水と茶との関係。ウォーターサーバーの水はお茶も美味しく淹れられる?




茶と水の相性、というのはお茶を淹れる人からすると永遠のテーマです。

筆者は一番初めに紅茶を好きになって、今は雑食(日本茶、中国茶、台湾茶など)です。

どの種類にせよ、茶の味を抽出するための大部分は水である訳ですから、茶に嵌まる人ほど水にも詳しいことが多いです。

かなり茶が好き、という人に会ったら聞いてみてください。
ほぼ確実に「水の成分が~」とか言い出します。(筆者はとりあえずそうです。。)

 

 

茶と水の関係

例えば日本国内で作られた緑茶は、

静岡で作られたものは静岡の水。
鹿児島で作られたものは鹿児島の水。
京都で作られたものは京都の水。

と、産地の水が一番相性が良いです。

生産者は作ったお茶をその土地の水で試飲します。
自分のところの水で一番美味しく抽出できる茶を作るわけです。

抽出するお茶の味は、硬度(ミネラル含有量)やミネラルのバランスが大きく関わってきます。
硬度についてはまた改めて記事を書きたいと思いますので、今回は簡単に説明します。

多くの方は日本は軟水だと知っています。
イギリスは硬水だ、というのも聞いたことがあると思います。

硬度というのは水の中に含まれるミネラル分が多いか少ないか。

つまり、
硬度が高い=ミネラル分が多く含まれる
硬度が低い=ミネラル分があまり含まれていない
ということになります。

とはいえ、実は正確に言うと日本全国どこでも軟水ではありません。
沖縄にはかなり硬度が高い水が出る場所がありますし、本州にも一部硬水のところがあります。

同様に、イギリス全土ではなく、ロンドン周辺はかなりの硬水ですが、北に行くほど(アイルランド方面)硬度は下がっていく傾向にあります。

そのため、その土地で販売する業者、例えばお茶屋さんなどがその土地の水に合うように茶葉をブレンド(合組)しています。

インターネットで茶葉を購入する際に、水の質が違うところの茶を購入すると、自分が住んでいる土地の水に合わないということがあり得ます。
もちろんセレクトしている方やブレンド(合組)を行う方の好みもあります。

店先で飲んだお茶が美味しいから買ってきたけど、家で飲んだらそうでもない、というような場合は実はこういうケースも隠れています。
海外の商品の場合は特にありますね。
筆者はしょっちゅう経験しています。
水にクセがある場所に住んでいるため。。

 

じゃあ、どこのお茶はどこの水に合うの?

一概には言えません。

静岡で作られているお茶が北海道の水で飲むとすごくおいしい、というケースもありますし、イギリスの紅茶を東京で飲むと美味しくない、ということもあり得ます。

一般的に言われるのは、

硬度が低い水⇒渋みや香りが出やすい
硬度が高い水⇒色は濃く味はまろやか

ということです。

ただ、このお茶美味しそうだな、とか先ほどの例の場合のように、お茶屋さんの店先で試飲して買いますよね。普通。

「鹿児島の緑茶だから、鹿児島の水を買わなきゃ!」とは通常なりません。

まずは気にせず、自宅の水道水を基準に飲んでみましょう。

自宅でお湯を沸かして、そのお茶を淹れてみた時に渋かったら、茶葉の量を調整すればよいのです。
淹れ方を少し工夫するだけで、同じお茶でも味わいはかなり変わります。

好みの味を見つけるのがお茶を楽しむ醍醐味です。

 

 

水道水でいいの?

 

最近は首都圏でも水道水がかなり美味しくなっていますよね。

特に顕著なのが「東京水」。
東京都採水の水をペットボトルで販売しています。

筆者は子供時代東京に住んでいたのですが、水道水なんてそのまま飲めたものではありませんでした…。
当時は浄水器もペットボトルの水もメジャーではなく、家では煮沸した水が大量に置いてありました。
それでもカルキ臭くて、不味かった…。

水自体は美味しくなったものの、どうしても浄水する際に入るカルキが気になりますし、今は地下水道管の老朽化問題も深刻化しています。

水を購入している方がほとんどなのではないでしょうか。

冒頭でお話しましたが、当然茶の味にも水の味は影響を与えます。
しかもかなり大きな割合で。

せめて浄水器を使うと水の味に左右されないで、お茶の味を抽出できると思いますよ。

 

お茶初心者向けの浄水器

 

水道水の味をそれほど感じない、という方には上記のような卓上浄水器を試してみるといいと思います。
水道水が無味だと思っていても、案外味があるのだとわかります。

筆者も以前これを愛用していました。
カートリッジだけ買い替えればずっと使えるので便利です。
しかも手軽な価格です。

 

据付浄水器

 

据付の浄水器が水周りに置けそうなら、こういった浄水器が一番楽ですね。
こちらの商品は、《水道水のみ》、《浄水》、《アルカリイオン水》などと使い分けができるので、長年人気です。

筆者も一時期使っていましたのですが、使い勝手は非常に良いです。
筆者はほとんど《浄水》のみでお茶を淹れていました。
カルキなどの違和感はほぼクリアにしてくれます。(場所にもよるかと思いますが)
でも実はアルカリイオン水信者の方には申し訳ないですが、アルカリイオン水はほとんど使いませんでした。。

 

ペットボトル

一番手軽に水を手に入れる方法です。
今は定期配送してくれるものもありますし、恐らく多くのご家庭がペットボトル購入なのではないかと思います。

個人的にはペットボトルが大量に発生するため、必要以上には購入しません。
ただ、災害時の保存水にもなるので良いですよね。
災害用に2,3本は置いておくようにしています。

 

 

最近話題のウォーターサーバーはどう?

 

ここ数年で当然のようにウォーターサーバーを色々なところで見かけるようになりました。
筆者行きつけの整骨院やリラクゼーションサロンはみんな使用していました。

あとは病院や薬屋でも普通に置いてありますよね。

見つけると、必ず飲んでみて、どこのウォーターサーバーの水がどのような味なのか探ることにしています。

 

 

こちらは、お茶仲間の知人の家に行ったときに置いてあったのです。
まず、従来のものと違うセンスの良さが気に入りました。
しかもスリム。

冷水温水使えるのは当然のことながら、筆者が一番気に入ったのは採水地。
二種類あるのですが、《富士吉田》と《南阿蘇》。
どちらも個人的にとても好きな水の味なのです。←超個人的

知人の家は《富士吉田》の水を使用していました。
というのも、その方が静岡出身だったから。
年配の方で、住んでいた当時は地下水を飲んでいたそうで懐かしい水の味だと仰っていました。

紅茶と緑茶を淹れたのですが、どちらも美味しく飲めました。
特に静岡の煎茶は美味しくなったような気がします。
思い込みかも知れませんが。笑

 

 

結び

 

実は、お茶を好きになってから水に対してこだわりを持ち続けています。
お茶が好きになってから20年以上の間に水の環境も変わり、自身の考え方も変わってきました。

ウォーターサーバーが出始めた時は、正直怪しいと思っていたのです。
多分プロモーションが鬱陶しかったためかと思われます。笑

ですが、2011年の東北大震災の時、今回の西日本豪雨。
決して他人事ではなく、いつ自分の身に降りかかってくるかも知れません。

上で紹介した、卓上浄水器はまず水がないとつかえない。
据付浄水器は電気と水道がないと使えない。
ペットボトルは予備として置いておくのは良い。

筆者も災害により断水した時どうしよう、と思った時からペットボトルの水は災害用に数本常備するようになりました。

多くの家庭でそうだと思います。

ペットボトルと合わせて、災害対策にウォーターサーバーはいいな、と改めて思ったのです。
機械自体は電気がなければ使えないと思いますが、水タンクはそのまま使えます。

 

 

しかも簡単に潰せるのが筆者にとってはものすごく魅力。

 

災害のことがなければ当然美味しい水が手軽に手が飲めるわけですし、日常から美味しいお茶も飲めます。

茶の抽出液のほとんどは水ですから、美味しい水で飲みたいものですよね。
お茶にこだわると同時に水にこだわってみると、よりお茶ライフが楽しくなりますよ。

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