、Macha cafe がイタリアに増殖中しているのも発見しました。
イタリアは確かにエスプレッソ文化ですから、食後に濃い抹茶を飲むのも違和感はないですね。
イタリアかー。
ぜひパスタに抹茶を練り込んで流行らせていただきたいです。←超勝手な願い
【追記】2021/4
こちらのMacha cafeもフードメニューが非常に充実していて、どちらかと言えば「日本茶カフェ」のような雰囲気になっています。
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