元お茶カフェ店主のまかないアイスティ!一番簡単に自宅で簡単に作れる方法!

アイスティ 紅茶


「アイスティの作り方」と検索すると山のようにレシピが出てきます。

暑くなると急にアイスティが飲みたくなるもので、筆者ももれなくその一人です。

元お茶カフェの店主である筆者は、まかないアイスティと店に出すアイスティは作り分けていました。

今回ご紹介するのは「自宅でアイスティが飲みたくなった時に一番簡単に作れる方法(その代わり細かいことは気にしない)」です。

ざっくり言うと濃い紅茶を氷入りのグラスに注ぐだけです。

アイスティ関連は以下もありますので、よろしければどうぞ。
▼参照記事:ティーソーダって?作り方とティーソーダ作りにオススメグッズ。
▼参照記事: 自宅で簡単ティーソーダの作り方!炭酸抽出方法をご紹介!
▼参照記事: 紅茶仕立てのティーカクテル?静岡割り?茶とアルコールの素敵な関係。
▼参照記事:元お茶カフェ店主のアイスティ!自宅で簡単に作れる方法!

簡単アイスティの作り方に必要なものは?

【用意するもの】

・茶葉
・沸かしたての熱湯
・ティーポット(急須、なければマグカップ等でも可)
・氷
・ポットから紅茶を出す容器(こちらもマグカップでもなんでもOK)
・飲む用のグラス

■通常のホットティの場合■

ティーカップ:茶葉(ティースプーン)=1:1

ティーカップ1杯(2g程度)に対して、150㏄の熱湯注いで蒸らす
※ティーバッグはティーカップ1杯に対して1袋です。

 

■簡単アイスティの場合■

ティーカップ:茶葉(ティースプーン)=0.5:1

つまり、茶葉の量は変えずにお湯の量を半分にして、濃い紅茶を作ります。

※茶葉の種類はアイスティに向き不向きはありますが、「なんでもいいから冷たい紅茶が飲みたい」という前提なので今回はなんでも良いです。

では、作りたい量を考えて、茶葉とお湯の量を逆算しましょう。

余らせたくなければ、グラスの容量を計ってみると良いですね。
500㏄でも1ℓでも下記の方法で作ることができます。

例)350㏄のアイスティが飲みたい(作りたい)場合
350㏄÷150㏄(ティーカップ1杯)=2.3333杯
2.3333杯×2g=4.6666g

お湯の量は茶葉1杯に対して150㏄の半分ですから、350㏄のアイスティが飲みたい場合はお湯の量はその半分である175㏄

茶葉の量は4.6666gなのでティースプーン2杯強
となります。
※5g程度くらいで大丈夫です。

では、実際の淹れ方は?

【淹れ方】
上記の例のように、350㏄のアイスティを作ります。

アイスティ作るグッズ

 

 

 

1、ティーポットに茶葉(ティースプーン2杯強)を入れる
2、沸かしたての熱湯を注ぐ(175㏄)
3、3分~5分蒸らす
4、グラスに氷を入れる
5、茶葉を濾しながら、もう一つの容器に移す
6、グラスに5の紅茶を入れて、かき混ぜる

アイスティ用ポット

 

 

 

 

アイスティ用紅茶グラスに注ぐ
3分後茶葉を別の容器に漉して移す

氷と紅茶
飲むグラスに氷を入れる

オンザロック
飲むグラスに注ぎ、勢いよく混ぜる

アイスティ

出来上がり!

ほーら、簡単!

結び

暑い夏にキッチンの空気がこもりがちで、ガンガンまかないアイスティを作って飲んでいました。
とにかく早く冷たいものが飲みたいので、毎回この方法で適当に手に取った茶葉で作っていました。

もちろん、店の告知をする写真を撮る場合、お客様に出す場合はもう少ししっかり計算して作っています。

クリームダウンしてしまったアイスティはお客様には出せないので…。

初心者向けの紅茶の本を見ても、ネットで調べても、クリームダウン(※最下部参照)が起こると…、アイスティに向いている紅茶はこれだ…等と細かく書いてあります。

でも、とにかくアイスティが飲みたい!と思ったときに「アイスティ向きの茶葉がないからできない」とか「クリームダウンしてしまった!失敗だ!」なんてつまらないなと思いません?←強要

料理だってそうですよね。
毎回本の通りに作るわけでもないはずです。

もちろん、本の通りにやってみることも大切です。
基本は大事だから。

でも、まずは作ってみよう、作ってみたけど失敗した、から学ぶものではないでしょうか。

第一クリームダウンしたからと言って飲めない訳ではないんですよ。
むしろ紅茶の味はしっかりと出てるくらい。

まずやってみる⇒クリームダウンした。
じゃあ、どうやってやったらクリームダウンしないんだろう。

このように考えながら、自分なりに美味しいアイスティを作り出す工程がこれまた楽しいのです。

すっかり冷たいお茶が美味しい季節です。(下へ続く)

 

 

 

 

ちなみに、クリームダウンはカフェインとカテキン類(タンニン)が結合して白く濁って見える現象です。

写真左がクリームダウンした紅茶。
白濁しているのが分かると思います。

クリームダウンと普通の紅茶

ミルクダウンとも言われるように、ミルクを入れた時のような色になってしまうため、一般的には透明なアイスティの作り方が紹介されています。

今回はクリームダウンをしたとしても、気にせず飲む(逆にミルクを入れてしまう)という前提でご紹介しています。

クリームダウンしないようにする方法についてはまた別の機会に。

アイスティ向きの茶葉というのも色々なところで販売されていますのでご参考に。

クリームダウンをしにくい茶葉をセレクトされていたり、ブレンドされていたりすることが多いかと思います。

アイスティ専用にブレンドされたティーバッグも販売されています。

いくつか試してみて、ご自分で一番美味しいと思えるアイスティを作ってくださいね。

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