寒い時期にはとっておきのチャイを。甘くてスパイシーなチャイの作り方をご紹介!

チャイ 紅茶

朝起きると寒くて布団から出られない冬。

温かくて、甘くて…。
マグカップにたっぷり注がれたチャイを想像しただけで涎が出ちゃいます。

ちょっと頑張ってチャイを淹れてみましょう。

チャイとは?

筆者は長らく煮込みのミルクティを「チャイ」と言っています。

他にも「シチュードティ」や「インディアンミルクティ」というような名前もあります。

「チャイ」と言ってしまうと、スパイスたっぷりのインドの飲み物を想像する方がほとんどだと思いますが、スパイスが入っていなくてもミルクで煮込んだものは「チャイ」と呼んでいます。(きっぱり)

シナモンを入れたものは「シナモンチャイ」。
マサラスパイスを入れたものは「マサラチャイ」。

と筆者は定義しています。

販売している茶葉でスパイス入りの「チャイ」と名前がついているものもありますので、別にいいのではないかと。
例えばこちら。


というか、そもそも「チャイ」は「茶」の意味ですからねーという認識。

筆者の「チャイ」の作り方はこんな感じですというご紹介ですので、ご参考までに。

【用意するもの(カップ2杯分くらい)】

・手鍋
・水 150㏄
・茶葉(CTCの細かいものがおススメ) 12gほど
・牛乳(ノンホモの低温殺菌牛乳がおススメ) 300㏄
・砂糖 大さじ2杯ほど

ミルクティ用茶葉
今回使用したのはケニア、アフリカ(マラウィなど)のCTCを混ぜ合わせたものです。(なぜならそれぞれ3gずつくらいしかなかったから(笑))

こういったコロコロとしたCTC製法の紅茶がチャイには合います。
(大きい葉のものでも出来ますが、CTCだと抽出が早いこと、味がしっかりしていることがありますのでおススメです)

結構量が入って安いので、ざぶざぶ入れて飲みましょう。

【作り方】

鍋でぐつぐつ
①まずは手鍋に水と茶葉を入れて煮立つまで待ちます。

煮立ったところに砂糖を入れて、1分ほど弱火で煮立たせます。
スパイスを入れるならここで投入し、一緒に煮込みます。

ミルク投入
②ミルク投入
筆者の好みだと「ノンホモの低温殺菌牛乳」で作るのがおススメですが、毎日飲むと経費(?)がかかるので一般的な「UHT牛乳」を使用します。

あくまで筆者の好みの問題ですが、低温殺菌牛乳で作ったチャイの方が口当たりがさっぱりとします。

濃厚なミルク感を味わいたい場合はあえてUHTを使用しますが、口当たりさっぱりチャイの方が筆者は好みです。

※「ノンホモの低温殺菌牛乳」は脂肪球の大きさを揃えずに(ノンホモジナイズド)63℃~65℃くらいで30分殺菌しているもの。(75℃で15秒殺菌のもの等もあります。)
「UHT牛乳」は一般的にスーパーで売っているもの。120℃~130℃で2,3秒殺菌。

▼参照:筆者お勧めの本①‐「人とミルクの1万年」‐
▼参照:紅茶のミルク後入れ派が8割?!2003年王立科学協会の発表から15年


ぶくぶく混ぜる
③インド風にかき混ぜる
インドのチャイ屋で見るとお玉でがちゃがちゃとかき混ぜていたり、お玉で上から下に落としていたりするので真似をしています。
こうすると味がまろやかになるとかなんとか。でも確かにまろやかに感じます。

ミルク注ぐ
④空気を含ませながら茶葉を濾し、器に注ぐ
インドのチャイはあまーくて、ぬるいです。
空気を含ませながら高い位置から注いであげると丁度良く冷めて飲みやすくなります。
容器を二つ持って、何度か移すパフォーマンスを見たことがある方もいると思いますが、あれは温度を下げる効果もあるようです。

最近はありがたいことにこういった動画が見られますよね。
自分がお茶に興味を持ち始めた頃はまだ動画なんて当たり前じゃなかったんだよなー。

チャイたっぷり
⑤完成
これで2人分くらいあるのですが、筆者はがぶがぶ飲みたいので500㎖入るこちらのグラスを愛用。


このグラスは耐熱で割れにくいので、夏はアイス、冬はホットで年中使えます。

カフェで利用している人も多く、筆者も使っていました。

何年も経っているのに割れずにいまだに使っています。
非常にお気に入り。

結び

トップ画像の茶色い器はクリと言う素焼きの器です。

昔はこれにチャイを入れて、そのまま投げ捨てて土に返したらしいのですが今はほとんど見られないようです。

グラスだったり、プラスチックだったり。

牛乳ではなく豆乳で「ソイチャイ」も作れます。
ソイチャイを作るなら個人的には「調整豆乳」がおススメ。
「無調整豆乳」だと豆感が強すぎて、スパイスなどを入れても豆に負ける感じがします。

また、手鍋でチャイを作ると洗うのが大変…という方も多いと思います。
確かにこびりつくので落としにくいです…。
その場合は「だしパック」などに茶葉とスパイスを入れて煮込んでもオッケー!
チャイ用のティーバッグなども販売しています。

【追記】2021/1/11
最近は素焼きのクリを使用しない、と書いていますがマイクロプラスチック問題から逆に昔に戻りつつあるという記事を最近読みました。

コロナの影響などを考えるとどちらが良いのかは分かりませんが…。

▼参照記事:ティーバッグのマイクロプラスチック問題とは?ティーバッグで茶を飲むのは危険?
▼参照記事:プラスチックストローが禁止?どうなる台湾のタピオカミルクティ!



煮込まずに、電子レンジで作る方法もあります。
やり方は色々あるので検索してみてください。

筆者はマグに水とティーバッグを入れてレンジで温め、その後ミルクを入れてさらにレンジで温めて作る方法でやってます。

チャイの作り方は検索すればいくらでも出てきますので、ご自分に合った方法で作ってみてください。
慣れればとっても簡単。

体がホカホカ温まって、パワーが湧いてきます。

寒い朝に是非どうぞ!

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