埼玉県のお茶淹れ専従職員についてまとめ。お茶淹れ専従の仕事はありかなしか?

埼玉県の県議員らに県議会にてお茶淹れだけを行う女性が7名雇用されており、その慣例を廃止することになったというニュースが少し前に流れました。

2018年は年間37万円人件費がかかっていたとのこと。

お茶に関わる仕事をしている筆者としては若干複雑な気持ちでこの記事を眺めていました。

節税という意味では不要な存在かも知れませんが、お茶淹れ専従の職はいらないものでしょうか…。

筆者の勝手な意見も交えつつ少しまとめてみたいと思います。




埼玉県のお茶だし専任職員廃止の概要

伝えていたニュースによると埼玉県議会では、県議らにお茶を出す専任の職員を日雇いで計7名雇用していたということです。

雇用されていた7人は50代~70代の長期経験者の女性。

仕事内容としては埼玉県議会の常任委員会と特別委員会の時だけ、県議たちにお茶を出していたようです。

急須でお茶を淹れて、審議が始まるとお茶を配布。
審議中断の際は、すぐにお茶を交換し、審議終了後湯呑を回収する、というような内容の仕事だったとのこと。

その慣習はどうやら20年以上前から続いていたようです。

こちらのお茶淹れ専従職員の雇用を先日の埼玉県議会、常任委員会などで廃止することが決まりました。

冒頭に書きましたが、2018年の雇用費は37万円。
時給がいくらかまでは分かりませんが、令和元年10月1日以前の埼玉県の最低時給は898円(現在は926円)。

1人当たり年間5万円程度と考えるとそれほど大きな金額ではありませんが、税金を使って議員たちにお茶を出す必要があるのか否か、と問われると筆者も言葉はありません。。

バブルをかすった程度の筆者ですが、その辺りに発生したのではないかと勝手な推測…。
なぜならバブル最中に議員選挙(だったはず)の手伝いで結構良いアルバイト代をもらえたから。(しかも楽だった…)




他の県はどうしているの?


J4daさんによる写真ACからの写真

倉敷市の議会議員の方がこちらのニュースをブログに取り上げていました。
▼参照:【倉敷市議会議員】さいとう武次郎・お茶出し専従職員廃止のニュースにびっくり!

「随分前」と書かれているため具体的にいつからいつまで続いていたのかは分かりませんが、常任委員会や特別委員会ではお茶出しが行われていたとのこと。
ですが、専任職員がいた訳ではなく議員事務局職員が行っていたそうです。

今はマイボトルを持って歩くようにしていると仰っています。

今回の廃止は狭山という有名なお茶処を抱える埼玉県でのお話ですので、他のお茶処はどうなのかが気になるところです。
他の産地の県議会では同様の職員はいないのでしょうかね?

若干話が逸れますが、マイボトルを持って歩くとカフェなどでお茶や珈琲を安く淹れてもらえるサービスを行っているところもあるのでお得ですよ。
▼参照記事:熱中症予防に「給茶」や「お茶Bar」!お茶屋さんで色々なお茶を楽しもう!

そういえば朝の情報番組でも扱っていましたが、特に最近の若い女性はカバンが小さいためとても小さいステンレスボトルが流行っているそうです。


テレビでも「薬を飲むときだけ」「哺乳瓶用に」という女性の声があり、なるほどなぁと思った次第です。

とはいえ、筆者にとってはかなり足りないのですが、このステンレスボトルを5本ほど購入して、5種類のお茶を淹れて職場に持っていったら幸せだなぁと思いました。

仕事していても、気分によって飲みたいお茶って変わりますよね?ね?(強要)

お茶淹れ専従職員は廃止したとしても、お茶を積極的に飲んでもらいたいがための筆者の妄想

■議員の方へのお茶淹れ教室


HiCさんによる写真ACからの写真

議員の方が50代~70代くらいだとするとまだまだお茶を日常的に飲んでいた(飲んでいる)方も多いと思われます。

「誰かに淹れてもらう」ではなく、「自分で美味しく淹れる」ための方法を議員の方にレクチャーするというのはいかがでしょうか。
もうやってたらごめんなさい…。

日本茶インストラクター、紅茶インストラクター、中国茶インストラクター、様々なお茶淹れのプロの方がいらっしゃる訳ですから、そういった方たちがマイボトルに淹れるための美味しいお茶の淹れ方を全国でレクチャーしてくださったら、お茶の啓蒙にもなりますし、大きな宣伝にもなりますよね。

■議会の会場内にプロの方がお茶を淹れてくれるコーナーを作る

これは少し前に「バリスタ常駐型社内カフェ導入支援サービス」を行っている会社記事に影響を受けています。
▼参照:なぜオフィスにバリスタが常駐するのか?『Garden』の考える「人がつなぐ」情緒的価値

こちらの会社の大本は「東京茶寮」という日本茶事業も展開しており、珈琲のようにハンドドリップをして茶を淹れるという独特なスタイルで人気を博しています。

バリスタ常駐型社内カフェ導入支援サービスでは、オフィスにバリスタが常駐してスペシャリティコーヒーを従業員は100円、200円程度で飲むことが出来るそうです。(福利厚生の一環としているため)

素晴らしい試みだと思います。

最近は会社内にカフェを併設しているところも増えており、仕事中にお茶や珈琲を飲んで一息つく、というのはこれから当たり前になるものと思います。

それならば、前述したお茶のプロの方たちをお呼びして、議会中や議会の合間に淹れたての美味しいお茶を飲んでいただくというのはどうでしょうか。
出来れば税金は使わないでいただいて…。

特にお茶処ではそういうことを積極的に行っていただけたらいいのに、と勝手ながら思います。(すでにやっていたらゴメンナサイ…)

例えば、静岡県の掛川市では「掛川市緑茶で乾杯」条例を発令しています。
まず最初の一杯は「緑茶割り」などで乾杯!
それなら、議会で淹れたてのお茶を飲んでも良いですよね!ね!(強要二回目)



そして、是非お茶の良さを偉い方から積極的に伝えてほしいものです!!

▼参照記事:「宇治茶の普及とおもてなしの心の醸成に関する条例」、「府『宇治茶』新条例」(仮称)とは?

結び

お茶を愛してやまない筆者としては、お茶淹れ専従職員制度はありだと思います。
ありだと思いたいです。

お茶を飲まない方たちから見れば、「淹れたてのお茶を淹れるだけの人に我々の税金を使うなんて!」と思われるかも知れません。

確かにそこは否定はできません。

ただ、世界のお茶の国では職場でティータイムがあり(今もあるのか実際は存じ上げませんが)お茶を飲みながら雑談するという時間を大切にしているそうです。

一時仕事から離れて、お茶(珈琲)を飲むことで息抜きになり、仕事の効率が増すという考え方が普及し、職場でのティータイムが今後より日常的なものになることを願うばかりです。

個人的な意見ではありますが、議員の方たちが仕事の合間で美味しいお茶を飲むことで、より良い市や県の運営をしていただけるなら嬉しいことです。

今回職を離れることとなったお茶淹れ専従職員の方たちが、今後も美味しいお茶をたくさんの方に振舞っていただけることを祈ります。



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