テアフラビンたっぷりの「紅茶博士のテアフラビンのど飴」。テアフラビンの力で風邪を防ごう。

レビュー

この時期になると紅茶関係のお菓子等がたくさん出てきます。
というのも、11/1は日本紅茶協会が定めた「紅茶の日」。

スーパーでテアフラビンが豊富だという紅茶飴を購入してみました。
こちらの商品、昨年から販売されており興味があったのですがようやく買うことが出来ました。



テアフラビンとは?


参考:https://www.yskf.jp/research/theaflavin01.html

 

「テアフラビンのど飴」、という名前だけで何かに効きそうですよね。

テアフラビンというのは紅茶の水色(オレンジや赤)を構成しているポリフェノールの一種です。
緑茶にはカテキンが含まれていますが、カテキンが葉の中にあるポリフェノールオキシダーゼと酸素と結合し、酸化反応してテアフラビンが出来ます。
他にも有名なものですと<テアルビジン>があります。

半発酵と言われる烏龍茶や全発酵と言われる紅茶は酸化酵素の力を利用して作られますので、テアフラビンが多かれ少なかれ含まれています。(製法等によって多い少ないがあります。)

テアフラビンには4種類あり、カテキンと機能性は似ていますが、緑茶のカテキンより15倍~20倍ほどの抗インフルエンザウィルス効果もあると言われています。

抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗メタボリックシンドロームなどなど。
まだまだ判明していない機能性部分も多く、今も研究が進められています。
※<テアルビジン>はテアフラビン以上に正体不明のようです。

テアフラビンのど飴にテアフラビンはどれくらい含まれているの?

こちらの飴はテアフラビンが1袋80gあたり、10.32㎎入っているそうです。
1粒(3.3g)当たりは0.4㎎…

この量が多いのか少ないのかが分かりません…。
調べていたら、2012年に「鳥取県産業技術センター研究報告」の≪高機能紅茶飲料の開発≫という論文にぶつかりました。

こちらの研究を見ると、「紅茶1gを熱湯で5分間抽出し、最終液量を100㎖として高速液体クロマトグラフィーで分析」とのこと。

7種類の紅茶がある中で、この抽出液中のテアフラビン4種の含有量は(ノンカフェインを除くと)7.5㎎~20㎎。

非常にざっくりですが、一袋で紅茶100㎖飲む程度のテアフラビンが摂取できると考えられます。
これなら、大量に紅茶が飲めない方でも飴を舐めることで代用になるということでしょうか。
ちなみに、ティーカップ一杯の量はおよそ140㎖~150㎖です。
※1粒当たり2.3㎎のカフェインと13kcalの熱量も摂取されます
※間違えていたらご指摘ください




舐めてみた

原材料:水飴、グラニュー糖、紅茶/l-メントール

メントールはおなじみのすっとする味(香り?)です。
湿布薬の軽いバージョン。
ちょっとだけスースーします。

榮太樓總本鋪の飴ってどれも好きです。

筆者はこちらの飴、非常に愛用しております。
ちゃんと不自然じゃないお茶の味がするんだよねー。

一時期喉を使う仕事をしていた時、常に≪日本の茶飴≫を持ち歩いていてから癖になり。
乾燥しだすこれからの時期は必須です。

≪紅茶博士のテアフラビンのど飴≫も、きちんと紅茶の味がするのですよ。
紅茶はスリランカのディンブラを使用しているとのこと。

紅茶の飴、というと大体がアールグレイの香料のイメージなのですがきちんと≪紅茶≫の味がします。
※ちなみに筆者はアールグレイも大好きです。

そして、少しだけすっとしたのど飴の感じが加わって、テアフラビンがどうこうより、ただ単純に美味しい…。

こういった機能性表示系のものって、味があまり…(略)ですが、美味しいです。
飴としてもらったら、嬉しいレベルです。

さすが、榮太樓總本鋪!
裏切らないですね。
※回し者ではありません

結び

紅茶味、というとあれこれ食べてみたり飲んでみたりするのですが、それで満足してしまうことが多いです。

ですので、こういうところでレビューを書くのは、かなり気に入ったものだけです。
恐らく、本気の紅茶好きな方にも気に入っていただけるのではないかと思います。
いえ、あくまでも筆者の好みですので、お口に合わなくても文句は受け付けかねます…。(弱気)

紅茶を30分に一回など、一口でも口に含んで飲み込むだけで、喉が潤い、殺菌効果があると言われています。
喉から入りやすい風邪の菌やインフルエンザウィルスの侵入をを予防できる可能性があります。

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喉が弱い筆者は、必ずマイボトルにお茶を淹れ、飴を持ち歩くようにしています。
圧倒的に風邪をひくことが減りました。
(ちなみにインフルエンザは未だにかかったことがありません)

これからの時期のお出かけのおともに是非!

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