伊藤園と言えば、お茶好きな方でなくとも知らない人はいない超大手茶企業ですが、最近茶業界を沸かせるようなキャンペーンを立て続けに行っています。
少し前に「茶畑エクスプレス」というキャンペーンが行われました。
大手茶会社がこういった「製茶」に目を向けて行うキャンペーンには度肝を抜かされました。
小さい単位で製茶体験を行っている農家や茶関係者は多くいるものの、こうして大手企業が茶畑と生葉に着目したキャンペーンって今まであっただろうか…と。
「茶畑エクスプレス」のキャンペーン内容が良く分かって、非常に面白かった記事がこちら。
▼参考記事:【実録】摘みたての茶葉からお茶を作ろうとしたら「伊藤園」のヤバいやつに激ギレされたでござる
さすが伊藤園…と唸ったのはつい最近のこと。
早速第二弾が行われるというので張り切って応募したところ、見事当選しましたので今回はやってみたよブログをお送りします。
今回のキャンペーンはどんなもの?
▼引用:伊藤園ニュースリリース
ここでハッと気づかされます。
このキャンペーン続き物じゃない???
最初の「茶畑エクスプレス」は生葉からお茶を作るところまで。
今回の「真夏の火入れ大作戦」は完成したお茶を仕上げるところまで。
ん?
次は何が来るんだ???
秋にもイベントを考えているとのことなので、「熟成」か…???
来年は烏龍茶や紅茶も来るかも知れん…。
さて、今回の「真夏の火入れ大作戦」キャンペーンに応募して、当選した人にはこれらが届きました。
大盤振る舞い…!
さすが大手伊藤園…!!!
荒茶(仕上げ加工する前の茶葉)が100gが入っており、これを自身の手で仕上げて飲んでみるためのセット一式です。
届いたものを一つ一つ開封していたところ、今回何より目についたのが「Ocha SURU? Glass Kyu-su 01」が含まれているというところでした。
販売され始めた時にニュースで見ていまして、伊藤園が随分とオシャレなものを作ったものだと感心していました。
果たしてこれは急須か?という疑問は持っていましたが、スタイリッシュですし、若い方たちがどういった感想を持つのか使い勝手を確認してみたいと思っていたのは確かです。
それが付いてくるなんて…!!!
神様仏様伊藤園様!!!(人”▽`)
という訳で仕上げ加工のレビューそっちのけでまずはこちらの「Ocha SURU? Glass Kyu-su 01」のレビューから参ります。
Ocha SURU? Glass Kyu-su 01について
いやいや、お洒落すぎるだろ。
このイベントのターゲットは20代30代の若者ということなので、若干(相当)オーバーしている筆者にはオシャレが眩しすぎます。
こちら、このように分解して使います。
一番左(蓋になっていたもの)が急須代わりです。
茶こしと容器が3個。
茶海と湯呑代わりに使えます。
では実際に淹れてみましょう。
今回は折角なので、仕上げする前の荒茶を淹れてみることにしました。
あー、オシャレ(語彙力…)
Ocha SURU? Glass Kyu-su 01の使い心地はどう?
Ocha SURU? Glass Kyu-su 01を使用してみて、正直に思ったことを。
【メリット】
1,とにかくオシャレ
2,スタッキングできるので邪魔にならない
3,水色や茶葉の様子がよく見える
4,ガラスの耐熱温度が‐40℃~350℃なので温冷気にせず使いやすい
【デメリット】
1,急須部分の蓋がないので抽出が甘い?
2,液だれしやすい
デメリットとして挙げたのはあくまでも急須と比べた時のことです。
蓋なし急須というのも最近はありますし、実際飲み比べをしないと分からないところではあります。
筆者のように蓋付き急須に慣れている人間からすれば、若干使いにくく感じますが、まぁそれは慣れのような気もします。
しかも、こちらのガラスは元々実験用の理科学用ガラス機器を作っていたインドの老舗ガラスメーカーが手掛けており、強度や耐熱性も抜群です。
メーカー名は知っていたものの、グラス自体は持っていませんでした。
今回使ってみて非常に使い勝手が良いことが分かりました。
グラス単品でも販売されているので購入したいと思います。
▼shop:VISION GLASS
ビジュアル重視、インスタ映え等を考えれば、とても良い商品だと感じます。
オシャレに敏感な若者の心を捉えること間違いなしです☆←この辺がセンスなし
余談ですが。
筆者はガラス製品が非常に好きでして、ガラス製品でお茶を淹れるのも好きです。
というのも、水色が綺麗に見えるということや、茶葉が膨らんだり泳いだりする様がしっかりと見ることが出来るので、お茶初心者の方にはガラスの茶器をお勧めしています。
こちらは紅茶用のポットですが、価格も安く、中身も確認しやすいのでとてもおススメです。
ガラスの場合は湯温が下がりやすいのでお勧めしないという方もおられますが、筆者は初心者の方にはこういったものが良いと思っています。
他にも最初から良いものを使うことが大事だという声も聞きますが、お茶を飲みなれるうちにどんどん茶道具を揃えたくなりますし、色々な茶器で試したくなるものですから、初期投資は控えめにというのが筆者のモットーです。
金銭的な問題でお茶飲みたくなくなるなんて悲しすぎるからね。
結び
今回は伊藤園の「夏の火入れ大作戦」当選者がもらえたOcha SURU? Glass Kyu-su 01について書かせていただきました。
煎茶堂東京の透明急須も気になっているのですが、こちらも使ってみたかったので本当にうれしいです。
ありがとうございます。
▼参照記事:煎茶堂東京のTOKYO TEA JOURNALを満喫!ー椎茸と茶の炊き込みご飯も作ってみるー
次回は実際に茶葉を火入れした時の様子を書いていきたいと思います。
大手だからこそできることだとはいえ、この夏の終わりに子供と一緒に楽しめるとても楽しいキャンペーンです。
しかもこんなに豪華なプレゼントまでいただけて感謝ばかりです。
筆者は伊藤園の社員の方にお世話になり、某インストラクターに合格できたという過去がありまして、伊藤園には頭が上がりません。
さすが伊藤園…としか言えません。
全然まとまりませんが、次回も是非読んでやってくださいませ。
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